1学期末にスクールカウンセラーとの研修会を実施しました。普段スクールカウンセラーの先生には給食の時間に学級訪問をしていただいたり、保護者の方や生徒達の相談業務にあたっていただいていますが、1回目の今回は先生方とアイスブレイクを通して交流研修を実施しました。事例研修も行う予定でしたが、熱心に先生方が取り組んだため時間不足となり、次回へ！教科指導に関する研修だけでなく、今後も生徒理解のためコミュニケーションやメンタルに関する研修に取り組んでいきたいと考えています。

　６月〜７月は「薬物乱用防止広報強化月間」ということで、全国で青少年を対象にした薬物乱用防止に関するイベントや会議等が開催されています。小名浜二中でもこの時期に【薬物乱用防止教室】を開催しています。
　今年度は茨城県から、【茨城ダルク　今日一日ハウス】の代表をしている、岩井喜代仁（いわい　きよひろ）氏をお招きしてご講演をいただきました。
ＤＡＲＣ（ダルク）とは、Ｄrug・Ａddiction・Ｒehabilitaition・Ｃenterを組み合わせた全国に８６施設ある薬物依存者の社会復帰施設です。岩井氏は全国の保護観察所や精神保健福祉センター、学校等で啓発メッセージを送り続けています。
今回も「使わないためのメッセージ」と題して、薬物依存の恐ろしさや薬物から自分の身体を守ること、誰に相談すべきか？薬物使用で失うもの等について、１時間にわたって熱く熱く生徒達に訴えていただきました。生徒達は身じろぎもせず真剣に話を聞き、講演後のアンケートでも「大変良かった！」と記入しています。
　この貴重な経験が、今後の生活や人生にしっかりと活かされ、健やかに成長していくことを願っています。