最新更新日:2019/02/23
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今学期も残り1ヶ月です。健康管理に留意しましょう。

心の輪を広げる体験作文

心の輪を広げる体験作文

「健常者と障害者との壁をなくすために」               1年 西 友夏

 私は、健常者と障害者との差別や溝をなくしていきたいです。
 健常者と障害者、私は、このように思います。体つきや発達、精神面が違っても必ず感情があると思います。「感情」という漢字には、どちらも心がついています。楽しい、悲しい、くやしい、誰でも「心」で感じたり、思ったりできます。しかし、そのことを分かっていながらも、差別をする人がいます。障害を馬鹿にしたり、抵抗できない人に暴力をふるったりと。差別する人が居ると、溝がますます深くなります。健常者が障害者のことをよく理解することが大切だと思います。おたがいの壁をなくすことが大切だと思います。おたがいの壁をなくすことにもつながると思います。
 小学生のころ、私の学校では、障害者の支援学校との交流会が一年につき約三回行われていました。交流会では、自己紹介をしたり、みんなでゲームをして楽しんだり、歌や踊りを踊ったりしました。自己紹介は、相手の得技や好きなものなどを聞いて、話のきっかけをつくりました。ゲームは、協力して行うものばかりだったので、自然と仲良くなり、絆が生まれました。こうしていると、障害などというのは、関係ないと感じました。相手が出来ないことは、助けてあげればいいことで、ほんの少しの助け合いをすれば、深かった溝がなくなります。なかなか心を開いてくれない人もいました。けれど、何度も話しかけていくうちに少しずつ相手から話しかけてくれるようになりました。私の経験から、自分の行動次第でいくらでも溝はなくせます。このような交流会があったので、今の自分になっていると思います。これは、健常者同士でもいえることですが、相手のことをよく理解し、自分が積極的に話しかけることが、壁をなくすためには大切なことだと思います。そうするとことで、相手も心を開きやすくなると思います。
 私は、健常者と障害者との差別がなく、おたがいわかりあえる社会になってほしいと思います。そのためには、健常者と障害者が向き合える機会を増やしてほしいです。そうしないと健常者から見る障害者の誤解がそのままであったり、障害者から見る健常者への誤解が解けないままになってしまいます。実際、向き合ってみると、イメージとは違うことがたくさんありました。会って、話してみないと何もわかりません。自分の固定観念を押しつけないで向き合ってみることが大切だと思います。向き当て見れば、新たな発見ができるはずです。
 今後、私は差別や溝がなくなるように、誰とでも笑顔で接し、健常者に障害者が話しかけやすいようにしていきます。おたがいを理解して、世界中の人々が「障害」という壁を乗り越え、笑顔で生活していきたいです。
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