最新更新日:2024/04/26
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ようこそ、愛知県知多市立八幡小学校へ  

6/26 大発見!

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 もうすでにご存じかと思いますが、今朝の中日新聞に、岐阜の小学6年生の船渡君が4年生の時、発掘体験で見つけた化石が国内初の恐竜時代のほ乳類の骨格化石だったとありました。

(引用)
 福井県立恐竜博物館と福井県立大などは25日、同県勝山市の白亜紀前期(約1億2千万年前)の手取層群北谷層から、国内初となる恐竜時代の哺乳類の骨格化石が見つかったと発表した。「多丘歯類」と呼ばれる小型草食哺乳類の化石で、現在のネズミのような姿をしているという。

 恐竜博物館によると、これまで石川県や福井県など5県で恐竜時代の哺乳類の化石が見つかっているが、歯やあごといった部分的なものだった。体全体の様子が分かる骨格化石は世界的にもまれで、今回見つかった化石は保存状態が良く、新種の可能性もある。哺乳類の初期の姿を解明する上で貴重な資料という。
(引用終わり)

 まさに大発見でしたね。
 船渡君は2年前、長尾山総合公園内の「どきどき恐竜発掘ランド」で化石発掘体験をしていました。ハンマーとタガネを使って、発掘体験をしていましたが、何も収穫のないままでした。「もうすぐ終わり」と言われ、「これで最後」と決めた直径15センチほどの岩石を割ると、黒く光る小さな骨のようなものが見えたのだそうです。お父さんは、「あきらめない大切さを教えられたかな。」と話してみえます。

 小学生4年生の時のまさに大発見!すごいですね。チャレンジすることの大切さをあらためて教えてもらいました。
(画像は中日新聞より)

6/25 命

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 22日早朝、父が亡くなり、24日(金)、25日(土)に通夜、告別式を行いました。父は、自宅で療養していたため、あらためて命について考える機会になりました。また、23日は沖縄慰霊の日でした。沖縄は、太平洋戦争で、多くの命が失われました。そのことも重なり、余計に命の重さを感じました。
 命は限りあるものです。
 普段生活している上では、なかなかそのことを感じることはできません。けれども、目の前で「死」をつきつけられると、やはり感じざる終えません。

 最近、命を軽視する事件が後を絶ちません。先日も、死刑になりたいから人を殺傷する事件が発生しました。何と言うことでしょう。もっと生きたいと思っている人の大切な命を簡単に奪ってしまう。その悲しみは言葉に表せないほど大きなものでしょう。
 
 父の死に接し、あらためて命について考える機会となりました。
 皆さんも、一度考えてみてほしいと思います。

6/21 見事です!

 今日の朝は激しく雨が降っていたので、長靴の子がたくさんいました。1,2年生の靴箱は長靴がいっぱいでした。なかには、普通の入れ方では入らないので、横にしたり、後ろに出したりして入れていました。でも、こうしてみると見事ですね。上手に入れてあります。靴の整頓も定着しましたね。

 さて、朝の激しい雨でうっかりしていましたが、今日は、二十四節気の「夏至(げし)」です。
「夏至」は、1年で最も昼の時間が長くなる日です。けれども、1年で「日の出の時刻が最も早い日」「日の入りの時刻が最も遅い日」と、夏至の日は一致しません。日本では、日の出が最も早い日は夏至の一週間前ごろであり、日の入りが最も遅い日は夏至の一週間後ごろとなります。

 冬至の日は、カボチャを食べますが、夏至はどうでしょう。
 昨年度もこのホームページで紹介しましたが、「タコ」を食べる風習があるようです。なぜ、タコなんでしょうか。タコは足が8本あることから、農作物がしっかりと根を張ることにたとえられているそうです。この時期は農作物がたくさんとれる時期であることから、豊作を祈念しての風習のようですね。
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6/20 アレルギー対策

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 今日の午後、アレルギー対策についての研修会を行いました。時間がなかったので、エピペンの使い方のDVDを見ました。方法はよく分かりましたが、いざというときに焦ってしまうのではないかと思います。そういう時でも冷静にできるように、来週の月曜日に実際に研修を行います。アレルギー対策についても、万全を期していきたいと思います。
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6/20 朝会

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 今日はまず、昨日行われたドッチビー大会の表彰を行いました。前半の3試合しか見ることができませんでしたが、熱戦が繰り広げられていましたね。優勝したチーム、2位になったチーム、おめでとう。
 その後、ミニバスケットボール、写生大会、書道、エレクトーン、トライアスロンの表彰を行いました。今日の表彰は分野も様々でした。いろいろな分野で活躍している八幡っ子、本当におめでとう。

 今日は私から授業について話をしました。
 1学期も残すところあと1ヶ月なので、4月の始業式で一番最初に話をした授業を取り上げました。

 低学年には授業に集中して取り組むこと、字や数字を丁寧に書くことを話しました。丁寧に分かりやすく書けないと、これから大きくなって困ってしまうからです。高学年には、学校で学習の基礎をしっかり身につけるように話をしました。先生が中学校3年生を担任していたときの話をしましたね。学習の基本は小学校でしっかり身につけましょう。高校受験は皆さんにとって大きな決断を迫られます。そのときになって困らないように、今のうちに授業に真剣に取り組み、学習内容が理解できるようにしておきましょう。
 5年生の子が高等学校を卒業するときの大学受験から受験方法が変わりそうです。どのように変わるのか、まだしっかりとはわかっていません。極端なことを言えば、今まで鉛筆を使って回答していたのが、タブレットを使って回答を書いていくようになるかもしれません。これだけ情報機器が発達してきていますので。そうなると、ローマ字を理解していないと困ってしまいます。また、英語も当然聞き取りが出てくるでしょう。小学校での外国語学習が大切ですね。何事も、小学校の内に、基礎的なことの理解をしっかりしておきましょう。
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6/19 愛される学校づくり研究会

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 午後から愛される学校づくり研究会があったので、参加してきました。遅刻して参加したのですが、行ったときは授業アドバイスツールの活用の仕方と利点について話がありました。授業について、可能性がありそうなツールでしたので、さっそく借りて学校でも活用していこうと思っています。まだ、どのようにして、どんな活用の仕方をするのか、自分なりに検討しているところです。本校の授業力向上に役立てていきたいと思います。
 その後、カリキュラム・マネジメントについて話し合いをしました。本年度のフォーラムのテーマです。下の写真にあるように、4つに分けて追求していくことになりました。これから、どのように進んでいくのか楽しみです。
 この研究会は、毎回様々な刺戟を受けることができる会です。最近、会が重なってなかなか参加できないのが残念ですが、時間のあるときは積極的に参加をし、刺戟をもらってこようと思っています。
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6/19 父の日

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 おはようございます。
 昨日は暑かったですね。
 今日は曇り空。昨日ほどの暑さにはならない予報です。

 今日、6月第3日曜日は父の日です。
 1909年にアメリカ・ワシントン州スポケーンのソノラ・スマート・ドッドが、男手1つで自分を育ててくれた父を讃えて、教会の牧師にお願いして父の誕生月である6月に礼拝をしてもらったことがきっかけと言われています。

 ぜひ、働くお父さんに感謝の気持ちを込めて「ありがとう」の言葉を伝えてほしいと思います。

6/18 新たな発見

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 6月14日に天文学の新たな発見がありました。
 それは、連星に巨大惑星を発見したというニュースです。
 記事を紹介します。

 (引用)
 連星と呼ばれるペアの恒星の周りを回る惑星のうち、木星と同じほどの大きさがある最大の惑星を発見したと米サンディエゴ州立大などのチームが13日発表した。このような惑星は「太陽を二つ持つ」といわれ、これまで10個ほど確認されている。

 チームは米航空宇宙局(NASA)のケプラー宇宙望遠鏡を使い、地球から約3700光年離れた連星で惑星を発見、「ケプラー1647b」と名付けた。木星と同じくガスが主成分とみられる。恒星を1周するのに約3年かかり、周回軌道の大きさも過去最大級という。

 連星の周りは重力が複雑に働くため、惑星が形成されにくいとされる。
(引用終わり)

 今、太陽系以外にある惑星の発見が続いています。この星々を系外惑星と言っています。この系外惑星の中には地球型の系外惑星の発見もあります。なかには、生命の存在する惑星もあるかもしれません。夢は大きく広がりますね。
(引用文、画像は中日新聞より)

6/17 地震列島

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 熊本地震発生から2ヶ月がたちました。
 これ以後も、茨城県や熊本県八代市で比較的大きな地震が発生しています。

 そして、16日午後2時ごろには、北海道函館市で震度6弱の地震がありました。震源地は北海道・渡島半島の東側にある内浦湾で、震源の深さは約10キロ。地震の規模はマグニチュード(M)5.3と推定。震源地周辺では「当面の間、同じ程度の規模の地震が発生する恐れがある」として注意を呼び掛けました。
 新聞記事によると、この地震での、被害の情報は入っていないそうです。

 このところ地震が頻繁に発生しているように感じます。
 そんな中、10日の中日新聞に次のような記事が掲載されていました。

 「政府の地震調査委員会は10日、今後30年間で震度6弱以上の揺れに見舞われる確率を示した「全国地震動予測地図」の2016年版を公開した。南海トラフ地震で影響を受ける静岡県から四国にかけての太平洋側の地域で、前回14年版に比べて確率が上昇、関東地域の一部でも80%超と高い状態を維持した。
 16年版の評価は今年1月1日を基準。4月の熊本地震の影響は加味されていない。」

 「備えあれば憂いなし」
 今一度、地震に備える準備をしっかりしていきたいと思います。
 (写真は中日新聞より 熊本地震の時の様子)

6/16 新記録達成!

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 昨日も話題にしましたが、米大リーグ、マーリンズのイチロー外野手(42)は15日、サンディエゴで行われたパドレス戦に先発出場して2安打をマークし、ピート・ローズが持つメジャー記録の4256安打を日米通算で上回りました。
 1回に安打を放ち、ピート・ローズの記録に並び、9回に二塁打を放ち、新記録を達成しました。一気に新記録達成はイチローらしいですね。これで、大リーグ通算3000安打まで後21本です。時間の問題になってきましたね。
 42歳でもまだ打撃が進歩しているイチロー選手。今までの努力もさることながら、現状に満足せず、努力をし続けている姿は本当に素晴らしいですね。次は、大リーグ3000安打の達成です。また、大きな夢を叶えてくれそうですね。
 (画像は中日新聞より)

6/15 あと1本

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 「あと1本」
 何のことか分かりますか?
 写真がありますので、わかりますね。イチロー選手の記録です。
 マーリンズのイチロー選手は、昨日の試合で、ピート・ローズの記録4256安打に後1本と迫っていました。本日の試合では、九回に代打で出場して一ゴロに倒れ、記録達成はなりませんでした。
 イチローの記録は日米通算なので、メジャーの記録としての盛り上がりは今ひとつのようです。特に、ピート・ローズは批判的です。けれども、日本と米国では試合数が20試合近く違います。そして、イチローは米国に来てから10年連続で200本安打を打っています。そのことを考えると、最初から米国大リーグにいたらいったいどれだけ安打を重ねたのか、興味がわいてきます。
 でも、もう一つの大リーグ3000安打は過去30人ぐらいしかいない記録です。この記録にも後23安打で達成となります。いずれも、すごい記録ですね。
 
「努力せずに何かできるようになる人のことを「天才」というのなら、僕はそうじゃない。努力した結果、何かができるようになる人のことを「天才」というのなら、僕はそうだと思う。人が僕のことを、努力もせずに打てるんだと思うなら、それは間違いです。」

 努力の人イチローならではの言葉だと思います。
 そういうイチロー選手だからこそ、記録達成が待ち遠しいですね。
 (写真は中日新聞より) 

6/14 講演会

 今日の午後、春日井市立出川小学校長 水谷年孝先生をお招きして講演会をしていただきました。内容は、「授業規律とICT」です。以前お聞きしたときに、本校が進めている内容と合致する部分がたくさんありましたので、大変お忙しい中、来ていただきました。
 内容は、学習規律と授業改革が大半でした。今日の話を聞いて、学習規律の大切さをあらためて教えていただきました。例えば、板書の仕方が統一されていれば、学年がすすんでも迷うことはありません。子どもの机上の整理についてもです。また、ノートの使い方にしてもそうです。そうしておけば、発達障害の子どもばかりでなく、すべての子どもにとって、授業に取り組みやすくなります。この部分をおろそかにしていると、授業がきちんと成立しなくなってしまうことも教えていただきました。
 また、授業改革については、習得があって活用があるんだと言うこと、また、ICTの活用は、大きく見せることが一番の基本であると話していただきました。ICTについてもう一つ、フラッシュ型教材は大変有効であることも話していただきました。
 今日教えていただいたことは、本当にたくさんあり、とても書き切れません。明日からの私たちの授業にすぐにでも取り入れていけることばかりでした。せっかく学んだことなので、明日からの日々の授業に生かしていきたいと思います。
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6/13 はやぶさの日

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 今日、6月13日は「はやぶさ」が地球へ帰還した日です。時は、2010年6月13日、もう6年も前になるのですね。
 ご存じのように、「はやぶさ」は2003年5月9日に打ち上げられました。その後、様々な苦難に遭いながらも目指す小惑星「イトカワ」に接近し、イトカワのサンプルを持ち帰ることに成功しました。この、「はやぶさ」の偉業は、映画にもなりました。見られた方も多いのではないでしょうか。

 これまで人類がサンプルを持ち帰った天体は月だけですが、月は変成してしまったため、太陽系初期のころの物質について知ることができません。小惑星は惑星が誕生するころの記録を比較的よくとどめている化石のような天体で、この小惑星からサンプルを持ち帰る技術(サンプル・リターン)が確立されれば、「惑星を作るもとになった材料がどんなものか」「惑星が誕生するころの太陽系星雲内の様子はどうか」についての手がかりが得られるのです。だから、この「はやぶさ」の成功は大変話題になったのです。

 現在、「はやぶさ2」が飛行を続けています。今度はどんなドラマがあり、どんな成功を収めるのか、わくわくしますね。
(画像はJAXAより)

6/13 朝会

 月曜日の朝は朝会ですが、雨天のため体育館で行いました。
 今日の表彰は、ソフトテニスとバスケットボールでした。
 よく頑張っていますね。おめでとう。

 先生の話は、やる気スイッチの話でした。
 やる気スイッチを自分で押せる人はいいですが、中には自分では押せない人がいますね。そんな人には、周りの友達が押してあげましょう。学校は勉強するところです。やる気がないと、学年が上がるにつれて困ることが多くなってしまいます。今のうちに、やる気スイッチをしっかり入れて学習に励みたいですね。
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6/12 未履修問題

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 6月9日の新聞に、保健の授業の未履修問題が出ていました。もうすでに、皆さんもご存じかと思いますが、内容を中日新聞から引用します。

(引用)
 東京都東村山市の市立東村山第三中学校が「保健」の授業を実施していなかった問題で、市教育委員会は8日、その期間が約10年に上ることを明らかにした。2006年4月に着任した男性体育教諭(61)が「体育実技の方が生活指導に効果的」と判断していた。
 市教委の調べに、男性教諭は「着任時は教室で授業をしても生徒が落ち着かず、問題行動に苦慮した。体育の授業をして保健の指導もすれば、保健の代わりになると思った」と釈明したという。
 市教委によると、同校では06年度以降、他の体育教諭計6人も、保健の授業を規定の半分程度の年10こましか行わなかったり、全くしなかったりした。
(引用終わり)

 未履修問題は、かつては中学校の書写の授業でありました。また、高等学校の歴史に関しても、未履修が発覚し、このときは大きな問題となりました。学習指導要領で定められた内容を指導しないことは問題があります。今回の学校では、生徒指導に苦慮していた実態があったようです。生徒指導が大変な学校では、実技を重んじる気持ちも理解できます。けれども、指導しないと言うことはやはり問題があると思います。今回のことを、他山の石としないように気を付けていきたいと思います。

6/12 全日本小学校管楽器教育研究会総会

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 おはようございます。
 あいにくの曇り空。天気は下り坂の予報です。
 少し蒸し暑いですね。
 せっかくのお休みですので、元気に過ごしてほしいと思います。

 昨日、東京で全日本小学校管楽器教育研究会総会が開催されたので、出席してきました。この会は、日本を7つのブロックに分けて、それぞれのブロックの会長、理事等が出席する会で、私は東海北陸ブロックの代表なので参加しました。
 全国の管楽器教育の現状や問題点を聞くことができました。他の地域でも、管楽器の指導者が若返り、指導者の育成が急務であること、予算面が苦しくなってきている現状も話されました。そんな中、どの地区も、バンドフェスティバルや、教育研究会、指導者の育成に力を入れていました。東海北陸も、頑張っていかなければいけないとあらためて思いました。
 余談ですが、北海道の先生と話をしていて、今でも最高気温が20度という話を聞きました。ちょっとびっくりでした。「東京は暑い」といって見えましたが、納得してしまいました。

6/10 時の記念日

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 今日が時の記念日だということを知っていた方は何人見えるでしょうか。正直、私も知りませんでした。昨日の中日春秋に、時の記念日にちなんだ話が出ていました。紹介します。

 この15年間で、値段が3分の1になったものがある。いくらデフレの世とはいえ、大変な値下がりだ。それは何か。

 時間である。時計大手のシチズンホールディングスが、小学4〜6年の400人を対象にした時間をめぐる意識調査で「もし時間をお金で買えるとしたら、1時間をいくらで買うか」を尋ねた。2001年の平均額は1294円だったのが、今年は409円。大変な急落だ。

 では、もし1時間自由に使える時間があったら何に使うのか。3分の1の子どもが「ゲームをする」と答え、「友だちと遊ぶ」を大きく上回った。

 ただ、おもしろいのは、「あなたにとって無駄な時間は」との質問に「ゲーム」と答えている子も、3分の1を超えていることだ。ゲームはおもしろいし、もっとやりたいけど、無駄なこととも思う。そんな葛藤を抱える子が多いのだろうか。

 心理学者の故河合隼雄さんは『子どもの「時間」体験』と題した随筆で、葛藤と対決していくことこそが、子どもの時間に「厚み」をもたらすと書いた。テレビは見たいが、勉強はどうするか。その葛藤に、親がどう言うかではなく、自分自身で向き合っていく。それが大切なのだと。

 能率ばかりを押し付けられ、自分で自分の時間をどう使うかを思い悩む余裕もない。時間の価格急落には、そんな背景があるのかもしれぬ。あすは「時の記念日」だ。

 皆さんは、これを読まれて、どのように感じたことでしょう。今日は時の記念日。今一度、限りある時について、親子で考える機会であってほしいと思います。






 

6/9 新元素発見!

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 今日の話題と言えば何と言っても新元素の発見ですね。
 中日新聞朝刊も1面に大きく掲載されていました。

 日本が初めて命名権を獲得したのは原子番号113番の新元素です。発見した理化学研究所は8日、「ニホニウム(nihonium)」と命名する案を発表しました。元素記号は「Nh」。理研によると、来年夏に正式に決まるそうです。物質を形作る基本的な要素である元素の命名は日本初で、アジアでも初の快挙です。日本の名前が教科書の周期表に記載され、成果が歴史に刻まれます。

 けれども、実は命名したのは初めてではありません。それは小川正孝氏(1965〜1930)による「ニッポニウム」の研究です。1908年、小川氏は43番元素を精製・分離したと主張し、ニッポニウムとして発表しました。しかし他の誰も結果を再現できず、その信頼性は揺らいでいきます。それから29年後の1937年、エミリオ・セグレが米国の加速器を使って43番元素を作り出しました。ニッポニウムは幻となり、43番元素は1947年にテクネチウム(Tc)と命名されたのです。
 小川氏は全く間違っていたのでしょうか?彼の死後、研究資料を詳しく調べると、精製・分離したその物質はテクネチウムと化学的性質が似ている周期表直下の元素、レニウム(Re 原子番号75、1925年に独のワルター・ノダックらが発見)であることが判明しました。彼が1908年に新元素を見つけていたのは事実だったのです。
 このとき、小川氏が「ニッポニウム」と名付けたため、その名称が使えなくなってしまいました。今回の元素が「ニホニウム」となったのはそんな経緯もあるのですね。

 教科書が変わる新発見。日本の科学力の高さが証明されました。
(画像は中日新聞より)

6/8 追悼

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 大阪府池田市の大阪教育大付属池田小で1、2年生8人が亡くなり、教職員を含む15人が重軽傷を負った校内児童殺傷事件から8日で15年となりました。池田小では犠牲者を追悼する「祈りと誓いの集い」が開かれました。

 犠牲となった児童の氏名が刻まれた「祈りと誓いの塔」。風雨に打たれて薄くなった氏名の修繕を3回行ったことを校長先生が話されました。それを聞き、遺族の方々も15年という長い月日が流れたことを実感したそうです。

 今日の朝刊に、小学校2年生で亡くなった女の子のことが書かれていました。彼女の同級生の多くは今春、大学を卒業して社会人になりました。長い月日が流れてしまいました。けれども、文部科学省は3月、学校事故対応に関する指針を策定しました。有識者会議に参加した遺族の方も、「われわれの思いが反映されている指針だ。学校の事件はどこでも起きうるという意識を持ってほしい。」と述べてみえます。
 池田小事件から15年。私たちは、この事件の記憶をいつまでも風化させることなく、長く伝え、児童生徒の安全を常に考えた対応をしていく必要があります。
 (写真は、中日新聞より)

6/7 ともに学ぶ

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 学校での学びで大きいのは、「ともに学ぶ」ことができるからだと思います。一人で、家庭教師がついて学ぶのもいいかもしれません。けれども、同じ学年の子どもの発表や考えを聞いて、自分の考えと比較する場面はなかなか得られないと思います。

 学校は、集団で学ぶ場です。
 集団で学ぶことによって、同学年の子がどのように考えているか知ることができます。同学年の子の考えですので、同調できたり、反発できたりすることでしょう。そんな中で、自分の考えを発展させることができます。これは、集団で学ぶしか方法はありません。
 日本は、昔から集団での学びを大切にしてきました。だからこそ、様々な授業論が出て、一斉授業をどうするのかという議論もなされてきたのです。言語能力の向上、、アクティブ・ラーニングの実践など、新しい言葉がたくさん出てきています。けれども、原点は集団での学びをどうするかです。
 コミュニケーションが上手にとれない若者が増えてきていると言われています。そのためにも、集団での学び、ともに学ぶことは大切なことです。今後も、しっかりした授業規律のもと、集団での学びを追求していきたいと思います。
 
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