チームＣでは、それぞれの講師が、自分の失敗、挫折などから立ち直ったり、克服したりした経験を「信頼」というキーワードを軸に話してくれました。これを受けた生徒は、講師の皆さんと語り合う中で、リーダーとはどういう人なのかを、理解力のある人、気づかいのある人、自分から動く人、嫌われることを恐れない人、話し易い環境づくりができる人などと導き出していました。

　チームＢでは、歴史上の人物を例に、リーダーとして「先見性」「決断力」「行動力」が大切であることを学びました。
　また、役員の方の経験から「リーダーとして大切にしていること」が語られました。「心からの“なるほど”が大切である」「チームはみんなの“なるほど”で強くなる」という言葉が印象的でした。
　最後に、４つのグループに分かれて、「リーダーとは？」について考え、発表しました。グループの中には、「リーダーに必要なことは？」や「リーダーになれない人とは？」など、視点を広げて考えていました。

　オープニングのあとは、Ａ〜Ｆの６つの会場に分かれ、それぞれのグループで活動しました。

　チームＡでは、「ルーターの不具合から東日本のネットがダウンした危機状況」の問題解決にあたる人々の奮闘ぶりと心のつながりから、「リーダーとして大切にしていること」について、シスコシステムズの役員の方から心に迫ってくるプレゼンテーションをいただきました。
　最後は、生徒達が自分たちの考えるリーダー像をまとめ、あきらめない人、努力を惜しまない人、夢を追う人という意見を発表しました。

　次は、いよいよ本日の講師、「シスコシステムズ」の平井社長と２１名の役員のみなさんの登場です。
　２１名がＡ〜Ｆの６つのグループを作り、それぞれが趣向を凝らして登場しました。踊りながら登場するグループあり。グループの生徒全員とハイタッチするグループあり。中には、突然転ぶ人あり。
　初めて会う生徒たちの緊張をほぐし、最高の出会いを演出してくれました。

　午後からは、さらに約４０名の生徒が加わり、総勢１３０名ほどの生徒が参加して「仕事のチカラ　スペシャルプログラム」が行われました。
　世界に７万人ほどの社員がいる世界企業「シスコシステムズ」と、ヤングアメリカンズなどでお世話になっているＮＰＯ法人「じぶん未来クラブ」による、『リーダーシップ』をテーマにしたスペシャルプログラムです。

　オープニングでは、札幌、福岡、シンガポールといわきが、インターネットで結ばれ、リアルタイムにテレビ会議が行われました。サミットの議長と副議長も英語で参加し、いわきのよいところベスト３を紹介しました。
　生徒たちは、今まで見たことも経験したこともないことが目の前で起こり、驚きを隠せませんでした。

　午前中の最後は、タイに学校を建てようと各校で取り組んでいるワンコインスクールプロジェクトについて話し合いました。初めに、議長からファイコン村の今の様子やファイコン村の中学生からのメッセージカードがスライドで紹介されました。
　次に地区ごとに今後の取り組みについて、話し合いを行いました。その後、地区の代表から話し合った内容が発表され、今度の夏休みを利用して募金活動を行うことや、学校によっては文化祭の時に募金活動を行うことなどが、確認されました。

　地区ごとにグループを編成し、議長の提案に対して、どんなデザインにしたいか、どんなグッズを販売したいかなどを真剣に話し合いました。
　各地区から出されたアイディアをホワイトボードに書き込み、全体で共有しました。これらのアイディアを基に次回の全体ミーティングで、デザインを決定する予定です。

　前回は、シニア会員による運営でしたが、今回から現役の中学生による運営を試みました。
　シニア会員には及びませんが、根本議長と大内副議長、宮崎副議長を中心に限られた時間の中で、しっかり運営しました。根本議長からは、「自分が思ったことや考えたことを積極的に発言してほしい。今日は１日がんばっていきましょう」と挨拶がありました。
　さらに、今年度の取り組む活動として、笑顔で作るモザイクアート、サミットオリジナルグッズの販売等が、サミット会員のアンケートを基に提案されました。

　６月２９日（土）、第２回全体ミーティングを市文化センターで開催しました。
　午前は、約４０名の各校の生徒会長と約２０名のシニア会員、そして今回は、各校の副会長や書記など生徒会本部役員で来られる生徒約３０名が参加しました。

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パリに到着しました。
ヘルシンキは快晴でしたが、パリは雨でした。
長時間の機内での生活でしたが体調を崩す生徒もなく、無事到着しました。
今後、予定通りパリでの視察を行います。

　パリを事前視察する生徒１６名（いわきから８名）は、ホテルを後にし、成田空港で搭乗手続きをすませました。
　体調を崩した生徒もなく皆元気です。
　これから、１１時に成田を発ち、フィンランドのヘルシンキ経由で１８時１０分(現地時間）にパリに到着予定です。

　その後、再度地区別に集まり、「はばたこう　いわきから　日本へ　世界へ　未来へ　〜笑顔を世界の架け橋に〜」というテーマに向けた行動計画について話し合いました。
　自分たちも、まわりの人たちも笑顔になるような取り組みができないか、各自がまず付箋紙に書き込みました。そして、「環境」「交流」「イベント」「製作」などのカテゴリーに分け、目的にかなうか、実現可能か、実現までの課題は何かなどを熟議しました。
　中学生らしい、感性に富んだアイディアがたくさん出されました。
　この行動計画については、６月の全体ミーティングでさらに深めていきます。

　昼休みに新議長が決まりました。地区代表５名で互選するのですが、５名全員が“立候補”。そのため、自己アピールなどをして話し合い、議長と副議長２名が決まりました。
　左から、議長の根本直哉君（平二中）、副議長の大内あかりさん（湯本一中）、宮崎陸也君（勿来一中）、内郷・好間・三和地区代表の小沼和也君（内郷三中）、四倉・久之浜・小川・川前地区代表の秋元円さん（小川中）です。

　議長たちの挨拶の後、ヤングアメリカンズなどでお世話になっているＮＰＯ法人「じぶん未来クラブ」の竹ノ子あおいさん、インターネットにつなぐルータという機器のシェア世界ナンバーワン企業「シスコシステムズ」社長室長高田信純さんから、６月の全体ミーティングの際に行うリーダー講習会の内容などについてお話がありました。

　全員が自己紹介した後、前議長と八島駿介前副議長が、昨年度の活動についてプレゼンテーションしました。ご覧の通りノー原稿で説明していることからも、彼らがいかに主体的にサミットの活動に関わっていたかが窺えます。
　今年度の取り組みについては、サミット担当の平山指導主事から説明があり、「ワンコイン・スクールプロジェクト」については、今年度も継続して取り組むこととし、それ以外の取り組みについては、午後から熟議をすることにしました。
　その後、会長たちは地区毎に集まり、各校の生徒会活動の特色や悩みなどを交流し、地区代表・副代表を互選しました。

　ミーティングが始まり、まず、前議長の油座すみれさんが挨拶をしました。
　前議長が繰り返し述べていたことは、“思ったこと、考えたことを積極的に話すことの大切さ”でした。最初はなかなかそういうことができなかったこと、サミットでの様々な経験を経て段々できるようになったこと。言い換えれば、サミットに参加したことで自分が変われた、ということだったと思います。
　体験を踏まえた実感のこもった油座さんの話を、緊張しながら聞いている各校の会長さんたちでした。

　２０日、今年度初めての全体ミーティングを文化センターで行いました。
　約４０名の各校の会長、サミットの“卒業生”であるシニア会員約３０名、各校の顧問の先生約２０名が参加しました。
　写真は、今回の運営や話し合いのファシリテーター（「世話人」のような役割です）としての役割について、早めに集まったシニア会員が打ち合わせをしている様子です。
　サミットの運営をを支えてくれているのが、このシニアのメンバーたちなのです。

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