最新更新日:2024/05/17
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感動のうずの中へ 〜 伊達市きらめき事業 〜     「東京藝術大学管打楽器科アンサンブル演奏会」

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 伊達市きらめき事業が、去る5月28日(日)に4年ぶりに開催され、会場の梁川小学校のアリーナを埋めた市内の吹奏楽部の児童・生徒、そしてその保護者は、東京藝術大学の学生による高い演奏技術と繊細で豊かな表現力に満ちた素晴らしい演奏にじっくりと耳を傾けました。
 伊達市きらめき事業は、東日本大震災後に“音楽の力で伊達市を元気に”を目標に、平成24年度から東京藝術大学と市内中学校の吹奏楽部を中心とした交流活動の一環として、同大との合同演奏会などを開催してきましたが、コロナ禍によって令和2年度から3年間にわたって開催できない年が続いていました。
 しかし、今年は新型コロナ感染症が5類に移行したことに伴う対応の緩和によって、4年ぶりに開催することができました。今回は、東京藝術大学から2名の先生と16名の管打楽器科の学生が訪れ、木管五重奏、金管六重奏、サックス四重奏、打楽器三重奏、最後は訪問者全員による小編成バンドの演奏を披露してくれました。それぞれのアンサンブルでは、個々の楽器特有の豊かな音色とともに、複数の楽器の音色が重なり合って醸し出される繊細で優雅な響きに聴衆は魅了されました。
 演奏の合間には、伊達市内6中学校の吹奏楽部の部長さんにインタビューが行われました。これからの部活動の抱負などについて聞かれると、どの部長さんからも「明確な目標を持ちながら精一杯練習に取り組んで、コンクールでは全力を出し切りたい」という力強い意気込みが伝わってきて、とても頼もしく感じました。
 最後の演奏曲は、小編成のバンドでも楽器の響きや全体としての音の重なりに吹奏楽らしさが出るという「中低音フレキシブルアンサンブルのための『さくらのうた』」(作曲:福田洋介)でした。17人の編成による演奏とは思えない豊かで繊細な響きと、重厚な音の重なりにとても深い感動を覚えました。本演奏会を聴くことができた本市の児童・生徒も、今回の演奏会は一生の心に残る印象深いものになったことと思います。
 また、この演奏会では、全体進行や開・閉会行事での各種役割を各中学校の吹奏楽部員が分担し、スムーズかつ充実した内容で運営できたことも大きな成果であったと思います。本演奏会の開催に向けてご尽力をいただきましたすべての皆様に、心より感謝を申し上げます。

(6月 教育長の部屋)            教育長 菅野 善昌

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