最新更新日:2017/03/31
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平成28年度 大枝小学校修了式 〜校長式辞〜

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 各学年の修了証書を手にした16名の皆さん、各学年の修了おめでとうご
ざいます。「修了」には「その学年にふさわしい児童としての学力と体力、そして心を身につけました」という意味があります。だから、修了証書は今年1年間の小学校での生活を一生懸命がんばったその証明であり、それを全員が手にしたことはすばらしいことです。大事にしてください。
 1学期「学校に休まないで登校する」2学期「「チャレンジ」しっかり目標を持ち、失敗を怖れないで挑戦する」 3学期には「努力を積み重ねて自分のめあてが達成でき、自分に自信を持つ」ということをお話ししました。がんばったところに手を挙げてください
 1学期のめあてに手を挙げた人は、心も体も健康な人です。そして家族や先生のお話をしっかり守ったり、友だちと仲良くできたりする人だと思います。1年間欠席ゼロの人は7名もいました。すばらしいです。
 2学期のめあてに手を挙げた人は苦手なことやいやなことから逃げる自分の弱い心に負けない強い心を持っている人だと思います。
 3学期のめあてに手を挙げた人は、自分のよさや力に気づき、それを発揮できる人、毎日の努力を怠らない努力家だと思います。
 1年生、あなたたちはすごい1年生だと思います。そのわけは、授業の様子を見て回ると、いつも真剣に目をきらきらさせて先生の話をしっかり聞くことができていたからです。いつも校長先生は感心していたし、うれしい気持ちでした。そんなふうにクラス全員ができる1年生の学級はないと思います。そして、挨拶もとても上手です。入学式で約束したことをしっかり守って生活できましたね。1年間本当に成長しました。立派です。
 2年生、あなたたちは、とても明るく、元気です。校庭で仲良く遊んでいる時、校長先生にも声をかけ、いつも遊びに誘ってくれました。また図工で作った作品をうれしそうに一人一人、説明してくれたこともありましたね。それぞれに工夫があり「みんなちがってみんないい」という言葉がみなさんにはぴったりだと思いました。誰に対しても同じように明るく接することのできるみなさんです。大枝小一番の元気なクラスです。
 3年生、あなたはとても学校生活を楽しんでいましたね。いろいろな集会などで劇を行っているときのすばらしい演技に驚きました。また、いつ教室に行っても4年生との生活も楽しそうでした。3年生は一人だけで、さびしいことも合ったかも知れませんが、そんなところは見せず、楽しさいっぱいの大枝小学校にしてくれました。梁川小学校では同じ学年の友達が増えます。きっと、大枝小以上にたくさんの友達ができると思います。
 4年生、あなたたちは、本当にしっかりものでした。最上級生である5年生とともに大枝小学校のいろいろな活動を支えていました。通学班では下級生の面倒を見て安全に気をつけて登校していましたね。毎日の大きな声でのあいさつから元気をもらいました。
 市の水泳大会、音楽祭での活躍、枝っ子祭りの発表などでは、精一杯、一生懸命な姿が多くの人の心を打ち、感動の気持ちや涙を与えていました。「小さな学校でもがんばれるやればできる」ということを証明してくれました。本当にありがとう。
 5年生、あなたたちは本当に立派です。決して大きなことは言いませんが、毎日の当たり前のこと、勉強、掃除、遊び等こつこつと行っていました。6年生がいない中、大変なことも多かったでしょう。それでも弱音も吐かず3人力を合わせ,委員会活動など一生懸命頑張りました。行事の計画、準備、後片付け等、いつもさりげなくやさしさを発揮したおかげで、楽しい学校になりました。男女が仲良く、気配りもできる、下級生に優しい5年生でした。4月からも、最上級生としてきっと梁川小でも活躍していることでしょう。とても楽しみです。
 いよいよ大枝小学校は3月31日で閉校です。そこで、これから皆さんが生活していく中でお願いしたいことについて四つお話をします。
1「健康」
 「健康」はいうまでもありません。健康であることは何事にもかえがたいものですが、普段は当たり前だと思っているためにあまり気づかず、けがや病気になって改めて感じることがあります。「健康に気をつけ、学校に休まないで登校する」このことを次の学校でも続けてほしいです。
2「自分そして回りの人を大切にする」
 このことは私たちが社会で生活していくためにとても大切なことです。私たちはとかく自分のことだけを考えてしまいがちですが、人は1人では生きられません。人と仲良くし周りの人たちと関わりながら生きていかなければなりません。周りの人を思いやる心を持ち、その心を形として表していくことが大切です。そして周りの人を大切にすることは、何より自分自身を大切にすることにつながります。合言葉は「私も大切、あなたも大切」です。
3「やらねばならない勉強・仕事があることの喜び」
 私たちは勉強や仕事に追われて、苦しいとかつらいと感じることが誰にでもあると思います。時には勉強や仕事がなければいいのにと思うこともあるかもしれません。でも、もし何もすることがない生活がずっと続けばとても寂しく悲しく、きっと生きる気持ちも失われていくことでしょう。「することのあるありがたさ」を改めて感じることが大切です。
4「大枝を大切に」
 大枝小学校と大枝小学校の思い出をずっとずっと大切に。そして地域を大切にしてほしいです。皆さんが毎日通った校舎や、大枝小での思い出は、辛いときや、苦しいとき、必ず元気の源になり、力を与えてくれるはずです。地域の催しにも積極的に参加しましょう。いつもの元気なあいさつもかわらずに。将来、大枝を背負って立つのは皆さんです。
 最後になりました。明日から春休みを迎えますが、春休み中、事故などにけっして遭わないようにしてください。この後、各教室で担任の先生のお話をよく聞いて、自分を守ってください。もう一つ、次の学年に向けて、今の学年の復習をしっかりやりましょう。そして4月の各学校の始業式に元気に登校してください。心から願っています。(一部省略)

大震災から、明日でもう6年

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 あの3月11日、マグニチュード9.0、最大震度7という観測史上最大の未曾有の被害を出した東日本大震災から、明日で6年。先週から今週にかけてテレビ、新聞等でも6年前を回想する番組が放送されたり、記事が掲載されたりしています。あれから6年。学校教育現場では、児童を安全に保護者の皆様へ引き渡すための方策が練られたり、下校途中でこのような状況に遭遇した場合の対処法について学んだり、様々な対応がなされ、安全な生活が営めるように変化をしてきました。しかし、福島県では、未だに休校の学校や他地区で運営されている学校があり、また現在も一万一千人を超える児童生徒が避難先で学校生活を送っている現状にあります。まだまだ大変です。
 そんな思いのある3月10日の今日、防災教育に関する講話集会を開きました。校長より「自分の命を守るためにどうすればよいのか」と題して話をし、大震災の被害状況の写真を見せながら「写真のような災害が発生したとき、どんな行動を取ることが大切か」について考えました。学校の校舎内であれば物の落下・転倒が想定されます。また、屋外であれば校舎の柱の崩れ、道路の亀裂、マンホールの突き出し、校庭の地割れ等の発生が想定されます。このような状況が発生した場合、6年前の震災の教訓で、子どもたちに意識してほしいことは「上から落ちてこない」「横から倒れてこない」場所を見つけて、できるだけ早く避難することです。そうすることが命を守ることにつながります。このことを徹底することについて意識づけをしました。
「震災を絶対に忘れてはいけない、そしてまだ続いていることを風化させてはならない、そしてそんな中でも前向きに自信を持って生きていこう」ということも併せて話しました。子どもたちも真剣なまなざしで話を聞く様子が見られました。 

心のこもった会でした 〜 ありがとう集会 〜

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 3月4日(土)穏やかな天候の中多くの保護者や地域の皆様をお迎えし、
児童主体による大きな行事では最後となる「ありがとう集会」を実施いたしました。
 今までお世話になった保護者・地域の皆様や職員、そして楽しく通った
「大枝小学校」に感謝の心を込めて、思い出発表、各学年の出し物、クイ
ズ、鼓笛、くす玉わりなどを行いました。(集会の前には閉校記念樹の植樹
式、緑の少年団解団式、集会後にはPTA全体会、学級懇談会も併せて実施
いたしました。)どの発表もすばらしく、心にジーンと来るものばかりで、
とても心のこもった温かな集会となりました。            
 早朝より学校評議員、保護者の皆様、地域の皆様にご来校いただきありがとうございました。そして16名の子どもたち本当にありがとう!
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