次は、いよいよメンバーのプレゼン発表です。メンバーの思いを込めた約20分を超える英語のプレゼンです。聴衆の数は、ソンサ中学校より格段に少ないのですが、聴衆がすべて大人であるということは、たいへん緊張する状況でした。
メンバーたちは、今持っている力を全力で出し切りました。途中忘れそうになったり、つっかかってしまったりすることは、ありましたが、最後まできちんとプレゼンをやり切りました。専門調査員の高橋さんからは、英語でのプレゼンは本当にすばらしい。また、内容も日韓のことを的確に捉えたものだとお褒めの言葉をいただきました。

今回も公報文化院を訪問させてもらいました。この公報文化院は日本大使館のひとつの部署となっていて、我々がお世話になっている青少年交流や各種の文化交流を担っています。今回も昨年に引き続き、外交官である公報文化院副院長の山後さま、専門調査員の高橋さまに来ていただき、お話をいただきました。
山後さまのあいさつの中で、日本の中学生が韓国の中学校に行き、交流を行うことで、韓国の人たちに日本人はこんなにいい人なんだと伝えられることは、たいへん意義のあることだという話がありました。外交官が一生懸命説明しても理解されないことでも、中学生だからこそ理解されることがある、という印象深いものでした。
その後、公報文化院の業務内容の説明を受けました。

本日の昼食は、なんと地下2階にあるサムソンの社員食堂でのランチです。ソウル神学大学のチュェ先生が、お知り合いの方に頼んでくださり、実現しました。
とにかく広い。写真の広さのものが、もうひとつあります。
メンバーは、本日のメニューの中から好きなものを選び、それぞれの場所で食事をしました。
私が食べたのは、キムチの入った石焼です。これで大体、290円ぐらいです。安い！

メンバーの食事の様子です。

最新の機会が展示されており、手にとって操作できます。

次に訪れたのは、韓国が世界に誇る大企業サムスン電子ビルです。このビルの地下1階から地上2階が巨大なショールームとなっており、ここでサムスンのPCや家電製品を見たりゲームを体験したりしました。巨大でわん曲している4Kテレビなど、その技術力の高さに驚かされました。

景福宮内にある国立博物館も見学しました。

当時の王宮が再現されており、大迫力の建物ばかりです。
メンバーがガイドさんの話を聞く態度も立派で、ガイドさんいわく、「とても一生懸命聞いてくれるから、思わず長くくわしく話してしまった。」とのことでした。

初めに、ソウルの中心地にあります王宮、景福宮を見学しています。昨日交通渋滞のため見学できなかったところです。

おはようございます。6日目を迎えました。研修としては、今日が最後になります。メンバーはちょっと寝不足ぎみですが、元気に活動を始めています。

2人からお礼の挨拶があり、準備いただいたケーキをみんなで美味しくいただきました。
ごちそうさまのあいさつは、もちろん油座さんと瀧さんの2人です。「チャル モゴッ スムニダ！」元気に笑顔の挨拶でサプライズは終了となりました。

ここまで準備していただいたソウル神学大学のチュェ先生と学生のみなさん、日韓文化交流基金の久保山さま、本当にありがとうございました。

次はサプライズを受けた2人からの感想です。
瀧さん
「とても驚きました。初めての海外で迎える誕生日。完全なる不意打ちでした。まさかこんなに祝ってもらえるとは夢にも思っていなかったので。感激で涙が止まりませんでした。本当に嬉しく思います。ありがとうございました！！」
油座さん
「呼ばれた時は何をしたのかと思い、たいへん緊張しましたが、サプライズをしてもらい今までで1番のたんでした。一生の思い出に残ります。ありがとうございました。先生たちの企画力を見習いたいと思います。」

ホテルに戻ってからも、メンバーの活動意欲は下がりません。明日に控えた日本大使館での英語のプレゼン練習、そしてリーダー会議と続きます。また、昨晩新たなミッションが加えられました。明日の修了式の会場で、班ごとにこの訪韓研修の感想などを2分間にまとめ、寸劇を入れて発表します。昨年も行われたこのミッションのために、メンバーは夜遅くまでがんばっていたようです。残念ながら、練習中の写真はありませんが、発表の様子は、明日掲載したいと思います。

夕食が終わり、そろそろごちそうさまの挨拶かと思われたころ、日韓文化交流基金の久保山さんが、メンバー全員を注目させ、「この訪韓研修が始まる前から、君たちには言わなければならないことがありました。そして実際に始まったけど、やはり言わなければならないと感じました。」と、険しい表情で、語気も強く話しました。楽しかった夕食の雰囲気は一変し、緊張感が会場に広まります。
そして、メンバーの中の、油座はるかさんと瀧 未有さんを前に出し、久保山さんの話は続きます。「君たちには何か思い当たることはないですか？」呼ばれた2人は、「わかりません。」と困惑した表情で答えました。もう会場のメンバーは身動き一つできません。久保山さんは「では、私の代わりに、ソウル神学大学のチュェ先生から言ってもらいます。」
すると、チュェ先生が2人の前に立ち、大きな声で言いました。「お誕生日おめでとうございま〜す！！」そうなのです。この訪韓研修中に誕生日を迎える2人へのサプライズだったのです。

夕食会場は、大きな歓声に包まれると、クラッカーが鳴り響き、そして電気が消えます。ろうそくが立った大きなケーキが２つ運ばれ、みんなでハッピーバースデイを歌い、お祝いしました。大学生と大人たちが仕掛けたサプライズに、2人はもちろんのこと、多くのメンバーや大学生、大人たちも感動の涙となりました。

明洞のグループ行動から全員時間通りに夕食会場に着き、ディナータイムとなりました。本日の夕食は、豚の焼肉サムギョプサルです。泉中三戸さんの号令で始まった夕食は、焼肉であることからか、全員のテンションは上がりまくり、大変賑やかな夕食となりました。

本日は国民の休日のため、交通渋滞がひどく、予定を変更して明洞へ向かいました。
ここは、まさしく若者の集まる渋谷、新宿、池袋のようです。
グループに2人ずつ大学生が付き、買い物のお手伝いをしてくれます。途中で会ったいくつかのグループは、さっそくコスメ屋さんに向かっていました。面白いのは、男子が入れず外で待ちぼうけが多いようです。集合は夕食会場。どんな買い物をしてくるのか楽しみです。

食事の後は、ソウルの有名なストリートであるインサドンに行きました。東京の渋谷のようなアメ横のような大小さまざまなお店が軒を連ねています。休日のショッピングの様子を満喫しました。

韓服体験の後は、ランチタイム。今日のランチは、韓国風しゃぶしゃぶです。相当辛かったのですが、メンバーはもりもり食べて、お代わりもして、満足いっぱいの食事のようでした。

ふた組の夫婦も誕生しました。
1組目は、植田中の小林くんと江名中の三浦さん。2組目は、三和中の平山くんと引率の渡辺先生です。だいぶ照れていましたが、お似合いですよ。

男性と女性、年齢や身分など、さまざまな意味合いが韓服にはあります。色とりどりのチマチョゴリは、本当に可愛らしいものでした。

次に実際に韓服を着ます。大学生にも手伝ってもらい、次々と伝統衣装をまとっていきます。