最新更新日:2019/03/27
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いわき生徒会長サミット サミット宣言「 はばたこう いわきから 日本へ 世界へ 未来へ 」  平成30年度サブテーマ 「 すべては 挑戦から 」

活動報告会7 『笑顔を世界の架け橋に!』

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第7回はサミット議長油座すみれさんによる総括です。

 私たちは来年度、今回あげられた反省を生かし、「自分たちで考え行動する力の向上」を目標に活動していきます。個人個人の成長はチームの成長につながるので、全員で意識を高めていきたいです。

 私たちは1年間の活動を通して、復興の証は「笑顔」ではないかと考えました。今すぐには無理でも、東北が復興して今まで通りに近い生活ができるようになれば、東北の人々はきっと笑顔になる。私たちはそうなると信じています。そのために、まずは自分たちが笑顔になり、活動を通してたくさんの人を笑顔にすることが、今の私たちに出来る復興へのアプローチだという結論に至りました。今年度の活動では、日本、世界の人々とかかわり、笑顔を生むことができました。中心的な活動である、ワンコイン・スクールプロジェクトにも「タイに学校を建設し、そこにいる子どもたちに笑顔になってほしい」という思いで活動しています。震災が発生した時に援助してくださった方々に、こちら側からアプローチして「笑顔をつくっていく」ことも復興につながると思います。

 私たちは東日本大震災があってから、「日本そして世界が一つになるには、それをまとめあげる何かが必要だ」ということを考えさせられました。私たちは、その「何か」が、「笑顔」だと考えたのです。笑顔で世界を一つにまとめ上げる、それはとても子どもじみた考えかも知れません。しかし、私たちはそれを可能にする第一歩を自分たちで踏み出し、そういう世界にしていきたいと思っています。

 そのような思いを込め、今年度のいわき生徒会長サミット宣言にサブタイトルを付け加えた、来年度の宣言を考えました。

「はばたこう 〜 いわきから、日本へ・世界へ・未来へ 〜
『笑顔を世界の架け橋に』 」

 私たちは新たなサミット宣言を掲げ、精一杯活動していきます。そして、これからも、いわき生徒会長サミットの一員であることに誇りを持って活動し、一人一人がこれからのいわき、そして日本を支え、大きな世界に出ても活躍できる人間になっていきます。

文部科学大臣から手紙が届きました!

 1月9日にいわき市を訪問し、いわき生徒会長サミット会員らと懇談した下村博文文部科学大臣から手紙が届きましたので紹介します
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活動報告会6(ワンコイン・スクールプロジェクト)

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 第6回はワンコイン・スクールプロジェクトの発表です。

 2年前の東日本大震災の時に、苦しい生活の中で日用品を削って支援金を送ってくれたタイの子どもたちのために、今度は私たちが恩返しとして学校を贈ることがこのプロジェクトの目的です。
 各学校では、自分の頑張りをカードに記入して自分を高める運動や、空き缶や古本回収等で換金する等、工夫を凝らして活動しています。
 このプロジェクトに取り組むことによって私たちは、「いわきの中学校・中学生の結束力が増す!」「将来のいわきを担う私たちが成長し、いわきの復興へつながる」と考えています。

 これまでの活動の成果をまとめました。
○自分たちにできることを一つ一つ行い、社会に貢献することの素晴らしさを感じることができた。
○世界に助けられた感謝の気持ちを、今度は私たちが世界のために何かをするという形で恩返しすることで、お互いに助け合い支え合うことの大切さがわかった。
○他市の中学校との交流を深めることで、自校の生徒会活動が活発になった。

 目標金額500万円に対して、現在130万円を超えたところです。来年度は、活動の趣旨をすべての中学校の生徒にきちんと理解してもらい、継続して活動に取り組んでいきたいと思います。

活動報告会5(福島県・全国生徒会サミット)

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 第5回は福島県生徒会サミット・全国生徒会サミットの発表です。

【福島県生徒会サミット】
  平成24年7月26・27日  いわき海浜自然の家
【全国生徒会サミット】
  平成24年8月1〜5日  岩手県釜石市内中学校・高校

 県サミットでは、自分達以外の学校の活動内容を聞くことで、自分の学校を活性化させるための参考になりました。また、たくさんの意見を出しあった熟議では、充実した活動ができました。しかし、シニアの先輩方に頼りきっていた時が多かったという課題が残りました。
 全国サミットでは、先輩方に頼るという課題を100%クリアすることはできませんでしたが、自分達で考えることができるようになったと思います。また、いわき生徒会長サミットの活動を全国の中学生に伝えることができました。その過程で、「より分かりやすく伝えるためにはどうすればよいか」など、伝えることの難しさも痛感しましたが、密度の濃いとてもよい話し合いができました。
また、新たな課題も見つかりました。それは「実行する」ということです。自分たちで考えたアクションプランを、自らがリーダーシップをとって実行しなければ意味がありません。人を動かすためには、まず自分から動くことが必要であると感じました。

 この活動を通して、私達は、「自分から何かを始める」ということを学びました。それは、積極的に意見を言ったり、初対面の人とも自分から交流したりするということです。生徒会長とはいえ、積極的に発言したり、コミュニケーションをとったりすることが苦手な人はたくさんいます。でも、県・全国サミットを通して、自分自身を成長させた人がたくさんいました。中には、マレーシアからの参加者との交流を深め、現在でもメールのやりとりをしている人もいます。

 私たちは県・全国サミットに参加し、いわき生徒会長サミット会員全員が日本の未来を熱く語っていて、「この仲間となら、新しい日本を築いていける」と強く感じることができました。

活動報告会4(韓国派遣事業)

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 第4回は韓国派遣事業の発表です。

【訪韓日程】
9月24日(月) いわき出発、成田空港〜仁川国際空港
         〜ソウル教育文化会館泊
9月25日(火) キムチ作り体験、扶蘇山城見学、定林寺址見学、
         宮南池見学、
9月26日(水) 国立公州博物館・武寧王陵見学、韓国民俗村見学、水原華城見学、
9月27日(木) 光熙中学校との交流
9月28日(金) 在大韓民国日本国大使館訪問、サムルノリ体験、
         景福宮・国立民族博物館見学
9月29日(土) 韓国伝統衣装・テコンドー体験、鰲頭山統一展望台、
         芸術公演鑑賞
9月30日(日) 仁川国際空港〜成田空港、いわき帰着
    
 私たちは訪韓研修の中で、韓国人の方々から、日本人でありながら知らなかった日本の良さをたくさん教えていただきました。
 また、韓国の文化にふれることで韓国への理解を深め、メディアでは伝えることができない、韓国の人々の日本人に対する温もりを実際に感じるができました。韓国にも日本を大切に思ってくださる人々がいることを知ることは、とても重要なことだと思います。韓国で学んだ、国外でしか学べなかったことを今後の人生に生かしていきたいです。
 母国を離れて改めて感じたことは、自分達を支えてくださるたくさんの人々への感謝の気持ちでした。

活動報告会3(ヤングアメリカンズ)

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 第3回はヤングアメリカンズの発表です。

 ヤングアメリカンズは、今から50年前に、1人の高校の音楽の先生が、「音楽やダンスを通じて若者のありのままの姿を世の中に伝えたい」という思いから、カリフォルニアで誕生しました。
 ヤングアメリカンズのメンバー達は、たくさんの希望者の中から厳しいオーディションで選ばれ、専門的に歌やダンスを勉強し、公演活動や世界中の学校などで子ども達に歌やダンスを教える教育活動を行っています。

 昨年6月、東日本大震災で被害を受けた、福島、宮城、岩手の子ども達を支援するため、東北支援プロジェクトが企画され、ここいわき市では、アリオスを会場に「生徒会サミット公演」が行われました。この公演には、生徒会役員や学級役員、いわき生徒会長サミットシニア会員など、約180名が参加しました。

 ショーが終わった時、私達の中には感動をおさえきれずに涙を流している人やショーを成功させた達成感を笑顔で表している人などが、たくさんいました。この3日間で、周りに流されず自分を表現する勇気、自分らしくいる事の大切さ、周りの人との協調性、何にでもチャレンジする精神など、普通に過ごしているだけではわからないことなどを学びました。

 その他、各参加者がヤングアメリカンズから得たことを紹介します。
○国や言葉に違いがあっても関係ない。同じ気持ちをもっているなら、歌やダンス、笑顔でも通じ合えること。
○今日という日は今しかないし、震災が急に起こったように、本当に明日がくるのか も分からないのだから、今を精一杯に生き、一つ一つのことを全力でやること。
○チャレンジし、決してあきらめないこと。
○感じたことを感じたとおりに表現すること。
○一つのことを仲間とやり遂げること、頑張っている仲間を支えること。 など

活動報告会2(OECD東北スクール)

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 第2回はOECD東北スクールの発表です。

 OECD東北スクールの目標は、2014年の夏にフランス・パリで、自分達が企画した東北の魅力をアピールするためのイベントを開催することです。このプロジェクトを達成することで、次世代のリーダーとなるための能力を身につけることを最大の目的としています。
 現在、いわきのチームが取り組んでいるのは、桜の植樹についてです。「パリのOECD本部の庭に、東北の桜を東北の形で植える」という原案のもと、検疫や運搬、費用などについて調べ、問題点を洗い出しました。その上で桜の植樹で伝えたいメッセージを改めて確認するとともに、代替案を考えています。
 11月19日には、OECD日本政府代表の吉川元偉(よしかわ もとひで)特命全権大使と懇談し、桜の植樹や東北スクール全体へのアドバイスをいただきました。

 OECD東北スクールを通して私達は、福島・東北を越え、日本そして世界中の方々と出会いました。そのことによって、視野が広がり、自分たちの地域の良さも知ることができました。この活動を生活に生かすことが、成長につながると思います。
 パリでのイベントまで、あと1年半余りとなりましたが、まだまだ多くの課題があります。最高の仲間と最高のイベントができるように、一つ一つ乗り越えていきます。
 そして、私達はイベントまでではなく、それから先も、この活動の最終目的である「次世代のリーダー」となるために成長し続けます。

活動報告会1(長崎市との交流事業)

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 1月19日、いわき市文化センター大ホールで開かれた「教育実践研究発表大会」の中で、いわき生徒会長サミットの平成24年度活動報告を行いました。
 6つのグループに分かれて発表した内容をシリーズで紹介します。
 第1回は長崎市との交流事業の発表です。

 長崎市中学生とのリーダー交流会やピースフォーラム、平和祈念式典への参列などの様々な活動を通して、私たちはたくさんのことを学んできました。その中でも、特に印象に残ったのが、長崎の方々の平和に対する強い思いです。原子爆弾を落とされたというつらい過去を乗り越えようと、中学生が中心になって活動している平和学習や被爆体験を後世へ伝える活動、前向きで未来へ向かって一生懸命歩んでいく長崎の方々の姿に、私たちは心を動かされました。
 長崎の原爆、福島県の原発事故、状況は多少異なりますが、これらは悲惨な出来事に変わりはありません。しかし、長崎は強い思いで平和に向かって歩んでいます。私たちも、この原発事故から復興に向かって進んでいかなければなりません。このことを長崎へ行って、強く思うようになりました。
 福島を復興させられるのは私たち福島県民の力です。小さなことからでも、少しずつ、自分たちのできることから、私たちで福島の新しい未来をつくり上げていきましょう。

活動報告会を行います!

 1月19日の土曜日に、いわき市文化センター大ホールで開かれる「教育実践研究発表大会」の中で、いわき生徒会長サミットの平成24年度活動報告を行います。
 6つのグループに分かれ、「長崎市との交流事業」、「福島県生徒会サミット・全国生徒会サミット」、「OECD東北スクール」、「ヤングアメリカンズ生徒会サミット公演」、「韓国派遣事業」、「ワンコイン・スクールプロジェクト」について報告します。
 12月から、十分な練習時間の確保ができないまま準備を進めてきましたが、議長、副議長が全体を進行し、グループごとに精一杯発表させていただきます。先生方対象の発表大会ですが、関係保護者の方々の参観が可能となっておりますので、ぜひご来場ください。発表は10時45分からです。
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【写真】全体を進行する議長、副議長の打合せの様子

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文部科学大臣がサミット会員と懇談!

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 本日1月9日、下村博文文部科学大臣がいわき市を訪問し、いわき生徒会長サミット会員らと懇談しました。会場である平第三中学校の生徒会長をはじめとする生徒会役員と、生徒会長サミット会員を合わせて10名の中学生が懇談に参加しました。
 懇談では、被災から現在にいたる想いを参加生徒全員が語りました。いくつか紹介します。
・家族が引き裂かれながらも被災地の医療活動を続けた医者の姿から、将来の夢を“世界の困った人々を助けられるような医者になる”と決めた。
・韓国派遣事業で学んだことを広く発信していきたい。
・いつまでも被災地でいたのではいけないのではないか。他県の人たちから支援を受けるのではなく、人に頼らないようにしてこれからやっていきたい。
・震災で相双地区から多くの転校生がきた。うまくやっていけるか不安で一杯だった。お互いを思いやって生活することで不安を解消することができた。震災を通して、当たり前な生活がどれだけありがたかったということも学べた。これからも何事に対しても感謝の気持ちをもって取り組んでいきたい。
・昨年8月の福島県生徒会サミットは、いわき市、福島市、伊達市、大熊町からの参加だった。福島全体の復興のために、福島県内全域から参加できるよう、大臣や福島県教育委員会の杉教育長の応援をいただきたい。また、8月のサミットを見に来てほしい。
・OECD東北スクールのすばらしさを大臣からも広く発信してほしい。また、3月のスクールを見に来てほしい。
 
 大臣からは「すばらしい」「思いを持ち続けてください」「これからも応援していきます」との力強い言葉をいただきました。
最後に、サミット会員の松本さんから下村大臣に手紙とバッジ(いわき生徒会長サミット)をお渡し、記念撮影をしました。

主な参加者
下村博文文部科学大臣
文部科学省:布村初等中等教育局長、上月生涯学習政策局審議官
坂本剛二衆議院議員
福島県教育委員会:杉教育長
楢葉町教育委員会:高橋教育長
いわき市教育委員会:吉田教育長、佐川教育部次長
いわき市立平第三中学校:伊藤孝俊校長、志賀PTA会長

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いわき市教育委員会学校教育課
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