最新更新日:2024/04/26 | |
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7/19 ちょっと数学の話を!そこでふと思い出したのが、「素数ゼミ」です。 「素数ゼミ」は13年と17年周期で大発生するセミのことです。13も17も素数ですね。だからこのセミのことを「素数ゼミ」と呼ぶわけです。このセミは、13年とか、17年間もの長い時間土の中で成長し、その後成虫となって地上に出てくるのです。よく年を間違えずに出てきますね。セミもたいしたものです。 こんな話があります。(「素数ゼミの謎」吉村仁著 より引用) 2004年の夏のことです。ある日、アメリカでへんてこなセミがたくさん出てくるらしい、という記事が日本の新聞のかたすみにのっていました。実は、この年は素数ゼミの大当たりの年だったのです。しばらくすると、新聞やインターネットでは、次々にセミのニュースが流れだしました。 「ワシントンに17年ぶりにセミが大発生!」 「シンシナティに50億匹のセミが現れる!」 50億匹のセミ!! ほとんどSF映画の世界です。 しかもこのセミたちはなぜか1平方キロメートルにもならないせまいところに集中して現れるのです。その集まり具合ときたら、1平方メートルに40匹もいるのです。例えば、あなたの部屋が10平方メートルくらいだとしたら、部屋の中で400匹のセミが鳴いているのです。とんでもないことですね。 (引用終わり) でもなぜ、13年、17年という素数の周期で大発生するのでしょうか。セミが素数を知っているのでしょうか。だとしたらたいしたものですね。 実際は、進化の過程と、繁殖の関係でこのようになったようです。 セミが大発生する周期にも素数がある。 素数という数は不思議な数ですね。 詳しくは、「素数ゼミの謎」をお読みください。 (写真は素数ゼミです。) |
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