茨城県県南地区PTA連絡協議会 女性ネットワーク委員研修会報告

11月9日(土)県南生涯学習センターにて
県南地区PTA連絡協議会女性ネットワーク委員研修会へPTA本部から2名参加しました。
「地域との輪をつなげよう」
〜大切な子どもたちを守るために〜
を研修テーマに男性含め、沢山の方が参加されていました。

実践発表では「ランドセルがつなぐ世界の輪」と題し、研修担当地区である稲敷市、見浦村、河内町の委員の方によるフィリピンのマニラへランドセルを送るまでの活動記録をインタビューや映像を交えて発表がありました。マニラでランドセルを受けとる子どもたちの映像もあったのですが、それはそれはとても嬉しそうでした。担当委員の方は、嬉しかったこととしてPTA一丸となって達成できたこと、子どもたちとふれあえたこと、我が子だけでなく他の子どもへも目が行くようになったと話されていました。

 次に、筑波大学大学院後期博士課程人間総合研究科障害科学専攻の石田 祐貴さんによる「子育て十人十色〜子どもの多様性の意識を育む視点〜」という演題の講演がありました。皆さんは「トリーチャーコリンズ症候群」という病気をご存知でしょうか?
この病気は、顔の周辺の骨が十分に発達せず生まれてくる遺伝子の変異による遺伝性疾患で日本での出生率は3〜5万人に一人だそうです。

人は無意識のうちに多数派を「ふつう」と言い、子どもの意識、概念は、身近な人々をモデルとして幼少期から無意識に形成されていくものであり、人は違って当たり前だと大人がモデルをしめす事が大切だと石田さんはおっしゃっていました。


画像1
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31