そして１９時過ぎに迎えたフィナーレ。フラガールズ甲子園の優勝チームによる歓喜のフラが終わり、いよいよ長かったイベントも終了です。
　「夏休み最後の日に素晴らしい思い出ができました」「このような機会は一生にそう何度もないもの。本当にありがとうございました」見事にＭＣを務めた生徒たちが締めくくりました。
　翌日からは２学期がスタートですが、この日の経験はこれからの学校生活でも大いに役立ててほしいですね！

　日が暮れてもフェスティバルは続きます。このイベントは震災から３年がたってもまだ不自由な生活を強いられている方々への支援も目的の一つです。
　昼間のワークショップでたくさんの人がそれぞれの思いを込めてメッセージを書いたキャンドルに火が灯されていきます。「こうやって家族みんなで参加できることが何よりも嬉しいです」生徒たちの取材に参加者の方が答えてくださいました。

　今回のフラフェスは内容も盛りだくさん！フラの発表やハワイアンバンドのステージはもちろん、いわきにたくさんの人に集まってもらおうと、ご当地グルメのブースやフリーマーケットなどが所狭しと立ち並びました。
　報道委員の生徒たちは取材のためすべてのブースを訪れましたが、最近話題の「カジキバーガー」に興味津々。取材の後さっそく買い求めてその味を堪能しました。
　さらにはご当地ヒーロー「ジャンガラー」も登場！イベントの成功を願ってのファイティングポーズも決まってますね！

　今回進行を担当したのは、３年生の園部夏帆さん・大内悠里さん・安倍実咲さん。各地からやってきたフラチームの紹介や、ご当地グルメの紹介などを行いました。

　夏休み最後の日となる８月２４日（日）、アリオスで行われたフラガールズ甲子園に合わせて、お隣の中央公園ではサマー・フラフェスティバルが盛大に行われました。
　そのステージのＭＣを、勿来一中の報道委員３年生３名が担当。１０時から１９時過ぎまでの長丁場でしたが、たくさんのお客さんの前で堂々と司会・進行を行いました。

　そしていよいよ審査結果の発表。勿来一中の報道委員会が制作した番組は、ラジオ番組部門で優秀賞、テレビ番組部門で優良賞を受賞しました！
　全国の素晴らしい作品や発表に大いに刺激を受けた生徒たち。これからのアナウンス技能の向上や番組制作に向けて、指導助言を熱心にメモする姿が印象的でした。

　最後に行われたテレビ番組部門は、参加５２作品から選ばれた１２作品で決勝審査が行われました。
　勿来一中の作品は、新しく生まれる言葉と消えていく言葉にスポットを当てた作品です。

　参加６９作品の中から１２作品が決勝に進出したラジオ番組部門。勿来一中の作品は、第２次世界大戦中に勿来から放たれた風船爆弾をテーマにしたドラマ・ドキュメンタリーです。

　８月２０日（水）に東京都の千代田放送会館で、第３１回ＮＨＫ杯全国中学校放送コンテストが行われました。
　このコンテストは全国各地区の予選を勝ち抜いた中学生が参加するもので、アナウンス部門・朗読部門・ラジオ番組部門・テレビ番組部門の４部門で審査が行われます。
　勿来一中は全部門にエントリーをし、ラジオ番組部門とテレビ番組部門でこの日の決勝審査に進出することができました。

　フラガールの故郷いわき市。毎年夏の終わりに「フラガールズ甲子園」がアリオスで行われているのは、ご存知の方も多いと思います。
　今年は大会をさらに盛り上げようとアリオス周辺の平中央公園で「サマー・フラフェスティバル」が開催されるのですが、そのメインステージのＭＣ（司会・進行）を勿来一中報道委員会が担当することになりました。
　当日は地元でフラを学んでいる皆さんの発表のほか、県内各地の特産物を扱う出店の紹介、ハワイの高校生グループのフラの発表、そしてアリオスのステージで優勝したグループの紹介などが予定されています。
　実施されるのは夏休み最後の日となる８月２４日（日）の１０〜１９時。お時間に余裕のある方は、故郷いわきを元気にするイベントにどうぞご参加ください。