最新更新日:2024/04/18
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新たな伝統“あかつき祭” 〜月舘学園小・中学校〜

 去る10月17日(土)には、本年度開校した月舘学園小・中学校合同の「あかつき祭」が開催されました。残念ながら午後には別の予定が入っていたため、午前中だけの鑑賞になってしまいましたが、その一部を紹介します。
 新型コロナ感染症予防対策として、児童・生徒は全員フェイスシールドの着用、そしてソーシャルディスタンスを踏まえた座席配置、また、保護者の皆様には、一家族あたりの来校人数の制限や体育館での鑑賞の入れ替え制、「テレビ・Web会議ツール」を活用した画像による別室鑑賞(玄関フロア、特別教室)など、三密を避けるための様々な工夫を取り入れていました。
 小学校は「いざ!幕開けだ!伝えよう みんなの思い」、そして、中学校は「The First Stage 〜新たな始まりに今だからできること〜」というそれぞれのスローガンのもとに、小・中学生が一丸となって創り上げた素晴らしい発表会でした。
 オープニングでは、小学4年生から6年生のミュージッククラブの児童による息の合った琴の演奏に続いて、吹奏楽部が「ちびまる子ちゃん」のテーマ曲など小学生にとっても身近で楽しめる演奏を披露し、会場は手拍子で盛り上がりました。そして、小・中学生全員で創り上げたビックアートが披露され、「みんなで力を合わせて新しい伝統をつないでいこう」というテーマを迫力満点に表現していて圧巻でした。
 午前中は、小学生の発表と中学生の総合的な学習の時間の発表が行われました。小学1・2年生は「ワクワクモンキースクール」というテーマの表現活動、3・4年生は「おばけじぞう」というテーマの劇、5・6年生も「人生に むだなものは ない!」というテーマの劇を発表しました。いずれの学年の児童たちも生き生きとしていて自信に満ちた発表でした。ステージを降りてきた児童たちの顔はみんな「やりきった」という満足感で溢れていました。
 小学生の発表のエンディングを飾ったのは、6年生全員の12名による二部合唱「いのちの歌」でした。私は、児童の一生懸命で情感のこもったこの歌を聴きながら想いました。「新たにスタートしたこの月舘学園での出会いは奇跡、この奇跡は大切な宝物、この宝物こそみんなで大切にしていってほしい」と・・・。心を震わされる見事な合唱でした。また、中学生の総合的な学習の時間の発表は、地元に伝わる民話を影絵で表現していました。生徒が操作している人形の動きや話術の豊かな表現力は実に見事で胸が熱くなりました。
 ところで、児童や生徒、教職員も様々な制約の中での練習や準備には大変な困難があったと思います。しかし、それらを見事に克服し、月舘学園の特色である英語教育やふるさと学習の成果も随所に表れていました。小・中学生が共に学ぶ空間を共有し、そして学んだ成果を共有し、仲間・学校・家族・地域などが温かさに満ちた絆でつながりながら、月舘学園ならではの着実な教育実践が進められていることに感謝しつつ学校を後にしました。
<写真の紹介>
上部:ミュージッククラブによる見事な琴の演奏(小4〜6年生)
中央:ビッグアート(全て細かい格子目に一つ一つ色づけして仕上げてあります。
下部:影絵「しろかきじぞう」

(10月教育長の部屋)             教育長 菅 野 善 昌

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