イベントが行われたのは、小川町にある曙ブレーキ工業さんのテストコース「Ai-Ring」。最大傾斜角４４度というバンクやさまざまなアップダウンがあるコースを見学して、どのような体験ができるのか期待が膨らみます。

　このイベントはものづくりの楽しさと素晴らしさを知ってもらおうと、県内工業高校の生徒たち約２００人を招待して毎年行われています。
　勿来一中３年生４名も特別に参加。貴重な体験をたくさんさせていただきました。
　開会式では、イベントを立ち上げた東洋システム（株）の庄司社長や内堀福島県知事から挨拶がありました。

　イベントのお手伝いや復興支援に向けての寄付などを通じて交流を持った東洋システムさん。その庄司秀樹社長から震災後５年間継続して実施している「レクサスＬＦＡ＆ＭＩＲＡＩ体験イベントに」にお誘いいただきました。

　７月に行われたチャリティー・リレーマラソン東京で復興のための募金を行った生徒たち。そこで集まったお金をいわきバッテリーバレー推進機構に寄付させていただきました。
　バッテリーバレー構想とは、いわきに蓄電池産業を集約して発展させていこうというもの。震災前の姿を取り戻すだけでなく、さらに故郷を発展させていこうという考えに賛同した生徒たちが、代表を務める東洋システム(株)の庄司秀樹社長に東京の生徒たちから預かった寄付金を手渡しました。

　今回の出演は、平成２８年度ＮＨＫ杯全国中学校放送コンテストにおけるテレビ番組部門最優秀賞の報告がメインでしたが、来年２月に行われるパナソニックＫＷＮ映像コンクールに向けての意気込みも力強く語られました。
　文化祭の準備や受験など多忙な毎日は続きますが、３月にも日本一の報告ができるように番組制作をがんばろうと決意を新たにしていました。

　９月２７日（火）の１９時からＦＭいわきで放送されている「とべベティのヨーソローアタック！」に、報道委員会の３年生３名が出演しました。
　打ち合わせもリハーサルもほとんどない緊張の生出演でしたが、約１５分のスタジオトークではみんな笑いっぱなしの楽しいトークが繰り広げられました。

　勿来地区にない業種を希望した生徒たちは、平方面まで出向いて職場体験をさせていただきました。
　今回訪れた事業所さんの数は２９。お忙しい中、生徒たちの訪問を快く受け入れてくださった皆様に、この場を借りて感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
　なお、生徒たちひとりひとりが今回の体験を新聞にまとめました。１０月２８日（金）の文化祭で展示いたしますので、学校にお越しの際はどうぞご覧ください。

　消防署や図書館などの公共施設で様々な活動を行ったグループもあります。

　車に興味のある生徒たちは、車の販売店やガソリンスタンドで活動を行いました。

　さらにはコンビニエンスストアやお菓子屋さんで貴重な体験をした生徒もいます。

　飲食関係の職場で接客などを体験させていただいた生徒もいました。

　１年生の時から実施している興味・関心別活動の延長となる今回の職場体験では、生徒たちが希望する様々な種類の職場を訪問させていただきました。

　続いては医療関係の職場を訪問した生徒たちの様子です。

　３年生が９月１２日〜１４日に行った職場体験の様子を写真でご報告します。まずは小学校や保育園、幼稚園など教育・保育関係の職場で活動を行った生徒たちです。

　閉会式終了後には、今回お手伝いをさせていただいた東洋システム（株）代表取締役でイベントの主催者でもある庄司秀樹社長と復興支援についてお話をさせていただきました。
　２日間にわたって参加した生徒たちは、復興に向けて「中学生の自分たちにできること」の実践を、これからも継続していこうと誓いを新たにしました。

　そして迎えたフィナーレでは、出展ブースの企業やメインステージに出演したアイくるガールズなどと一緒に閉会式の舞台へ。たくさんの方々が訪れたイベントは大成功に終わりました。

　そして何と、ステージでアシモと一緒にフラダンスを踊るという貴重な体験もしました！

　この日はアリオス中劇場で行われた二足歩行ロボットの「ASIMO」のステージを見学。歩くのはもちろん、走ったりジャンプしたりボールをけったり…と、アシモの動きに釘付けです。

　お客さんが来てくれるか心配したものの、この日も子どもたちがたくさんブースに訪れました。シャボン玉や体験後のお菓子にみんな大喜びです。

　２日目はあいにくの雨模様。しかしイベントは実施ということで、たくさんのお客さんをお迎えするために準備を進めます。