体育祭を終えた生徒たちの表情は、力を出し切ったという充実感にあふれていました。
　全校生徒による初めての学校行事は終わりましたが、来週には中間テスト、そして５月下旬からは中体連大会が控えています。しっかりと気持ちを切り替えて、次のゴールを目指してほしいですね！

　行事を自分たちの力で運営するのが中学校。今回も企画や運営を担当した本部生徒会役員をはじめ、指揮進行、審判、招集引率、放送音楽、記録賞状、救護、準備の各係の生徒が体育祭を感動にあふれたものにしようと尽力しました。
　雨の影響で全体練習も満足にできない中、それぞれの責任感あふれる取り組みが体育祭を成功へと導きました。

　大成功に終わった体育祭ですが、選手のはつらつとした態度はもちろん、運営に携わった各係のはたらきは素晴らしいものでした。

　それは選抜リレー終了後のこと。結果発表の際に、出場した選手全員が手をつなぎ、どのクラスの発表においてもお互いをたたえあったのです。レース中はライバルですが、終わってしまえば仲間同士。さらに退場時には、応援してくれた生徒たちや保護者の方々に感謝の気持ちを伝えました。体育祭始まって以来の光景に校庭は大きな感動で包まれました。

　最終種目は３年生による選抜リレーです。女子４人男子６人のスピードランナーがトラックを駆け抜けました。そして選手たちを応援する姿も感動的でした。

　２年生でも個人種目を実施しました。カードを引いて、指示されたボールをさまざまな道具で運びます。たまたま一緒になったペアで、うまく運べたでしょうか？

　勿来一中体育祭の伝統種目といえば「全員リレー」。各学年とも２チームに分かれてバトンをつなぎます。男女比や順番は各クラスの作戦で異なるうえに、テイクオーバーゾーンも４０ｍと通常のリレーの倍あるため、大きく順位が変動します。各クラスの応援にも熱が入りました。

　そしていちばんのハードなミッションは小麦粉の中のマシュマロ探し！このカードを引いたペアは顔を真っ白にしてマシュマロ探しにチャレンジしていました。
　それにしても顔も服も真っ白になりながら会場を大いに盛り上げてくれた先生方、本当にありがとうございました！

　もちろんハードなミッションもあります。手押し車やボールを背中にはさんでのランニング、そして棒を握っての背面走などもありました。

　続いては今年初めて実施された個人種目を紹介します。今までは団体種目のみで行われた体育祭ですが、生徒のみなさんの要望で今年から実現しました。
　３年生は「最後の思い出に先生と競技したい」という声が多く、生徒２人と先生１人が協力してゴールを目指す「恩師もつらいよ」を実施しました。
　手をつないでスキップ、フラフープに入ってのランニングなど、カードに書かれたミッションを行いました。

　続いての競技は、勿来一中の伝統競技「みんなでジャンプ！」です。各学年とも３分間での連続回数と合計回数を競いました。

　最後の団体種目は、３年生による「ナコイチムカデ競争」です。

　続いて行われたのは、１年生の団体種目「ナコイチライン下り」です。

　まず行われたのは、２年生の団体種目「ナコイチトルネード」です。

　５月１３日（金）に澄みわたる青空の下、体育祭が行われました。

　校長式辞、来賓あいさつ、教科書給与、新入生誓いの言葉などに続いて、吹奏楽部の生徒による校歌披露も行われました。
　いよいよ始まった中学校生活。早く慣れて充実した毎日を過ごしましょう！

　新入生９４名は、担任の呼名に対してみんな立派な返事で答えていました。

　桜の花も咲き始めた４月６日（水）、平成２８年度の入学式が行われました。

　始業式後には前期生徒会役員の任命が行われました。翌日の対面式や生徒会総会、体育祭などで中心的な役割を果たす役員のみなさんには、新入生がスムーズに中学校生活を送れるよう力を発揮してほしいと思います！

　続いて始業式が行われ、笹川育正校長の式辞に続き、２・３年生へ教科書の給与が行われました。