最新更新日:2024/05/07
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地域のために汗を流す!                〜保原高校野球部によるボランティア活動〜

 去る8月6日(木)に、保原高校の野球部の生徒16人が伊達市の屋内遊び場「スマイルパークほばら」でボランティア活動に取り組んでくれました。「スマイルパークほばら」は、伊達市が設置し、NPO法人「とっこす」が業務委託により管理と運営を行っている施設です。
 スマイルパークの館内には大型のコンビネーション遊具が、また隣接した土地には子供たちに野菜の収穫等を体験してもらうための「とっこす農園」があります。当日は、朝8時から館内の清掃や農作業に約2時間半に渡って汗を流しました。
 生徒たちは、館内と農園の2つの班に分かれて説明を受けた後、それぞれの作業に取りかかりました。館内の清掃等を担当した生徒たちは、大型遊具の部材パイプそしてアスレチックのネットロープなど一本一本をていねいに除菌していきました。また、農園を担当した生徒たちは、広い畑の除草作業後、肥料の散布、畝立てをして、白菜、大根、カブ、人参などの野菜の種まきを行いました。この夏最高気温を記録した猛暑の中、汗びっしょりになりながら一生懸命に作業に取り組んでいました。私はこの姿に本当に頭が下がる思いでした。胸が熱くなるものを感じました。
 今年の「スマイルパークほばら」の重点課題は、来館する子供たちの安全・安心を十分に確保した上で思い切り遊んでほしいということです。この日は、「スマイルパークほばら」のスタッフにとっても、地元高校生の温かい心とたくましい行動力に触れ、心強い助っ人の活躍に感謝の気持ちで一杯だったようです。
 ところで、保原高校は県立であり、市立の小中学校とは設置者が異なります。そのために、高校は地元にありながらもどうしても地元行政(市町村)との関係性が薄くなりがちです。しかし、保原高校と伊達市は2年前から「地域連携授業」を展開し、伊達市の地域活性化をテーマとしたイベントの企画や商品開発に取組み、地域で活躍できる人材の育成に努めています。
 今回の保原高校生のボランティア活動も、地域の高校と行政、そして公共施設が協力・連携を強め、地域の振興を図っていく基盤づくりとして大きな意義を持つものと確信したところです。
(8月教育長の部屋)            教育長 菅野 善昌

□下の左側の写真:ロープを1本ずつ除菌!
□下の右側の写真:畝を立てて、種まき!

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