最新更新日:2024/03/06
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学校教育目標 かがやく生命(いのち) ひろがる笑顔

心をこめて コサージュづくり

 毎年6年生が行っている、天蚕の繭を使ってのコサージュづくり。北小の特色である天蚕学習のまとめとなります。そしてこのコサージュは、おうちの方にプレゼントし、おうちの方はコサージュをつけて、卒業式に参列します。もはやこれも北小の伝統となっています。
 長年お世話になっている講師の先生に丁寧に教えていただき、難しいところもありましたが、心をこめてつくっていきました。「こんなふうに配置すると、きれいに見えるかな?」喜んでくれるおうちの方の顔を思い浮かべながら、仕上げていきました。
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後輩に託す選挙

 児童会選挙がありました。6年生も選挙権をもつわけですが、もうすぐ北小から巣立っていくことになりますので、自分たちが卒業した後の児童会を託す、次の6年生のリーダーを選ぶ、という立場で選挙に臨みました。
 一年前は、まさに自分たちのリーダーを決める選挙でしたが、そう思うと、時のたつのは早いなあと感じます。
 選挙を運営してくれたのは、各クラスから選出された選挙管理委員のみなさんです。委員長、副委員長は6年生が務め、公正な選挙の実施に努力しました。
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貴重な体験 邦楽教室

 音楽の「雅楽」の学習に関連して、3名の講師の先生をお招きして、邦楽教室を行いました。
 前半は、筝と尺八による演奏の鑑賞をしたり、和楽器の紹介をお聞きしたりしました。演奏では、お正月の定番曲「春の海」をはじめ、「千本桜」や「海の声」などおなじみの曲も披露していただき、子どもたちは聞き入っていました。
 後半は、実際に自分たちで筝を演奏してみました。「さくら」を練習して演奏してみましたが、子どもたちは飲み込みが速いですね。心地よい筝の音色が部屋いっぱいに響きました。
 普段和楽器にふれることが少ない中で、貴重な体験をさせていただきました。
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ドッジボールのクラスマッチ

運動委員会の企画によるドッジボールのクラスマッチが22日(金)にありました。例年、大繩でクラスマッチをしていたのですが、今年は変更になりました。
6年生にとっては久々のドッジボールでしたが、男女ともにたいへん盛り上がりました。たまには、クラス対抗で行うのも盛り上がりますね。

なかよし集会

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 なかよし集会がありました。11月は『仲良し旬間』ということもあり、児童会長からは「いろんな人と関わって仲良くなってほしい」というお話がありました。そこで今回の集会では、『ロープリレー』という仲良しゲームを行いました。ルールは、5分間という時間の中で、円になって隣の人と手をつなぎ、手を離さずに次の人にロープを送っていくというものです。ゲームが始まると、上手く体を通すことが出来ない子がいると、グループの中で「頑張れ!」という声があがったり、手をつないでいる隣の人が相手のことを考えて腕や体全体を動かして、ロープが通るようにしてあげたりする姿が見られました。6年生は、それぞれグループの班長・副班長として、ルールが分からない下級生の子たちに分かるように説明してあげたり、体のどこからロープを通せばよいか教えてあげたりしてくれていました。今回の集会では、11月の生活目標である『友だちにやさしいことばをかけよう』という姿がたくさん見られました。子どもたちには、普段の生活の中でも、友達に対してやさしい言葉遣いをより意識し、クラスや学年をこえて、色んなお友達と仲良くなってほしいと思います。

格好良いよ!6年生

 昨年の持久走大会は、空一面灰色の雲におおわれた天気の中で行われた。しかも、途中から雨も降ってきてなかなか厳しい状況下であった。しかし、今年はどうだろう。朝霧に包まれてはいるが、天気は上々。修学旅行の幸運をそのまま引き継いだかのようであった。ただ一つ気がかりなのは、今年は天気が悪かったり修学旅行があったりで事前に十分な練習ができなかったことだ。しかし、そんな心配は、子ども達の走りを見ていると杞憂であった。

 子ども達の真剣な眼差しは、とても魅力的であった。
 子ども達が、スタート位置に並んだ時のみなぎる闘志は、とても迫力があった。
 子ども達が、前を走る子になんとか食らいつこうとする粘りは、とても格好良かった。
 子ども達が、顔を真っ赤にして走る姿は、とても微笑ましかった。
 子ども達が、寒い中ほぼ全員が半袖短パンで走る姿は、とても凜々しかった。

 私は、ただただ感動しながら、ただただ拍手と声援を送るだけであった。完走した6年生のアスリートの諸君、本当にお疲れ様。そして、感動をありがとう。サンキュー。グラシアス。メルシー。グラッチェ。オブリガード。シェイシェイ・・・。

 それにしても、なぜ子ども達は、辛いはずの持久走をこんなにも頑張れるのだろう。サッカーやバスケットのようにボールを追いかけたり相手をマークしたりする目的があって走るわけではない。鬼ごっこのように、捕まるとやばいとか捕まえないといけないという緊張感(危機感?)があって走るわけではない。これは、わたしの勝手な推測でしかないが、苦しさに耐えて頑張っている自分を少しばかり離れた所で見つめているような感覚になれるからではないだろうか。それに、走りきった後の達成感の「心地良さ」を味わいたいがために走っているのではないだろうか。これらの体験は、なかなかできるものではない。これからも、こうした体験を自ら求めて自分を高めていってほしい。
 保護者の方々には、肌寒い中でありながら熱心に応援していただき本当にありがとうございました。「がんばれ」の応援は、一人でも多い方が励みになるので、例年以上に応援に駆けつけていただいた姿を見た時は、正直うれしかったです。きっと、子ども達の記録が伸びた大きな要因になったように思います。特に、最後の方にゴールしてくる子ども達への大きな拍手は、何よりもうれしかったです。本当にありがとうございました。
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太古の時代に思いを馳せて…

 地層・化石見学に行ってきました。昨年度までは、北小ではずっと信州新町に行っていたのですが、今年度から松本市四賀に変更し、「いい化石をたくさん見つけるぞ!」と意気込んで出発しました。
 化石館では、「シガマッコウクジラ」の化石標本を目の前にして、館長さんから「このあたりが大昔は海だった」「このような形で全身の化石が見つかったのは、世界中でも類を見ないもの」「このシガマッコウクジラは、この海での食物連鎖の頂点に立つ存在であった」というお話をお聞きし、驚きの声を上げていました。
くっきりと層が分かれた「豆岩」の地層、地層のずれた様子がはっきりととらえられた「逆断層」、発見されたその場所にそのときのまま保存されている「ハクジラの化石」など、フィールドワークでも貴重なものが見られました。
 さてお楽しみの化石採取では、保福寺川に面した泥岩層から、泥岩をほじくりだして、一つ一つ化石かどうかを確かめていました。そのうちに、「化石あった!」「見せて見せて」「やったー」などの声が上がり、夢中になって化石採取をしました。ほとんどは、魚(主にニシン類)のうろこの化石でしたが、中には、植物化石や、魚のえらぶた、ひれ、骨格といったものを見つけた子もいました。
 さわやかな晴天の下、秋も深まり美しい紅葉を眺めながら、太古の時代に思いを馳せた、よい一日となりました。
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中学校を感じる

 9月の終わりに、中学校の文化祭見学をさせていただきました。まず「制限のないAIの発展に賛成か、反対か」を全校で意見交換する会を見学しました。「中学生は、たくさん手を挙げていて、自分の意見をみんなの前で堂々と発表していてすごいなと思った」「少し騒がしくなっても、次の話が始まると、すぐに静かになっていて、自分たちとはちがうと思った」といった感想、また「わたしは、制限のないAIの発展には反対だと、中学生の話し合いを聞いていて思いました」など、自分の考えと比較しながら聞いた子もいたようです。その後は、教室を回って作品展示の見学をしました。
 「中学生ってすごいな。見習いたいな」「中学生の作品は上手だな」とだんだんと中学校生活への見通しと期待を持ち始めたようです。
 もう、あと半年を切りました。中学校での自分の行動は、もうすぐ中学生になるんだ、という自覚をもった行動だったでしょうか。振り返りつつ、日常生活から、心がまえをつくっていきたいですね。

修学旅行に行ってきました

 学年のめあて『時間を守りきびきびと行動しよう』のもと、修学旅行に行ってきました。時間を守るという点に関しては、東京ディズニーランドからの帰りの際、友だちとはぐれてしまって多少集合時間に間に合わないということはありましたが、後は完璧でした。高速道路で渋滞に巻き込まれ、東京国立科学博物館に予定よりも遅れて到着したのですが、予定が変わっても子どもたちは時間を守って行動してくれたので、その後は予定通りになりました。また、見学の時には、説明してくれる方の話を良く聞いたり、列になって見学するときには前の人と隙間を空けないようにして歩いたりして、きびきびとした行動をすることができました。2日目のお昼の『サンジの俺様レストラン』では、120人の子どもたちがバイキング形式で食事をするには少し大変かなと心配していましたが、各クラス時間差をつけて入店したり、子どもたちも空いている所から取っていくなどしたりして、みんなお腹いっぱい食べることができました。班やグループの仲間と協力し合い、時間やルールを守り、思いきり楽しむことができた修学旅行になったと思います。朝早かったり、夜眠れなかったりしていても、友達と一緒なら楽しくて、夢のような楽しい2日間を送ることができました。きっと、お家でもお土産話をたくさん聞いていただいたかと思います。心配していた天候にも恵まれ、体調を崩したり、怪我をしたりすることも無く、皆が無事に行って来られたことが何よりです。お家の皆様には、準備や送迎、体調管理等、大変お世話になり感謝しております。卒業まで、残り5ヶ月。この修学旅行で経験したことを、学校生活に生かして、『1UP』した姿を下級生たちに見せていってほしいと思います。
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修学旅行一色!

 運動会が終わり二週間が経ちました。それまで、学校生活は運動会一色だったのですが、ここからは、修学旅行一色になっていきます。一色と書いたのは、別に誇張したわけではなく、修学旅行まで後2週間ほどしかないのに、やるべきことや決めるべきことが山ほどあって、1分1秒がもったいないと思うくらいなので実際問題として修学旅行一色と書かせてもらいました。
 今週、早速始まったのが、「班決め」です。この「班決め」ですが、今回は、
 ☆ 修学旅行全般にわたる「班」
 ☆ 東京ディズニーランド用の「班」
 ☆ 宿泊先の部屋割りの「班」
 ☆ バスの座席
 と、4つも決めなければなりません。そして、そのどれも子ども達にとっても担任にとっても、とっても大切な「班」なのです。
 子ども達にとっては、やっぱり仲良しと一緒の班になりたいというのが一番の願いでしょう。頭の中では、「誰となっても仲良くしなければいけない」「新しい友達になれる可能性がある」と理解はしていても、なかなか納得することはできないものです。でも、自分の思いだけを主張しても、班はなかなか決まりません。それぞれに譲る場面があったり、誰かが意図的に我慢してくれたり、誰かが上手に仲を取り持ってくれたりして決まっていくのです。当然、すんなりいくとは思いません。紆余曲折を経て産みの苦しみを感じながら決まっていくことでしょう。
 そして、決まったからには、きちんと受け止めて、そのメンバーによる最高のパフォーマンスができるよう目一杯の心配りをしていきましょう。
 担任としても、班決めはとても大事です。例えば、東京ディズニーランドでは、夕方から夜にかけての行動の上に、広い敷地内でアトラクションを体験したり夕食をとったりしなければいけないのです。何か不測の事態になった時、いざとなったら近くにいるキャストに声を掛ければいいのですが、まずは、同じ班のメンバーが頼りになります。
 子どもからみても、担任からみても、安心して最高のパフォーマンスができる「班」が出来上がることを切に願います。

【画像はフリー素材を使用しています】
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最後の運動会!

 台風の接近に伴い短縮日程になりましたが、6年生は予定していた種目を全て行うことができました。それまでの暖かい陽気とは打って変わって、肌寒い日となりましたが、南グラウンドは子どもたちの熱気に包まれました。
 まず最初の種目『ラストラン!』。今年はコースや並び順を確認したのみで、練習では実際に走ってはいません。上手くできるかどうか心配ではありましたが、そこはさすが6年生。短距離走も6回目になると慣れたものです。レースの方はというと、本番一発勝負ということでみんな気迫のこもった走りを見せてくれました。どのレースも接戦が多く、見応え充分!!まさに『ラストラン!』という名前がぴったりでした。
 続いて前半のトリを飾る『騎馬戦』。今年は最高学年として登場です。女子は1回戦も2回戦も最後まで勝敗の行方が分からない接戦となりました。どちらも激しく帽子を取り合い、最後まで引かない戦いぶりに、女子のたくましさを感じました。男子は、1回戦は赤組の完勝となりましたが、2回戦は白組も相手の大将を倒そうと作戦を講じ、見応えのある試合を見せてくれました。会場も5・6年生が一生懸命頑張る姿に、大盛り上がりとなりました。
 そして、最後は組体操『成長〜仲間と共に〜』。本番までの短い練習期間で、子どもたちはよく頑張ったと思います。演技をしていく中で、段々大きくなっていく拍手、立ち上がって喜ぶ1・2年生の姿。きっと子どもたちはそれらを感じながら、気持ちよく演技できたと思います。あの最後の大フラワーでもらった大きな拍手は、一生の思い出になるのではないでしょうか。
 保護者の皆様には、体調管理や励ましの声、当日の応援などたくさんの場面でご協力いただきました。本当にありがとうございました。
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地区子ども会・なかよし集会

 夏本番という暑さになってきましたね。6年生の過ごす新北校舎は、学校の校舎の中でも特に暑い場所のひとつ。室内でも30度を越える過酷な中ですが、一学期の終わりに向かって、学習、またその他の活動もがんばっています。
 地区子ども会がありました。夏休み中の地区行事やラジオ体操、水泳の参加の仕方について、確認や話し合いがありました。また、終了後は地区毎集団でまとまって下校となりました。各地区担当の先生方に聞くと、多くの地区で、三役を中心とした6年生のリーダー性が発揮されていた、ということです。計画だけでなく、行事や体操の実施においても、6年生の力が頼りです。これからもお願いします。
 2回目のなかよし集会。縦割り班で「人間知恵の輪」をして楽しみました。集合する場面、班を二つに分けて知恵の輪を作る場面、そしてその知恵の輪をといていく場面、班長・副班長が下級生をリードしていく姿を見ることができました。児童会スローガンに向かって、6年生の力で、全校の仲間の輪がさらに広がっていくことを期待しています。

実力の片鱗を見せた音楽会

 「もっと上手に演奏したい。」
 「もっとうまく歌いたい。」
 「もっともっとみんなに感動を届けたい。」
 「もっともっともっと6年生の心をひとつにしたい。」
 こうした多くの子ども達の願いを十分に叶えてあげることができずに臨んだ本番。そのことを、担任として本当に申し訳ない気持ちでいっぱいである。
 子ども達は、どんな思いで本番に臨み、本番を終えて何を思ったのだろうか。

 練習段階で、なかなか6年生120名の心がひとつになることができず、練習が始められなかったり中断したりすることもしばしば見られた。そんな状況を好ましく思っている子ども達はおらず、決して態度には表さなかったけれども、イライラを募らせたり不安になったりしていた。
 そんな状態がなかなか改善されずに何日も続き、いつの間にか前日になっていた。このまま本番に突入するのかと危惧しながら体育館に集まると、この日は今までと雰囲気が全く違っていた。私語がほとんど聞こえないのだ。静寂な雰囲気を維持したまま合唱・合奏の練習が行われた。終わった後そこにいらした先生方が拍手をしてくださったが、決してお世辞ではない心からの拍手であった。それだけの手応えがあったのだ。前日にして一筋の光明を見いだした思いであった。

 前日の希望を胸に臨んだ本番。
 合唱が始まった。ソプラノの声がびんびん響いてくる。主旋律の部分のアルトの声も助っ人の力を借りてはいるもののしっかり聞こえてくる。ソプラノの高い声が天井にこだまする。私は、子ども達の席で写真を撮っていたが、冷静でいられるのはここまでだった。カメラを持つ手が震え、目頭が熱くなってきてしまったのだ。それくらい感動を与えてくれる歌声であった。1番と2番の終わりに7拍も音を伸ばすのは、津波の引いていく様子だったのだろうか。それとも、これからも続く未来への希望の道の長さだったのだろうか。いずれにしても、十二分過ぎるほどの余韻に浸ることができた。
 続いて合奏が始まった。120名が揃った演奏は迫力が違っていた。ダンスミュージックだからとノリノリの気分になるほどのゆとりはなかったが、とても誇らしい気分で聞き入ることができた。
 
 今回の音楽会は結果オーライと言えるだろう。けれども、子ども達はきっと、もっと上を目指したかったに違いない。もっと真剣にやりたかったに違いない。「終わり良ければ全て良し」なんて絶対言いたくない。次は、組立体操。結果も大事だが、過程を大事にしたい。
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『プール清掃』〜全校のために〜

 プール清掃を行いました。この日はとても良いお天気(良すぎるくらい)に恵まれました。6年生は、プール全体にこびり付いた泥や枯葉を落とす作業を行いました。水分をすって重くなった泥や枯葉を、スコップを使ってバケツに入れ、外に運び出す作業はとても大変でした。また、乾いたら乾いたで、プールに枯葉が張り付いてしまって、これを落とす作業も大変なものでした。さらに、時間帯によっては30度を超える中での作業で、子どもたちの額には大粒の汗が・・・。ホースから水を出して汚れを洗い流すときには、「先生、自分にもかけて!」という子が何人も。途中からは、水浴びをしながらの作業で、楽しみながらやっている様子も見られました。子どもたちは、全校のみんなが今年も気持ちよくプールが使えるようにと、床や側面に残った汚れを、デッキブラシで一生懸命磨いてくれました。おかげで、写真のようにきれいな状態のプールになりました。本当に6年生の皆さんに、感謝です。今年も安全で楽しいプール学習が始まるのが、楽しみです。
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昔の生活に思いを馳せて

 以前の校長先生である百瀬先生から、「歴史学習ガイダンス」をしていただいた。子ども達が印象に残った内容は、以下の通り。
○ 人間だけが過去(経験)のことを言葉で伝えることができる。サルでさえ、仲間がおりに捕まってしまう場面を目撃しながら、同じ事を繰り返してしまう。
○ 過去に身長が180cm〜200cm、体重が100kg〜のネアンデルタール人、身長が、100cm〜120cmの人間、頭に角がある人間など、ヒトは、19種類もいた。けれども、現在生き残っているのは、われわれホモサピエンス(知恵ある人)と言われている人類だけである。残りの18種類は全て滅びてしまった。われわれも滅びることがないとは言い切れない。だから、歴史(過去の経験)を学んで、どうやって生き延びることができるのかを探求するのが歴史である。
○ 謎解きの楽しさも歴史である。縄文時代と言うと、原始的な生活をしていたと思いがちであるが、「革靴を履いていた」「水洗トイレがあった」「ポシェットを身に付けていた」「縄文土器は、世界レベルの芸術品」とイメージを覆す発見が次々となされている。
○ 地区の有力者が亡くなると、自分の住まいが見渡せる西山の麓に墓をつくった。そして、親族は、亡くなった人をその頃最も大切にされていたお米で作った「お酒」を土器(須恵器)につぎ、ストローを使って飲みながら、喪に服したらしい。

 とても興味深い話で、子ども達は、45分間じっと耳を澄ませて聞き入り熱心にメモを取る姿が見られた。最後に、百瀬先生のご配慮で、3000年前の本物の縄文土器に触らせてもらった。3000年前とつながる貴重な経験であった。
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よい学習になった社会見学

 朝からあいにくの雨模様となってしまいましたが、社会見学に行ってきました。
 6年生になって、社会科では歴史の勉強を続けてきています。子どもたち、歴史を学ぶようになって、社会の時間が好き、という声が多い感じがしますが、いかがでしょうか。
 さらしなの里歴史資料館。ヒスイ色の飾り玉作りを夢中になってやり、縄文人の“おしゃれ”に心を寄せました。森将軍塚古墳と古墳館。権力を見せつけたい豪族は、こんなに高くて見晴らしのいいところに、こんなに大きな墓を作ったんですね。県立歴史館では、一般の見学では絶対に見られないバックヤードを見せていただき、安曇野市内で出土した縄文人の遺骨を間近で見たり、縄文土器・弥生土器に手を触れて、感触や重さを肌で感じたりしました。
 今回の社会見学は、学校で学習したこと、またこれから学習することについて、本物を見たり、体験をしたりと、とてもいい機会になりました。
 保護者の皆さまには、朝早くからお弁当などをご用意していただくなど、たいへんお世話になりました。ありがとうございました。おかげさまで、とってもいい一日になりました。
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大盛り上がりのクラスマッチ

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 真っ青な空に薫風が吹き抜ける絶好の運動日和に第1回学年クラスマッチが行われた。今回のめあては3つ。
☆ クラスのきずなを高める
  (「がんばれ」の連呼)
☆ 相手を称える
  (「お互いによく頑張った」と握手)
☆ 集団行動を素早くする
  (呼び出し後2分以内にだまって整列する)

 最初の競技は、1年生の頃に行った「玉入れ」。みんな身長が随分伸びて、さぞかごが低く感じたことだろうと思いきや、多く聞かれたのは、「1年生って、よくこんな高いかごに入れられたなあ。」というもの。確かに見ていると、玉が思うようにかごに入らないで苦戦している姿をあちらこちらで見かけた。それでも、昔取った杵柄。競技が終わって、玉の数を数えてみると、70個を越えるクラスがいくつかあった。
 次の競技は、綱引き。4年生までは毎年やっていたものだが、2学年連合チームだったので、どうしても集団に紛れ込んでしまう感じであった。しかし、今回は、クラス対抗。一人一人の力のいれ具合が大きく勝敗を左右する。それと、各クラス毎の戦術。綱引きの様子を見ていると、長い綱を有効に使って一人一人の間隔を大きく開けたり、綱の後ろで「おもり」となってつかまったりととってもユニークな戦い方が見られた。結果はどうあれ、クラスの力を一つにする助けになったように思う。
 最後は、事前の様子だと子ども達に不人気だった集団リレー。しかし、本番では最も盛り上がった競技であった。それは、他の2種目がクラス全員参加のためクラスの応援ができなかったけれども、リレーは男女別々なので自分のクラスの応援ができたからだ。応援する様子を見ていると、多くの子達が声を枯らして叫んでいる姿がとっても印象的であった。
 今回のクラスマッチ。こうして見ると、ここには記述していないが反省すべき点もなきにしもあらずだが、おおむね3つの目標を達成できたように思う。次回のクラスマッチが今から楽しみだ。

1年生を迎える会

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 4月の中でも最も大きな出来事といえば、「1年生を迎える会」だったでしょうか。6年生は、姉妹学級の1年生と手をつないで入場。1年生も、迎える2年生以上も、思わず笑顔になる入場でした。いっしょに入場できない6年生は、アーチを持ったり、進行したり、自分の仕事の準備をしたり、それぞれの持ち場でしっかり役目を果たしていました。学年では、3年生のときにもやったという「どっちの学校いい学校」を披露し、「穂高北小はにこにこ学校だよ」と伝えました。運営委員会の企画では、有明忍術学校の生徒が登場して、学校に関するクイズ。大盛り上がりでした。
 自分たちががんばることで、ほかの人たちが喜んでくれるって、とても嬉しく気持ちのいいことですね。そんな気持ちを、児童会活動を初め様々な場面で、これからも感じられるといいなあ、と思いました。

「6年生」として出発してから1ヶ月

 6年生としての生活が始まって、早1ヶ月が過ぎようとしています。最高学年となって、様々なことがあり、大変な1ヶ月だったのではないでしょうか。入学式に、全校の代表として出席し、一年生への呼びかけと歌のプレゼント。学年集会を開いて、6年生としての心がまえを確認。発育測定で、大きくなった自分を実感。5年生と合同で高学年としての役割を考えた、高学年集会。一年生を迎える会に向けての準備や練習。交通安全教室で自分の命を守る勉強。児童会や地区子ども会の役員として、第一回の会に向けての準備と実行。…主だったものを挙げても、こんなにもたくさんのことをやってきました。クラスを超えて、学年全体で動く機会が多くありました。最高学年としてどうあるべきか、忙しい1ヶ月間でしたが、学ぶことも多かったのではないでしょうか。
 学校全体を動かし、学校の雰囲気をつくっていくのは、やっぱり6年生。学校中の人たちが、期待しています。それだけに、いつも「6年生だから」「最高学年として」と言われて、大変なことばかりでしょう。一つ一つの経験が成長につながります。失敗してもいい。でも、一生懸命に、責任を持って、これからも取り組んでいってほしいと思います。
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