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9/25 イグ・ノーベル賞

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 皆さんは「イグ・ノーベル賞」を知っていましたか?

 私も知らなかったので、調べてみました。
 イグノーベル賞は、1991年に創設された「人々を笑わせ、そして考えさせてくれる研究」に対して与えられるノーベル賞のパロディーだそうです。日本は、2007年から10年連続の受賞になります。
 
 今回の受賞内容はもうご存じですね。前かがみになって股の間から後ろ方向にものを見ると、実際より小さく見える「股のぞき効果」を実験で示した研究に対してです。
 今日の中日春秋は、この記事でした。紹介します。

(引用)

 じゃんけんで何としても勝たねばならぬ。そういう場面では子どもも大の大人も、あのおまじないを試みる方がいるのが、おもしろい。おまじないとは、両手を逆向きに交差させ、ぐいっと内側にねじる不思議なしぐさである。

 組み合った両手の間の隙間からのぞき見れば、「何かが見える」。このじゃんけんのおまじないとも関係があるそうだ。上半身を倒し、股の間から風景を見る「股のぞき」である。

 天橋立を逆さに見る、それが有名だが、かつては妖怪や化け物の正体を見抜くための方法だったそうだ。海で怪しい船を目撃したら「股のぞき」で確かめる。もし船体が海面から離れ、少し高く走っているように見えたら、それは紛れもなく、「幽霊船」…。

 愉快な科学研究に贈られる今年の「イグ・ノーベル賞」の「知覚賞」を「股のぞき」による錯覚を研究した、立命館大の東山篤規教授と大阪大大学院の足立浩平教授のお二人が受賞した。

 「股のぞき」で見ると、距離感がつかみにくくなり、平面的に見えることを証明した。人は子どもの時から頭を上げて物を見ているため、姿勢が変わると知覚の精度も下がるのだそうだ。

 見方を変えれば、別の何かが見えてくる。科学に限らず、政治や社会においても大切な方法論だろうが、どうも、大人は苦手である。硬くなった体や心にあの姿勢は負担なのか。柔らかくありたい。

(引用終わり)

 「見方を変えれば、別の何かが見えてくる。」大人には、このような柔軟な考えはなかなか持ちにくいです。ただ、子どもは頭も心も柔軟なので、いろいろな発想ができますね。私たち教員も、このような点を伸ばしていく必要がありますね。
 
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