最新更新日:2024/04/18
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逆境を乗り越える あと一歩 そして もう一歩前へ!

 本年度に入って間もなくから約一ヶ月間続いた学校の臨時休業が明けて40日になろうとしています。児童・生徒の皆さんは、久しぶりの学校に緊張しつつも、しばらく会うことが少なかった先生や友だちと過ごすことができた時間は、とても楽しいものであると思います。
 伊達市内では幸いにこれまで新型コロナウイルス感染者は一人も出ていません。そして、児童・生徒の皆さんも元気に登校していると聞いています。これも皆さんが、「密閉」「密集」「密接」の三密になることを避けて、「マスクの着用」や「手洗い・うがい」を心がけるなど、新しい生活様式を意識しながら毎日の生活を送ってきたおかげだと思っています。本当にありがとうございます。
 ところで、ただ一つだけ、絶対に忘れてはいけないことは、私たちの周りから、「新型コロナウイルス」が完全になくなったわけではないということです。これから私たちは、この「新型感染症」のことを正しく理解するとともに、熱中症やインフルエンザなどこれからの季節特有の健康課題とも向き合っていかなければなりません。様々な情報を正しく理解し、自分で判断しながら自分の命や健康を自ら守っていく姿勢はこれからとても大切になってきます。
 今後も、学校においては、「三密」が重ならないように「教室の換気」「座席」「発表の仕方」などの工夫を行い、マスクの着用や手洗いの励行、消毒など新型コロナウイルス感染症防止の取組を徹底していきます。
 保護者の皆様、地域の皆様、これまで子どもたちの安全・安心のために、多大なご協力を賜りましたことに改めて感謝申し上げます。本当にありがとうございます。
 しかしながら、新型コロナウイルスの感染については、まだまだ予断を許しません。これからもより一層、注意を払わなくてはならないものと思います。ぜひご家庭におきましても、毎朝の検温・体調管理、十分な睡眠やバランスのとれた食事など、子どもたちの健康管理を心がけた感染防止のための生活をお願いします。
 皆様には、今後ともこれまで以上のご理解とご協力を賜りますとともに、子どもに関わる大人全員で、安全・安心な子どもの生活環境づくりに取り組み、子どもたちが新たな一歩を踏み出す応援をしていきたいと思いますのでよろしくお願い致します。
(写真は月舘学園中学校「月舘ピカピカ運動(作品作り」)
 
(6月教育長の部屋)             教育長 菅野 善昌

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新型コロナウイルス感染症に伴う市内小中学校の臨時休業について

 市民の皆様には、日頃から伊達市の教育の推進にご理解とご協力をいただき、誠にありがとうございます。
 さて、皆様もご存じのとおり、新型コロナウイルスの感染症対策のため、市内小中学校における臨時休業を令和2年4月21日(火)から令和2年5月6日(水)まで行ってきました。しかしながら、現時点での全国及び県内の感染状況から、まだまだ先が見通せない状況であり、子どもたちの命と健康を守り、学校を感染場所としないために、本市においても臨時休業の期間を令和2年5月31日(日)まで、再度延長することに致しました。なお、今後は、感染状況や県の休業要請の動向を踏まえ、感染及びその拡大のリスクを可能な限り低減しつつできるだけ早く学校を再開したいと考えております。保護者並びに市民の皆様にはさらなる臨時休業の延長ということで、ご心配をおかけすることになりますが、ご理解とご協力を賜りますようどうぞよろしくお願い致します。

[本市の基本的な考え方]
 学校教育の基本的な考え方ですが、現在の状況を踏まえますと、学校における感染リスクを「ゼロ」にするという前提に立てば学校に子どもが通うことは困難と言えます。一方現在のような状況が長期間続けば、子どもの学習保障や心身の健康に関して深刻な問題が生じてしまいます。言い換えれば、今後の感染防止の取組は、有効な治療法やワクチンが確立されるまで終わりがなく、社会全体が感染防止の対策に長期間にわたって向き合っていかなければならないということと、子どもの健やかな学びと心身の健康を保障するということの両立を図っていくことが求められます。つまり、学校はこのような厳しい状況の中にあっても、公教育として果たすべき役割に沿って、一定水準の保障された教育の推進に努めていかなければなりません。文部科学省からも児童生徒の学習を支援するため、可能な限りの措置を講じるように通知されているところです。

[これまでの取組と今後の方策]
 本市では、休業中に可能な限りの感染症予防対策を行った上で、登校日を設けてまいりました。(学校の規模や児童生徒数によっては分散登校を行ってきました。)臨時休業が長期にわたっていることによって心身の調子を崩している子どもがいるということも耳にしています。また、4月新年度がスタートしたものの、学級集団づくりも進んでいない状況です。このような現状を踏まえ、学校においては、教職員自らが健康に留意し、まずは、子どもたちとの信頼関係づくりを大切にしながら、学校再開に向けて児童生徒の規則正しい生活習慣づくりや心のケア、そして学習を中心とした指導・支援の機会を段階的に増やしていきたいと考えております。

[皆様へのお願い]
 前段で述べたような方策を進めていく上で、学校が感染拡大の場となるような事態は絶対に避ける必要があります。このことは、学校だけがリスク回避をするだけでは、到底叶うものではありません。保護者の皆様を含めた大人社会全体で、学校という子どもたちが安心して学べる環境づくりを進めていくことが、今こそ必要であると感じております。市民の皆様には、ぜひ次のような具体的な内容についてご協力をお願い致します。
○ ウイルスの特徴を踏まえ、正しく恐れながら、日常の生活を取り戻していくための指針「新しい生活様式」を参考にして、自らを感染から守るだけでなく、家庭内にウイルスを持ち込まない十分な対策をお願いします。
○ 子どもが登校する場合の検温をはじめ、常に家族全員の健康状態の把握をお願いします。
○ 子ども自身や家族に発熱症状や風邪の症状が少しでもある場合には、登校の自粛をお願いします。
○ 家族が勤務する職場等での感染状況に対しても情報を共有し、子どもへの感染予防対策をお願いします。このような情報についても、可能な限り家庭と学校との連携をお願いします。
 ぜひ、学校が子どもの健やかな学びと心身の健康を保障していくという学校本来の機能が失われることのないよう、また、一日も早いコロナウイルスの終息を心から願い、学校に元気な子どもたちの笑顔と歓声を戻すために、保護者並びに市民の皆様お一人お一人のご理解とご協力をお願い致します。

[差別や偏見を生まないために]
 最後になりますが、感染者や濃厚接触者とその家族、そして医療従事者や社会機能の維持にあたっていただいている方々などに対する偏見や差別につながるような事案が、最近全国各地で起きています。病気に対する不安や恐怖はだれにでもあります。だからこそ今必死に病気と闘っている人の気持ちになって考えることを、私たち大人が子どもたちに示すことが大切であると思います。
 ソーシャルディスタンスを保ちつつ、しかし、その分「心の距離」をぐっと縮めて、差別や偏見の向かう先が「もし自分だったら」「もしうちの子だったら」と自分に置き換えて考えることができれば、きっと差別や偏見を生まないことにつながると思います。機会をとらえ、このことについてぜひ家族、そして子供たちと話し合っていただければと思います。

(5月教育長の部屋)             教育長 菅野 善昌

伊達市初の小中一貫教育校 月舘学園開校

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 令和2年4月6日(月)、桜が満開に咲き誇る中で本市初の小中一貫教育校である月舘学園小学校・中学校の開校式が行われました。
 新型感染症予防の観点から、出席者の制限や時間短縮を図りながらの開校式でしたが、新しい学校のスタートにふさわしい爽やかな雰囲気の中に厳粛さと温か味が漂うすばらしい開校式となりました。
 式では、最初に新しい校旗が披露され、須田博行伊達市長が開校宣言に併せて「伊達市の未来を担う子どもたちがふるさと伊達とともに、豊かに学ぶことができる新たな校風を築いてほしい」と期待を述べました。市長から校旗を受け取った佐々木透校長は、「教職員一同、新たな学校づくりに全力を尽くします」と力強く誓いました。その後、校長から代表児童生徒2名へと校旗がしっかりと引き継がれました。市長による式辞、校長のあいさつ、伊達市議会議長の祝辞、児童生徒代表のことばがあり、最後に全校児童生徒による新しい校歌が始めて披露されました。出席した児童・生徒、教職員はもちろんのこと関係者一同皆が新しい月舘学園への期待を新たにしました。
 月舘学園は、学校と行政機関(月舘総合支所)が連絡通路で結ばれ、行政機関内に家庭科室や音楽室が設置されるなど、学校と保護者そして地域の垣根を低くして、子どもたちと地域の大人が共に成長しながら未来を切り拓いていく学校を目指しています。
 9年間を通して、充実した英語教育をとおしたグローバル化に対応する能力の育成、ICT機器を活用した発信・伝達能力の育成、多様な年代の子供と地域の大人が触れ合える学習環境の整備など、これからの時代の要請に応えうる学校です。
 本校の開校に当たり、これまでに多くの方々からご指導とご支援をいただきましたことに心から感謝を申し上げますとともに、夢と希望にあふれた学校を創るために、今後ともより一層のご支援をお願い申し上げます。
         (4月 教育長の部屋)  教育長 菅野 善昌

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