最新更新日:2024/04/26
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12/17 高松塚壁画と似た女子群像出土

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 昨日の中日新聞に、「高松塚壁画と似た女子群像出土 鳥取、行列図か国内2例目」という記事が載っていました。

 さて、壁画が描かれている「高松塚古墳」はご存じでしょうか。高松塚古墳は、奈良県高市郡明日香村に存在する古墳です。この古墳で、1972年(昭和47年)に、女子群像を描いた彩色壁画が発見されたのです。そして、極彩色壁画は、1974年4月17日に国宝に指定されました。
 
 今まで、この女子群像のような絵は発見されていませんでした。それがこのたび発見されたのです。中日新聞の記事を紹介します。

 青谷横木遺跡(鳥取市)から出土した7世紀末〜8世紀初めの板から、奈良県明日香村の高松塚古墳国宝壁画(同時期)と似た複数の女性を描いた図(女子群像)が見つかり、15日、鳥取県埋蔵文化財センターが発表した。女子群像は国内2例目で、板絵では初めて。一部欠落があるものの、6人とみられる姿が墨で描かれていた。
 女子群像を含む人物群像は、永泰公主墓(中国)や水山里古墳(北朝鮮)に描かれており、被葬者が生前に参加した儀式での行列の様子を表したとされる。同様な葬送文化が日本では都の奈良以外にも波及していた可能性を示す史料として注目を集めそうだ。

 興味ある発見ですね。なぜこのような絵が鳥取県の遺跡から発見されたのか。この遺跡は誰のために、そして、何のためにつくられたのか、興味が尽きませんね。
(写真は中日新聞より)
 
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