最新更新日:2024/05/14 | |
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4/2 どう思いますか?けれども、今日の中日春秋を読んで、あらためて深刻さを感じさせられました。こういう言い方はいけないのかもしれませんが、子どもがこのように言う原因の一端は大人にもあるのではないでしょうか。五山の送り火に、被災地の材木を燃やそうとしたときの大反対、被災地のがれきの受け入れ問題等、大人の行動が子どもにも伝播したとは考えられないでしょうか。 大人の責任の重さをもう一度考えてほしいと思い、記事の全文を掲載します。 その少女は10歳で、東日本大震災に遭った。福島県浪江町の自宅は福島第一原発から10キロほど。避難を始める時は「ちょっとすれば、いつも通りの生活に戻れる」と思っていた。 15歳になった少女は5年の日々を手記に綴(つづ)った。心(しん)の強さを感じさせる字で書かれた文章を読ませていただいたが、伝わってくるのは、自分の思いと懸命に向き合おうとする姿だ。 少女は、父の仕事の関係で岐阜県に避難した。「福島の友達と離れてしまうのは悲しいし、寂しかったけれど、岐阜でたくさん友達をつくっていこう」と決心していたが、待っていたのはいじめだった。 「福島に帰れ」と書かれた紙を、靴に入れられた。中学校でもいじめられ、「空気が汚い」などと言われた。自殺も考えたという。 <この5年間はなんだったのでしょう。(元の生活に)戻れないものは戻れません。夢じゃないと分かっているのに、どうしても受け入れられないときもありました。でも「現実は現実。受け入れなければいけない」と思い、自分を説得しました>。そう思いを書き記すうち、少女は「少し、すっきりできた」という。 もうすぐ新学期。この少女のようにつらい思いを抱え新たな学校生活にのぞむ子がいたら、ぜひ思いを綴ってみてほしい。いや、それ以上に自分の思いと向き合ってほしいのは、いじめに加わってしまった子どもたちだ。 (引用終わり) |
知多市立八幡小学校
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