最新更新日:2024/05/15 | |
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11/14 霊長類も老眼?(引用) <老眼だ スマホ見るのに 自撮り棒>は、サラリーマン川柳の秀句。パソコンだ、スマホだと目に悪いモノばかり見ているから、老眼もひどくなるばかり、と思っていたら、何と類人猿のボノボも老眼になるのだという。 京都大霊長類研究所の柳興鎮(りゅうふんじん)さん(33)らが野生のボノボを子細に観察したところ、40歳未満のボノボは10センチ前後まで顔を近づけ毛づくろいしているが、40歳を超えると20〜40センチになっていた 柳さんが撮影した映像を見れば、老いたボノボがいかにも苦労しながらシラミを捕る姿は、虫眼鏡なしに辞書を読めぬわが身そのもの。彼らと私たちのDNAは98%余まで一緒だというが、まさにご同輩である。 老眼が人類とボノボ共通の祖先から受け継いだものならば、花粉症やうつ病はネアンデルタール人譲りのものらしい。 アフリカで生まれた現生人類はユーラシア大陸へと歩みを進めるなかで既にそこで暮らしていた旧人類と出会い、中には結ばれる人々もいた。ネアンデルタール人は三万年ほど前に絶滅したが、そのDNAの一部は私たちに受け継がれた。それは寒冷地に適応する免疫力などを与えてくれたが、ある種の病に関わる遺伝子も伝わったというのだ。 老眼はボノボとのつながりの証しで、花粉症はネアンデルタール人の名残。そう考えれば、何か愛(いと)おしさすらわく、わが目と鼻である。 (引用終わり) 老眼がチンパンジーとのつながりで、花粉症はネアンデルタール人。このように考えると、人類もすごい歴史を持っていますね。 (画像は、ウィキペディアより ボノボの写真) |
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