千葉県松戸市　聖徳大学レジャー・レク学研究室（小林明子先生）の学生たちが一つ一つ手で縫ったおもちゃ（魚釣り）をいただきました。早速子ども達は池を作って魚釣りをはじめ、「釣れた！釣れた！」と歓声をあげていました。

幼稚園の駐車場に不審な人が来たという想定で、避難の訓練をしました。
幼稚園以外のところでも知らない人に声をかけられたら「いか・の・お・す・し」＝（ついていかない・乗らない・おおごえでさけぶ「たすけて！」・すぐにげる・しらせる）の５つの約束をしています。

火事や地震の時の避難は「お・は・し・も」＝（おさない・はしらない・しゃべらない・もどらない）の４つの約束です。

１１日雨天のため延期になっていた避難訓練（今年度２回目）を実施しました。非常ベルが鳴り地震発生の放送とともに、テーブルの下にもぐったり、先生のところに集まったりして揺れが治まるのを待ち、園舎から離れた園庭のぶらんこの前へ避難しました。模擬訓練、２回目ということもあり真剣に取り組めなかったり、話しをしたりする姿が少し見られました。回を重ねることでしっかりできるようになってくると思います。訓練でしっかりできないことは、本当におきた時もできないと思われます。

今年は初めて飯野仮設にお邪魔しました。会場は仮設のお隣にある飯野町の福祉センターをお借りしました。バスが到着すると玄関で待っていてくださいました。
和室７０畳の広さの会場に、子ども達の緊張はどこかに行ってしまいました。

初めにそれぞれに自己紹介をした後、子ども達が歌を歌ったり体操をしたり・・・仮設のの皆さんも一緒に歌ったり踊ったりしてくれました。
その後、手遊びやお手玉を使って一緒に遊びました。

動いた後は、幼稚園から持って行った絵本を読んでもらったり、読んであげたりして一休みしました。和やかなひと時でした。
一人一袋のおやつをいただき、お礼にかたたたきをして帰ってきました。
子ども達と一緒に楽しいひと時を過ごせたでしょうか。広い畳の会場に大はしゃぎのこどもたちでした。飯野仮設の皆さん、ありがとうございました。

兵庫県西宮市の西宮公同幼稚園の保護者が中心になって結成したパン焼き隊「にしきたパン焼き隊」から、飯舘の幼稚園の子ども達に、と手作りのパンが届きました。
みんなでおやつにいただきました。

６月６日（金）全員で乗り物ごっこをしました。
園外保育で梁川希望の森へ行き、ＳＬ機関車に乗ったことから電車作りがはじまり、年長組が中心となって乗り物ごっこへ。
お客さんになった、もも組とちゅうりっぷ組の子ども達は大きな声で「乗せてくださ〜い」と電車を呼びながら、目的の駅まで行って楽しんでいました。

「乗せてくださ〜い」「切符下さい」「どこまで行きますか〜」
しっかり言葉が言えたかな・・・

すみれ組さん、切符やさんと運転手さん、しっかりね！

６月５日（木）第２回保育参観・第１回家庭教育学級が実施されました。
保育参観では、歌を歌ったりお友達とリズム遊びをしたり、また、劇遊びやじゃんけん遊びなど日ごろの幼稚園での姿を見ていただきました。のびのびと遊ぶ子ども達の姿が見ることができたのではないでしょうか・・・。

家庭教育学級では講師に宇田川　光雄先生を迎え
「子どもは地域で育つ」＝家庭も学校も地域の中の施設＝
と題し講演をいただきました。
講演の先立ち、子ども達と一緒に紙人形を観てそれを受けてのお話がありました。

家庭教育学級の講演の間、子ども達はバルーンで「蜂」を作り、とばして遊びました。
バルーンで形ができると歓声をあげながら全員が作ってもらいました。

梅雨の前の一夏を思わせる暑さに、先日、福島しんたつロータリークラブからいただいたプールに早速入りました。ちょっと冷たい水にも大はしゃぎの子ども達でした。「おもしろかったね。！」「楽しかったね！」の声が聞かれました。
梅雨入りしたらしばらく寒い日が続きそうですが、できるだけプール遊びをしていきたいと思います。

今年も、飯野町の菅野幸雄さんが珍しい昆虫、冬眠から覚めたオオクワガタを持ってきてくれました。菅野さんからは、世界の珍しいカブトムシやクワガタのお標本をお借りして見せていただいてます。珍しい昆虫に子ども達は大喜びです。
菅野様、いつもありがとうございます。

震災後、川俣の二つの幼稚園に間借りをしてお世話になっていました。
幼稚園が無くて飯舘村の子ども達が可哀想・・・と、（株）コマツ建機販売（本社　神奈川県川崎市）様が、２４年度、飯野町に仮設幼稚園を建ててくれました。自分たちの幼稚園という事で思いっきり生活することができました。身心ともに体の先々まで伸ばせた感じがしました。
今まで無償で貸していただいていましたが、この度飯舘村に寄贈するという事で、３０日に寄贈式がありました。仮設とはいえ、建設の材質にはお金をかけていただき、中に入れば仮設とは思えないほどです。
これからもこの園舎を大切に使い、飯舘村の子ども達を健やかに育んでいけることに感謝しています。避難しているからこそ経験できることもたくさんあります。
福島に避難されている方にとっては、通園時間が長く心配な事も多いかと思いますが、スクールバスでの送迎もしっかりされています。また、子ども達は周りの環境に適応し、友達と一緒に楽しんでいます。
幼稚園の生活を安心して、この飯野町の草野・飯樋幼稚園に託してください。

コマツさんから、「頑張っている子ども達に〜」とコマツのプルバックカーとクラスに１冊ずつ絵本をいただきました。（プルバックカーは１個ずつプレゼントです）
お礼に太鼓をやりました。

ＡＬＴ（外国語）教師、ザべス先生がきました。（２回目）
３〜５歳のそれぞれのクラスに入り、英語での会話の中で自己紹介をしたり、歌を歌ったりリズム遊びをしたりして遊びました。
英語が分からない子ども達もザべス先生の動きや雰囲気から何となく分かるようです。
英語を日本語で訳して覚えるのではなく、英語を聞き慣れることだそうです。
早くから英語に触れることができていいですね。月１回ですが、楽しみです。

自己紹介、できました。

さすが年長組、ザべス先生の言葉の雰囲気で動くことができました。
まだ、ちょっぴり恥ずかしいね・・・

荒井にある「だいこん村」の畑を借りて作っている比曽の木幡八男さんさんのご好意で、
さつまいもを作ることができるようになりました。震災後、土や自然に触れルことができなかった子ども達にとっては、最高の活動です。
準備、作業、管理等はすべて木幡さんのご好意ということで、甘えているところです。
施設使用は無料という事で、だいこん村の社長さんにも本当に感謝しております。

苗植えには、乗せてきてくれたスクールバスの方々にも手伝っていただき、みんなでワイワイ楽しく植えることができました。

※だいこん村の社長さん…福島市　渡邊エンジニアリング代表取締役　渡邉裕之氏