最新更新日:2024/04/30
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教室と修学旅行(社会)をつなぐ豊かな学びの発表!             〜堰本小学校学習発表会〜

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 去る6月22日(土)は、堰本小学校の学習発表会を参観してきました。
 児童会で話し合った結果、今年の学習発表会のテーマは「みんなが 最後まで 楽しく 学習の成果を出しきろう」でした。小学1年生は、まだ入学して2ヶ月半、その他の学年も新学年に進級して間もないとは言え、どの学年も学習の成果がしっかりと現われており、とても素晴らしいものでした。
 特に、6年生の発表は、さすが最上級生と思わせるもので、見ている人に大きな感動を与えるものでした。
 テーマは「サークル・オブ・ライフ」、このテーマは、劇団四季のミュージカル「ライオンキング」の冒頭に出てくる曲の名前で、「命は巡る」という意味を持っています。発表の内容は、東京への一泊二日の修学旅行で国会議事堂をはじめ様々な施設の見学や日本の伝統文化、そして素晴らしい技術などにふれたことを通して学んだことや感じたことをまとめたものでした。
 一泊二日の修学旅行は驚きと発見の連続で、児童たちは多くのことを考えさせられたようでした。さらに、この学習をとおして、地元、伊達市の歴史や文化についても振り返ることができたこと。また、命はつながっているだけでなく、命は文化をもつなげていることなどの気づきには感心させられました。また、ミュージカル「ライオンキング」の鑑賞も、大きな感動として児童の心に焼き付けられたようです。
 発表のエンディングは、今回の発表のテーマ「サークル・オブ・ライフ」の歌を、素晴らしい表現力と迫力で朗々と歌いあげ、私はお腹の底にズーンと響くような大きな感動を覚えました。「Nants’ Ingonyama」(ナーツィゴンニャー)という現地語(ズールー語)のフレーズは、灼熱の広大な大地「アフリカ」そして「サバンナ」を強烈に印象づけるものでした。
 この発表は、どうしてこんなに私たちの心に響くものがあるのでしょう。人間は、「感動したことは伝えたくなる」と言われます。児童が直接「見たり、聞いたり、感じたり」したこと(納得)が、自分の考えの根拠や価値判断につながり、それが自信を高め、自分の成長を実感できた証なのではないでしょうか。
 様々な校外学習や修学旅行などは、教室における学びと社会における学びとがしっかりとつながり、体験という生きた教材をとおして豊かな学びを実現できる場面であることを強く感じました。そして、子どもたちが持っている可能性や無限の力にさらに大きな期待を抱いた一日でした。
                        教育長 菅 野 善 昌

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