そして体育館内のシート敷きも自分たちで行いました。１枚１枚丁寧にテープでとめていきます。そしていよいよ３月１０日（金）は１〜３校時に最終の卒業式練習＆学年集会を実施します。その内容は…きっと体育館は３年間を懐かしむ涙であふれるでしょう。

　会場となる体育館の清掃も行いました。校舎内もふだん手が回らない昇降口やガラス窓の清掃も進んで取り組んでいました。

　完成した要項を見て、いよいよ卒業間近だと実感したようです。

　３月９日は県立２期試験の２日目。面接試験が行われた高校もありましたが、１日目で試験を終えた３年生の生徒たちは、卒業式に向けての準備を行いました。
　まずは卒業式要項などの袋詰めです。

　来週には卒業式を迎える３年生ですが、復興に向けた活動に進学後も継続して参加したいと心に誓っていました。
　＊左から遠藤　夢歩さん・北郷みなみさん・大平　茉奈さん（いずれも３年）

　勿来支所に戻っての閉会式では、遠藤夢歩さんがこの日の感想や復興に向けた思いなどを参加者の前で発表しました。

　その後参加者は道路沿いのゴミ拾いを実施しました。散乱するゴミの多さに、生徒たちは自分たちは捨てる大人ではなく拾う大人になろうと心に誓っていました。

　開会式が終わり、いよいよ桜の植樹のスタートです。生徒たちはいわきバイパス沿いの法面で作業を行いました。

　３月５日（日）に行われた桜の祈念植樹。勿来支所で行われた開会式では、主催者のＮＰＯ法人ハッピーロードネットの西本由美子理事長、そして清水敏男いわき市長から挨拶がありました。

　ＮＰＯ法人「ハッピーロードネット」が故郷の復興とこの地に帰る子供たちのために浜街道を桜が咲き誇る世界一の街道にしようと取り組んでいる「ふくしま浜街道・桜プロジェクト」。故郷の復興に向けて中学生の自分たちに何ができるかを実践している勿来一中の３年生が、昨年に引き続きこの活動に参加しました。