最新更新日:2024/04/25
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令和2年度 一学期始業式 学校長の話

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 令和2年度一学期始業式は、COVID-19感染防止のために校内放送で行いました。話した内容を紹介します。
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 ただいま紹介いただきました校長の松尾 修です。後ほど紹介する13名の先生方とともに、4月1日、栄えある穂高東中学校に赴任しました。歴史と伝統のある本校がますますよい方向に進み、発展していかれるように力を尽くしていきたいと思います。よろしくお願いします。
 
 本校は今年度、今日の午後入学式を迎える新1年生を含め、全校生徒479名、先生方47名でのスタートです。この生徒数について、ここ5年間の推移を調べてみました。すると、4年前の平成28年度は445名、29年度は462名、30年度は461名、令和元年度は469名と、少しずつですが増加傾向をたどって本年度に至っていることが分かりました。4年前からは34名の増加で約1クラス分の人数が増えたことになります。
 日本全国的には少子高齢化が進んでいることはみなさんも知っていると思います。長野県もその例外ではありません。ところが、本校の生徒数だけではなく、実は穂高地区の人口も、わずかですが4年前より増えています。これは一体どういうわけなんでしょう? 例えば、「穂高には、人が移り住みたくなる魅力がある」という仮説を立ててみて、その謎を探ってみるのも面白いように思います。自分の住む穂高の魅力を再発見、再認識できるかもしれません。
 
 そんなスタートを切る令和2年度は、穂高中学校が2校分離して、本校が穂高東中学校として新たに足を踏み出してから20年目を迎えます。いわば日本人で言うところの成人式を本校が迎えるということになります。今年度はそれを記念して、生徒会の最大行事「しゃくなげ祭」において記念式典を予定します。式典の計画にあたっては、生徒が主体的に参画する企画を取り入れ、生徒の力で、新たな一歩を踏み出す東中をイメージできるものにしていきます。過去、そして現在を見つめ、東中を未来へとつなげていきましょう。
 
 さて、新型ウィルス感染症(COVID-19)により、社会生活が大きな影響を受けています。今日の始業式、入学式を経て、通常登校になりますが、感染が拡大しないように予防策をとりながらの生活になります。詳しくは担任の先生から伝えていただきますが、毎朝健康チェックをするともに、学校中で咳エチケットや、手洗い、換気などに注意を払っていきます。家族や友達、そして自分の健康と命を守るために、確実に実施してください。

 最後に、皆さんにお願いがあります。人にはそれぞれ違いがあって、その違いを認め合って社会が成り立っています。穂高東中学校は、すべての生徒にとって生活しやすく学びやすい学校でありたいと思っています。たくさんの生徒が生活する中にあって、生まれながらの特長や、病気やけが、時には心に重い悩みを抱えて生活をする仲間がいることもあります。ハンディを抱えた人に対しては、それを克服するためにその人にとってどうしても必要な配慮をすることがあります。それは、例えば、視力の弱い人がめがねをかけて生活するのと同じです。その配慮が、ごく自然なことだという感覚をもって受け入れてくれたらうれしいです。
 みなさんが、新しい年、新しい気持ちで、よいスタートを切ることを願って、私の話を終わります。

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