本校は福島県の北東部、伊達市梁川町に位置し、地区のほぼ中央を阿武隈川と広瀬川が流れる、豊かな自然に囲まれた小学校です。
　現在の校舎は平成２７年に移転新築され、周辺をスクールコミュニティゾーンとして位置づけ「梁川認定こども園」や「やながわ放課後児童クラブ館」とともに整備されました。また、地域の活動拠点としての市民開放エリアが設けられています。
　平成２９年度には、五十沢小学校、富野小学校、山舟生小学校、白根小学校、大枝小学校の５校と統合し、新たな伝統を築き始めています。

明治　6.　6.　6　公立梁川小学校創立（梁川村字旧陣屋５）
　　 20.　4　　　梁川高等尋常小学校と改称
　　 25. 12　　　梁川尋常高等小学校と改称
大正　9.　9　　　講堂落成
昭和　2.　6　　　校歌制定
　　 16.　4　　　梁川町国民学校と改称
　　 22.　4　　　梁川町立梁川小学校と改称
　　 23.　4　　　ＰＴＡ創立、新校舎落成、学校給食開始
　　 28. 11　　　創立８０周年記念式典挙行
　　 35.　5.　2　新校歌制定
　　 41.　4　　　梁川幼稚園併設
　　 41. 10.　4　屋内体育館竣工
　　 43.　9. 30　新校舎竣工
　　 48.　6. 17　創立百年祭記念式典挙行
　　 54. 11　　　梁川城跡校庭発掘調査
　　 55.　3. 31 「心字の池」復元完成
　　 63.　3. 16 「少女の像」建立
平成 13.　6.　1　コンピュータ室、校内ＬＡＮ設備完成
　　 17.　8　　　新コンピュータ室、図書室改修工事完了
　　 18.　1.　1　町村合併により伊達市立梁川小学校に改称
　　 23.　3. 11　東日本大震災
　　　　　4.　6　梁川中学校にて授業再開
　　　　　5. 30　梁川中学校と梁川高校に分散しての学校生活開始
　　 24.　2. 27　仮設プレハブ校舎（菖蒲沢）での教育活動開始
　　 25.　3.　8　梁川子ども見守り隊発足
　　 27.　2. 16　仮設校舎とのお別れ式
　　　　　3.　2　新校舎開校式
　　　　　3. 30　プール完成
　　　　　9. 30　校庭完成
　　 29.　4.　1　五十沢小・富野小・山舟生小・白根小・大枝小と統合

　梁川小学校の旧校舎の所在地であった小高い丘は、梁川城跡にあたる。
　校庭のまわりの土塁あとの土手には桜の名木が並び、春には見事な花を咲かせるため、この丘を「桜が丘」と呼ぶ所以となっている。
　江戸期の絵図を見ると、このあたりから茶臼山にかけて桜並木が描かれ、古くから桜の名勝として親しまれてきたことがうかがわれる。
　おそらくはこの由緒ある桜の花をあしらって本校の校章が定められたものと推定される。

　　作詞　大友　文樹　　作曲　仁志田正衛

一、桜ヶ丘の　お城あと
　　清く明るい　学び舎に
　　風雪越えて　元気よく
　　手を取り励む　朝な夕
　　あげよう旗を　この意気を
　　ああ誇りの　梁川小学校

二、広瀬の川を　見おろして
　　強くいそしむ　丘の上
　　桑の葉かげに　肩ならべ
　　優美さ写す　心字池
　　進もう道を　正しさを
　　ああ輝け　梁川小学校

三、仰ぐ霊山　吾妻山
　　高く希望を　胸に抱き
　　丈夫な身体　磨きつつ
　　楽しく学ぶ　幸福ここに
　　飾ろう窓を　故郷を
　　ああ美し　梁川小学校