最新更新日:2019/03/27
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いわき生徒会長サミット サミット宣言「 はばたこう いわきから 日本へ 世界へ 未来へ 」  平成30年度サブテーマ 「 すべては 挑戦から 」

タイに学校をつくろう!(ワンコイン・スクールプロジェクト) 第4回

 今回は植田東中学校の実践です。
 まずは、プロジェクトをスタートさせた時の生徒会長赤津さんの言葉を紹介します。
「サミットで他の学校の方針や今までの活動内容等を聞いて、東中にはないことや参考にしたいと思った活動がたくさんありました。東中にできることがもっとあるのではないかと考えさせられることもあり、より具体的にこれからの東中の進むべき道や課題が見えたような気がします。これからのサミット活動の中で、もっと学んで、東中の生徒会活動、委員会活動をより活発なものにしたいと思いました。
『中学生がタイに学校をつくる』というプロジェクトは、それぞれの学校によって進め方は違うと思いますが、校長先生、教頭先生、生徒会顧問の先生方と話し合った結果、体育祭時の募金活動、また、頑張りカードを利用した『1000回頑張り』と題した、全校生の取り組みを実施しています。今後、さまざまな問題や、意見の食い違いなど、壁にあたることが多々あると思いますが、私にできること、東中にできることをよく考えて取り組んでいきたいです。」

 植田東中では、5月28日にAEFAによる学校訪問で、プロジェクトへの理解を深めた上で実践へとつなげました。この時生徒会長の赤津さんは「私たちは、震災、津波、原発事故があり、その後も風評被害でライフラインの復旧もなかなか進みませんでした。でも私たちは助け合って生き抜いてこられました。もし困っている人がいれば、私たちも何ができるか考えていきたい。」との力強いメッセージを発信し、植田東中のプロジェクトが本格的にスタートしたのです。

【参加生徒の声】
・「震災のときタイから支援してもらった。そのお返しをしなくてはいけない。」
・「感謝の気持ちをこめて、恩返ししていきたい。」
・「学校は友達と遊んだり勉強するところ。タイの子にも学校に行ってほしい。」

【活動の様子】
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タイに学校をつくろう!(ワンコイン・スクールプロジェクト) 第3回

 12月25日に東京で開かれた第7回AEFAフォーラムについて報告します。
 東京の日本財団ビルで14時から開かれたフォーラムでは「人のために役立つ学びの実践」をテーマに、各団体の活動報告が行われました。

東京都の武蔵村山市から第一、第八、第十小学校、
福井県からは坂井市立丸岡南中学校と平章小学校、
三重県からは津市立高野尾小学校
東京都からソーシャルスタディを実践しているドルトンスクール東京が参加しました。

 各校の校長先生や代表者から、ワンコイン・スクールプロジェクトの各校独自の取組みが報告されました。その中のいくつかを紹介します。
・総合的な学習の時間で「会社をつくろう」をテーマに架空の会社を設立し 商品開発から販売に至るまでの活動を行い、その利益を意味のある使い方を考えて、ラオスの学校建設の資金にした。
・PTAと連携してキッズバザー(子どもたちだけのバザー)を開催し、お金を得ることの大変さを学ぶと同時にタイの学校建設の資金にした。
・ボランティア活動と連動したカード運動で活性化を図った。

 いわき生徒会長サミットからは、平第三中学校、草野中学校、小名浜第一中学校、錦中学校の実践を報告しました。

 どの学校の実践も、創意工夫が凝らされており、その方法は様々でしたが、活動の目的は同じであることが実感できました。

 参加者の方々からは、いわき生徒会長サミットの活動、特に「タイに学校をつくろう!(ワンコイン・スクールプロジェクト)」を市内全校で取り組んでいることに対して特段の評価をいただくと共に、是非実現してもらいたいとの励ましの言葉を多くいただきました。
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