最新更新日:2024/04/18
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「10連覇の偉業〜名人、達人の域」

 いよいよブラジル、リオデジャネイロでのオリンピックが始まります。世界中がオリンピックをわくわくして待っています。私も選手の全力で戦う姿や試合後の勝者、敗者の姿にいつも感動し、時には涙するほど熱中して見ています。
 7月22日は福島県中学校体育大会のバレーボール大会の開会式があり、私も開催地の教育長として出席いたしました。さすがに県内各地の予選を勝ち抜いてきた選手の顔は自信に満ち、体からオーラが出ているようにも見えました。
 その大会のさなか、7月24日に全国高校野球選手権大会福島大会、「甲子園」出場をかけ、開成山球場で聖光学院と光南高校の決勝戦が行われました。手に汗握る素晴らしい試合でした。聖光学院は先行された後、同点に追いつくも8回表に2点を加えられ万事窮すにも思えました。しかしその裏、4点を入れ逆転し、見事、優勝を勝ち得ました。
 この決勝戦という舞台でリードされ、それをくつがえす聖光学院野球部の精神力、技術の高さ、私はただただ敬服するばかりです。私は剣道をしていましたが、師範が「道場と同じに普段の生活ができたらそれは名人、達人だ。」と話していたのを思い出します。師範自身も名人、達人の域など自分はとても及ばないと話していました。
 私は聖光学院の野球部員は名人、達人の域と思います。野球部員のあいさつ含め普段の立ち居振る舞いを見た時、そのことを強く感じるのです。選手を達人の域まで育てた監督、先生方に心から尊敬の念を持つのです。もうひとつ、聖光学院は甲子園出場10連覇の偉業を成し遂げました。地区の中体連大会でも連覇は難しいのです。聖光学院の10連覇は燦然と輝いています。達人だからこそできたと私は思っています。甲子園でも聖光学院の行動は別格です。観衆含め多くの人に感動を与えています。私達の身近に見習うべき聖光学院野球部があるということは本当に幸いなことと思います。あらためて「聖光学院高校野球部の甲子園出場そして10連覇に心より敬意を表しますとともにお祝い申し上げます。」

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