１１月２７日（木）５校時、６年生では、中学校の授業を体験するために、鏡石中学校から来ていただいた３名の先生による出前授業が行われました。中学校と同じ５０分間授業を体験しました。

　６の１では国語の授業が行われました。国語には「古典」という分野があることを知り、初めて歴史的かなづかいで書かれたお話にふれました。浦島太郎を音読し、授業の最後には暗唱に挑戦する児童もいました。

　６の２でも国語の授業が行われました。中学校で実際に使用している国語辞典を引き、「国語」ということばの意味や「ランドセル」「てんぷら」などの外来語がどの国から伝わったのかなどを調べました。

　６の３では、「誰をモデルにした肖像画でしょうか？」というクイズから歴史の授業を体験しました。「聖徳太子は存在しない？！」というお話を聴き、中学校で使われている歴史の教科書も少しだけ見せていただきました。

　はじめは「どんな授業なんだろう・・・？」と緊張して不安そうな６年生でしたが、中学校の先生方の興味深く楽しいお話にすっかり夢中になっていました。授業が終わると「中学校の授業って楽しい！」「ほかの授業も受けてみたい！」という声がたくさん聞こえました。中学校への期待を大きくふくらませた６年生でした。

　

　ムシテックワールドにて、理科教室がありました。クラスごとに分かれ、「蒸しパン作り」「牛乳パックで紙すき」「てこDEモビール」「化石のレプリカ作り」などに取り組みました。蒸しパンがふくらむ秘密やてこの原理を利用した飾りに驚いたり、サメの歯の化石などにふれたりし、「見たい！」「知りたい！」「触りたい！」という心をくすぐられたようです。

　最後は鏡石二小の６年生と一緒に「もしも空気がなかったら・・・？」というサイエンスショーを見ました。真空状態の中でふくらんだり縮んだりする風船やマシュマロを見て、普段は感じることのない「大気圧」を視覚的にとらえることができました。教室では体験できない実験を楽しく学ぶことができました。