ようこそ、愛知県知多市立八幡小学校へ  

5/4 物売りの声

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 今日の中日春秋は、なかなか面白い内容でした。長いですが紹介します。

 物理学者、随筆家の寺田寅彦が1935(昭和10)年にちょっとした「予言」をしている。ある「声」について、やがて消えていくだろうと書いた。

 「いつなくなったとも、わからないようにいつのまにか、なくなり忘れられる」「思い出す人さえもなくなって行くのだろう」。80年前の「予言」はおおむね当たっている。消える「声」とは「物売りの声」である。

 当時でさえ時代に合わなくなっていただろうから予言的中も当然か。なるほど時折、耳にするのは豆腐屋さんのラッパや竿竹(さおだけ)売り屋さん、焼き芋屋さんぐらいか。大半の「声」はとうに町から消えた。

 売り声のあふれる江戸の昔から「声」だけ拝借できたなら夏も近いこの季節、聞こえてくるのは金魚売りや蚊帳売りか。威勢が良いのは初鰹(がつお)売り。

 「カツオ、カツオ、カツオゥ」。<首夏の頃より鮮魚を選びて街に商ふ。その声高くいさぎよし>(東都歳事記)。今年もやはり漁獲量は少なめで値が張ると聞く。財布のひもを緩めさせるには、声はより高くなるか。

 かつての物売り声は季節の変化を伝える大切な音でもあっただろう。はや真夏日を記録する列島である。町内を回る声は絶えたが高齢者は「その変化」に気づきにくいと聞けば、小欄が代わって声を張ることにする。<熱中症に用心さっしゃりましょう。室温確かめ、適度な水分補給を>と大声で。


 確かに、物売りの声と言えば古典落語でしか聞かなくなってしまいました。物売りの声も町の風情でしたし、季節感を感じさせられる声だったのでしょう。
 けれども、最後の言葉に出てくる「熱中症」。こんなに早い時期から心配する必要があるなんて、やはり異常気象でしょうか。大雨の後に、暑い日。被災地の熊本県や大分県の方々は大変な思いをして見えるのではないでしょうか。体調管理にはぜひ気をつけていただきたいと思います。

5/4 みどりの日

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 おはようございます。
 昨夜は、激しい雨と風で、台風のようでした。朝起きてみると、我が家の植木鉢も何鉢かが転がっていました。

 3連休の中日の今日は、昨夜とは一転して、穏やかに晴れ渡っています。うれしいですね。

 今日は、「みどりの日」です。
 4月29日のホームページでも書きましたが、当初「みどりの日」は、4月29日でした。4月29日は、「みどりの日」となる前は天皇誕生日でした。それが、1989年の昭和天皇の死去に伴い、4月29日の天皇誕生日がみどりの日となったのです。
 そして、2005年国民の祝日に関する法律が改正され、2007年より4月29日は昭和の日に、みどりの日は5月4日に変更されたのです。

 今は新緑が美しい季節。今日は、まさに「みどりの日」にふさわしい一日になりそうです。

5/3 図書館記念日

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 皆さんは図書館記念日を知っていましたか?

 昭和25年4月30日、図書館法が公布されました。この法律の制定を機に、日本図書館協会が、4月30日を「図書館記念日」とすることにしたそうです。
 さらに図書館記念日につづく5月1日〜31日は振興の月です。この期間は、新緑を背景に、図書館員が様々なアイデアを出し合い、図書館振興のプログラムを進めます。

 あまり話題にはなっていませんが、5月は図書館振興の月です。「読書」というと「秋」を連想しますが、確かに春のこの時期も読書には最適です。5月はゴールデンウィークもあります。図書館で借りてきた本をゆっくり読むのもいいですね。ぜひ、読書に親しんでみましょう。

5/3 憲法記念日

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 おはようございます。
 今日は、「憲法記念日」で、祝日です。
 趣旨は、「日本国憲法の施行を記念し、国の成長を期する」ことです。1947年(昭和22年)5月3日に日本国憲法が施行されたことを記念して、1948年(昭和23年)に制定されました。ゴールデンウィークを構成する日の一つですね。

 昨日は温かく、本当に良い天気でしたが、残念ながら天気は西から下り坂です。寒冷前線の影響で、大荒れの天気になりそうです。東海地方も、今夜から明日にかけて影響があると予想されています。
 3連休の初日に残念ですが、ぜひ気をつけて、お過ごしください。

5/2 校歌への思い

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 今日の中日春秋に次の記事がありました。もう既に読まれている方が多いと思いますが、紹介します。

 世界で最も歌われている曲は何であるか。賛美歌や人口の多い国の国歌などを想像するかもしれないが、正解は「ハッピー・バースデー・トゥー・ユー」だという

 誕生日をお祝いする米国生まれのあの曲。欧米はもちろん、日本などアジア地域でも広く歌われ、ギネスブックにも「最も歌われている曲」として登録されている。誰にも誕生日がある。毎日が誰かの誕生日である。考えてみれば、その歌が最も歌われるのは当然なことか。

 誰にも誕生日があるように誰もが「一曲」を必ず持っている。卒業した小学校の校歌である。日本のある地域で小学校の校歌が人気で聞く人の心を慰めていると聞いた。想像できるだろう。先の震災と余震で現在も苦しむ熊本である。

 西日本新聞の報道によると熊本市の臨時災害放送局が市内九十四小学校の校歌を毎日放送している。避難所になった小学校に校歌を届けて元気づけたいと考えたという。

 「ピアノ伴奏が流れた瞬間、涙がどっとあふれた」。放送されると小学校にいる人たちが声を合わせるそうだ。つらい日々を、悲しい出来事を校歌が一瞬忘れさせてくれる。震災で休校中の子どもたちも大人と声を合わせているだろう。思い出すのは震災前の古里の風景や穏やかな生活か。

 なるほど世代を超えて励まし合える歌があった。そして誰でもその自分の「一曲」をちゃんと覚えている。


 今、子どもたちが何気なく歌っている校歌。被災地で不自由な暮らしをしている方々にとって、校歌は地域との一体感を示し、心の支えにもなる1曲です。これからも、大事に歌い続けていきたいですね。

5/1 明日は学校

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 3連休はどのように過ごしたでしょうか。
 楽しく過ごしましたか?
 お手伝いはできましたか?

 明日は学校です。
 最近忘れものをしてくる子が多いと聞きました。明日は3連休に挟まれた間の日です。気持ちが緩んでいると忘れものをしてしまいます。今日のうちによく確認をして忘れものをしないようにしましょう。
 また、明日は家庭巡回の2日目です。
 担任との初顔合わせになる保護者の方も見えると思います。ぜひ有意義な話ができるとよいと思っています。ご協力をよろしくお願いします。
 
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