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10/5 鳥獣戯画(ちょうじゅうぎが)

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 10月3日の中日新聞朝刊1面に、「鳥獣戯画 絵順違った」という記事が載りました。もうすでにご存じかと思います。本当は、10月3日に紹介したかったのですが、ちょうどノーベル賞受賞が決まったニュースがあったため、遅くなってしまいました。

 「鳥獣戯画」は、6年生の国語の教科書に、「鳥獣戯画を読む」という説明文があるので、ぜひ紹介したいと思います。中日新聞の記事を引用します。

(引用)
 京都市の高山寺(こうざんじ)に伝わる国宝絵巻「鳥獣人物戯画」(平安−鎌倉時代、甲乙丙丁の四巻)の甲巻について、絵順の入れ替わりが和紙に付いたはけ跡から裏付けられたことが分かった。このほど出版された修理報告書「鳥獣戯画 修理から見えてきた世界」(京都国立博物館編)で明らかにされた。従来、絵に連続性がない箇所があることから入れ替わりは指摘されていたが、和紙の調査でも確認され、よく分かっていない制作当初の姿を知る手掛かりとなりそうだ。

 23枚の和紙をつなげた甲巻は擬人化された動物が描かれた代表作で、長さ約11メートル。2009年からの修復の際、光で透かして紙の特徴を観察する透過光調査により、23枚目と11枚目は、製紙工程ではけを使って和紙をなでた際に付いた筋の跡がつながることが判明。法会の場面とされ、お礼の品を運ぶカエルがいる23枚目の後に、僧侶姿の猿に鹿を貢ぐウサギが描かれた11枚目が続く構図だったことになる。
(引用終わり)

 「鳥獣戯画」の作者は鳥羽僧正覚猷(とばそうじょうかくゆう)とされていますが、よく分かっていません。擬人化した動物が登場する甲巻が有名で、漫画やアニメーションの原点とも言われます。
 6年生の教科書の「鳥獣戯画を読む」では、鳥獣戯画の魅力を余すところなく伝え、国宝であるだけでなく、人類の宝だと結んでいます。
 国語の教科書は、なかなかおもしろいので、「鳥獣戯画」が話題になったこの機会に、ぜひ親子で読んでみてはいかがでしょうか。
(画像は中日新聞より)
 
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