最新更新日:2024/04/26
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ようこそ、愛知県知多市立八幡小学校へ  

10/15 研究協議会

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 昨日、授業を見ていただいた後、研究協議会を開催しました。まずはじめに、グループで、今日の授業について、気がついたことを付箋に書いて、シートに貼っていきます。こうすることによって、発問がよかったか、追質問の必要性はあるのか、指示に従って子どもは活動することができたか等が明確になってきます。
 今回の授業でも、改善点がたくさん出てきました。先生たちが一生懸命参観していただけたからです。とくに、本校の先生以外の方からの話は、私たちに新しい視点を得させてくれました。大変有意義なグループ協議でした。
 最後に、それぞれの分科会の指導者の先生からお話をいただきました。3つの会場を回りましたので、すべての話を聞くことができませんでした。けれども、終わった後に先生たちに聞いてみると、すばらしくて、わかりやすい話であったようです。

 この日に得られたことを基盤にして、月曜日からの授業実践に取り組んでいきたいと思います。
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10/13 明日は授業研究発表会

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 明日は授業研究発表会です。
 4月からこれまで取り組んできた授業(国語科)について、研究授業を見ていただき、研究協議会で授業の検討をしていく会です。今回は、本校の先生ばかりでなく、他の学校の若い先生にも見ていただきます。
 明日の授業研究発表会は、私たち教員にとって、授業についての研修を深める貴重な機会です。研究協議会で得られた貴重なご意見を取り入れ、今後の授業づくりに役立てていきたいと考えています。

10/13 たんぽぽ計画

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 今日の中日春秋は読まれましたか?
 新たな生命発見への期待が高まる内容でした。
 紹介します。

(引用)
 名探偵シャーロック・ホームズが、助手のワトソンとテントを張り、野宿をした。夜半、目を覚ましたホームズが、ワトソンを起こして、言った。「ワトソン君、空を見上げて君の推理を聞かせてくれたまえ」。

 「たくさんの星が見える、その中には地球のような惑星をもつ星があって、生命が存在するかもしれない」とワトソンが答えると、ホームズは、こう言った。

 「ワトソン君、そんなことより、われわれのテントが盗まれたことへの推理を訊(き)きたいんだ」。生物学者・長沼毅さんの好著『生命の起源を宇宙に求めて』に教わったジョークだ。

 いま名探偵ばりの活躍が期待されるのは、東京薬科大学教授の山岸明彦さんらである。高度四百キロに浮かぶ国際宇宙ステーションに、微細な宇宙塵(じん)などをとらえられる特殊な“網”を張って一年。その網が回収され、このほど山岸さんらに手渡された。

 網には、宇宙空間を漂うアミノ酸など生命の誕生に欠かせぬ有機物がかかっているかもしれないし、微生物そのものが見つかるかもしれない。「生命の種」は、たんぽぽの種が飛ぶように、ふわふわと宇宙を漂っているのではないか。だから、この実験は「たんぽぽ計画」と、かわいらしい名で呼ばれている。

 結果が分かるのは、来春のことという。たんぽぽの季節に、生命誕生という大事件の解明に一歩近づく証拠の発見となるか。
(引用終わり)

 「生命の種」を捉えるために、宇宙空間に網を張る。何ともユニークな試みですね。結果が分かるのは来春のことだそうです。「大発見!」と報じられるのを楽しみにしたいですね。

10/12 目を大切に

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 10月10日は目の愛護デーでした。
 そのため、今月の保健目標は、「目を大切にし、正しい姿勢で生活しよう」です。今、視力が落ちてしまった子もいるかもしれません。近視になると、めがねをかけたり、コンタクトをしたりと不便なことが多くなります。視力をよく保つには、よい姿勢で生活することも大切です。学習するときに、心がけてほしいと思います。

 以前、子どもたちには話しましたが、私自身、近視が強いため、眼球が変形しています。そのため、網膜剥離という病気にかかりやすいのです。左目を1回、右目を2回手術をしました。結構時間のかかる大変な手術でした。入院は10日間ぐらいでした。ただ、目をふさがれているため、本を読んだり、テレビを見たりすることができません。また、寝ている姿勢も制約を受けるので、体が痛くなってきて大変困りました。けれども、手術後、だんだんと視力が戻ってきたときは、大変うれしかったです。
 近視が強くなると、こんな病気にもかかりやすくなります。視力が落ちないようによい姿勢に心がけてほしいと思います。
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10/11 命について

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 大津市立中学校の中2男子生徒=当時(13)=がいじめを苦に自殺してから5年となりました。11日朝、同市の越直美市長と桶谷守教育長ら市教育委員会の職員が市役所で黙とうした後、「忘れてしまえば悲しい事件が繰り返される。反省の上に、亡くなった中学生のためにやるべきことを続けていかなければならない」と話しました。今年も8月下旬から9月上旬に自殺事件が発生しました。理由は様々ですが、いじめを苦にしての自殺もおこりました。

 もう一つ、悲しい事件が報道されました。
 津市の中学2年の男子生徒に殴る蹴るの暴行を加え、意識不明の重体にさせたとして、三重県警鈴鹿署は10日、傷害の疑いで、いずれもとび職で同県鈴鹿市の少年(16)と、津市の少女(17)を逮捕したという事件です。このような事件も、頻発しているように感じます。

 事件が起きるたびに、本校もそうですが、他の学校も、このような事件が起きないように対応を考え、実践していると思います。けれども、後半の事件のように、凶悪化も進んでいるように思ってしまいます。新学習指導要領で、特別の教科 道徳が始まります。学校としてはこれを受け、今まで以上に道徳教育に力を入れるとともに、月並みな言葉ですが、学校・家庭・地域のいっそうの連携に努めていく必要があると思います。

10/11 朝会

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 今日の朝会は、委員長、学級委員の任命式を行いました。あと半年間学校や学級を支えていく子どもたちです。よろしくお願いします。

 私からは2点話をしました。
 今日の任命式で、新しい委員長、学級委員を任命しました。ぜひそれぞれの委員会や学級で、今日任命された子どもたちを応援してほしいと思います。一生懸命リーダーシップを発揮しようとしても、周りの子が応援してあげないと困ってしまいます。この子どもたちを支えるのは皆さんです。しっかり支えてあげてほしいと思います。
 もう一つは、「集まったときは静かにする」ことです。3連休明けのせいか、今日はやかましかったですね。少し、気持ちが緩んでいるのかもしれません。こういう時に、大きなけがが起こりやすくなります。来週、すもう大会があります。大きなけがをして出場できないのは、本人も嫌ですし、応援に来てくれる保護者の方もがっかりですね。気持ちを引き締めて、けがをしないように生活してほしいと思います。

10/10 明日は学校

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 3連休はどのように過ごされたでしょうか。
 天気にも比較的恵まれたので、楽しく過ごせたのではないでしょうか。ただ、朝晩は冷え込んできましたので、体調が悪い子はいませんか?明日は学校ですので、元気に登校できるように、今日は早く休みましょう。

 今週の金曜日は授業研究発表会です。
 低学年、中学年、高学年の中の一人の先生が研究授業を行い、本校の先生ばかりでなく、他の学校の先生にも見ていただきます。そして、一緒に研究協議会を行い、授業についてどうだったかを検証します。指導者の先生は、管内の先生にお願いしました。特にどこかから指定をいただいているわけではなく、あくまでも自主研究会です。この研究会を通して、本校の先生並びに参観された先生方の授業力が向上することを願っています。お時間のある先生はぜひご参加ください。
 案内はこちらから →

10/10 体育の日

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 おはようございます。
 涼しい朝を迎えました。昨夜から空気が入れ替わったのか、朝晩が肌寒いほどになってきました。長袖が必要ですね。
 
 さて、今日は、「体育の日」です。趣旨は「スポーツに親しみ、健康な心身を培う」です。実は1964年(昭和39年)に開催された東京オリンピックの開会式が行われた日が10月10日です。10月10日は季節的にもよく、また統計上晴れの日が多いということで、この日になったと言われています。2020年の東京オリンピックの話題が多くありますが、開会式は夏期に行われるようですね。
 以前は、「体育の日」ということで、地域の運動会や学校の運動会が開催されることが多かったように思います。けれども、2000年(平成12年)からは「ハッピーマンデー制度」の適用により、10月の第2月曜日となった関係で、この日の前後に行われるところが多くなりました。

 この時期は、気候も穏やかで、運動をするには、ピッタリの季節です。今日はよい天気になりそうですので、家族で、戸外で共に軽く汗を流すのもいいですね。

10/9 伝統

 今日、八幡地区祭礼に出かけ、屋形を見てきました。今は、軽トラックに乗せてありますが、かつては担いで地域を回りました。けれども、だんだん担ぎ手がなくなってきて、現在のような形になったそうです。今日の中日新聞のよれば、また担いで回ることも検討しているようです。すばらしい伝統は受け継がれていってほしいと思います。

 八幡小学校のすもう大会も伝統になっています。40年以上前、薄着・素足に取り組んだときに始まったようです。私が八幡小学校に赴任したときに、すもう大会がいつから始まったのかいろいろ調べてみましたが、はっきりしたことは分かりませんでした。けれども、すもう大会もいろいろと変わってきたことが分かりました。
 かつては、乾布摩擦も行っていたので、男子は上半身裸で行っていました。また、時期も2月に行ったときもあったようです。ルールも今のように禁じ手がたくさんあるわけではなく、けっこう自由だったようです。このように、少しずつ時代に合わせて変化してきましたが、運動場にいくつも土俵をつくり、全校一斉で行うすもう大会は壮観です。保護者の皆さんの応援も熱が入っていますので、子どもたちも張り切って行っています。八幡小学校のすばらしい伝統だと思います。
 本年度も、10月20日(木)に実施しますので、ぜひ応援に来てほしいと思います。
 写真は3年生の練習の様子です。
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10/8 体験学習

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 8月下旬の林間学校から始まり、9月から10月にかけて、修学旅行や社会見学が行われました。学校で、教科書で学習してきたことを実際の目で見ることは大切な学習です。インターネットの普及で、実際に見たり聞いたりするのではなく、映像を見てバーチャルな世界で学習することが多くなりました。実際に見ることができなくて、映像でなくては学習することができないものもあります。
 けれども、「百聞は一見にしかず」と言う言葉があるように、実際に体験することは大切な学習です。3年生がフレンズパンに出かけ実際の作業の様子を見学する。4年生が消防署に行って、実際の仕事の様子を見学する。1年生は、海の生き物を見たり触ったりする。このような体験は大変貴重です。また、2年生は電車に乗るために、切符を買うところから学習していきます。高校生になっても電車に乗れない子もいると聞きます。そうならないための貴重な体験です。
 秋は、学校での座学と体験学習とを組み合わせて学習を深めていきます。季節もよいので、しっかりと学習に取り組みましょう。
 体験学習の様子は、土日を中心に、ホームページで紹介していきます。お楽しみに。

10/8 寒露

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 おはようございます。
 3連休の最初の日。この3連休は何をしますか。きっと、楽しく過ごす予定が入っているでしょうね。

 今日は、二十四節気の一つ、寒露(かんろ)です。
 この時期は、「露が冷気によって凍りそうになるころ。」「雁などの冬鳥が渡ってきて、菊が咲き始め、蟋蟀(こおろぎ)などが鳴き始めるころ。」となっています。朝晩は涼しくなりましたが、天気がいい日の日中はまだまだ暑いですね。

 夜中に阿蘇山が噴火しました。もうご存じかと思います。熊本県は地震、大雨、噴火と自然災害に見舞われています。この噴火で、被害のないことを祈っています。

10/7 知多地方教育研究集会

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 知多地方教育研究集会が6日(木)、7日(金)の2日間、知多郡内各所で開催されました。6日は、学校保健、進路指導、学校視聴覚教育、特別支援教育、家庭科が、7日は、算数・数学科、音楽科、生活科、学校評価が行われました。この研究集会は各教科領域が3年に一度研究成果を発表するものです。

 私は、立場上、2日間ですべての会場をまわらせていただきました。
 どの会場も熱気にあふれ、すばらしい研究発表がなされていました。また、講師の先生をお招きし、講演を行ったところもあります。少ししか聞くことができませんでしたが、時代に合ったすばらしい内容だと思いました。

 法律にも述べられていますが、私たち教員は、絶えず研究と修養に努めなければなりません。
 この研究集会のように、3年間真剣に取り組んできた内容を発表し、研究してきた内容や成果、課題を参加した教員で共有できる機会は大切です。今回の研究集会で学んだことを各学校に持ち帰り、明日からの授業改善に役立ててほしいと思います。子どもたちにとっては、先生が出張でいないわけですが、今回の研修のように、教師が授業について考える機会を得ることで、子どもたちのためになると考えています。

10/6 奈良時代からグルーバル化

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 昨日、中日新聞に「平城宮にペルシャの役人がいた。」という記事が載っていました。6年生の子どもたちは、バスの中から平城宮跡を見てきました。広大な土地で、まだ発掘調査や復元工事が行われています。
 まず目についたのは、巨大な朱雀門です。その後ろに、太極殿がそびえていました。バスからも見ることができましたね。その平城宮跡から発見されたということで、親近感もありました。
 中日新聞記事を引用します。

(引用)
 奈良市の平城宮跡で出土した「天平神護元年」(765年)と記された木簡に、ペルシャ人の役人とみられる「破斯清通」という名前があったことが5日、奈良文化財研究所の調査で分かった。「破斯」はペルシャを意味する中国語の「波斯」と同義で、国内の出土品でペルシャ人を示す文字が確認されたのは初めて。外国人が来日した平城宮の国際性を示す史料となりそうだ。

 同研究所によると、木簡は1966年、平城宮跡東南隅の発掘で出土した役人を養成する「大学寮」での宿直勤務に関する記録。当時は文字が薄いため名前の一部が読めなかったが、赤外線撮影したところ、「破斯」の文字を判読できた。
(引用終わり)

 奈良時代から国際交流があり、外国の役人がいたなんてびっくりでしたね。グルーバル化は今に始まったことではなく、ずっと以前からあったのですね。
(画像は中日新聞より)

10/5 鳥獣戯画(ちょうじゅうぎが)

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 10月3日の中日新聞朝刊1面に、「鳥獣戯画 絵順違った」という記事が載りました。もうすでにご存じかと思います。本当は、10月3日に紹介したかったのですが、ちょうどノーベル賞受賞が決まったニュースがあったため、遅くなってしまいました。

 「鳥獣戯画」は、6年生の国語の教科書に、「鳥獣戯画を読む」という説明文があるので、ぜひ紹介したいと思います。中日新聞の記事を引用します。

(引用)
 京都市の高山寺(こうざんじ)に伝わる国宝絵巻「鳥獣人物戯画」(平安−鎌倉時代、甲乙丙丁の四巻)の甲巻について、絵順の入れ替わりが和紙に付いたはけ跡から裏付けられたことが分かった。このほど出版された修理報告書「鳥獣戯画 修理から見えてきた世界」(京都国立博物館編)で明らかにされた。従来、絵に連続性がない箇所があることから入れ替わりは指摘されていたが、和紙の調査でも確認され、よく分かっていない制作当初の姿を知る手掛かりとなりそうだ。

 23枚の和紙をつなげた甲巻は擬人化された動物が描かれた代表作で、長さ約11メートル。2009年からの修復の際、光で透かして紙の特徴を観察する透過光調査により、23枚目と11枚目は、製紙工程ではけを使って和紙をなでた際に付いた筋の跡がつながることが判明。法会の場面とされ、お礼の品を運ぶカエルがいる23枚目の後に、僧侶姿の猿に鹿を貢ぐウサギが描かれた11枚目が続く構図だったことになる。
(引用終わり)

 「鳥獣戯画」の作者は鳥羽僧正覚猷(とばそうじょうかくゆう)とされていますが、よく分かっていません。擬人化した動物が登場する甲巻が有名で、漫画やアニメーションの原点とも言われます。
 6年生の教科書の「鳥獣戯画を読む」では、鳥獣戯画の魅力を余すところなく伝え、国宝であるだけでなく、人類の宝だと結んでいます。
 国語の教科書は、なかなかおもしろいので、「鳥獣戯画」が話題になったこの機会に、ぜひ親子で読んでみてはいかがでしょうか。
(画像は中日新聞より)

10/4 授業検討ツール

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 「授業を基盤とした学校づくり」に取り組むための力になるツールをお借りしました。7月にお借りしたのですが、すぐ夏休みになって活用できませんでした。9月は自分自身がバタバタしていたので、活用できず、やっと今日試しに活用してみました。

 このツールは、基本的にはタブレットを使ってビデオを撮り、それを見て授業の検討をするものです。よい点は、1分ごとに細切れになっており、どこからでも再生できること、授業を見ていてよかったところ、疑問に思ったところに印が付けられることです。撮影していてよかったときは、タブレットの画面に○をつけます。そうすると、○がついたところは別に表示され、授業の検討をするときにその場面をすぐに再生できることです。今日は試しでしたので、3年生の教室で短い時間撮影しました。上手にできることが分かりましたので、今後はもう少し長い時間で撮影し、先生たちと一緒に授業について考えていきたいと思います。

 このツールは1年間借用しますので、どんどん活用し、よりよい授業づくりをしていきたいと思います。
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10/3 ノーベル賞受賞

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 今日の夕方、うれしいニュースが飛び込んできました。
 本当は、今朝の中日新聞朝刊に出ていた鳥獣戯画の話を書こうと思いましたが、せっかくですので、ノーベル賞の受賞について書きます。

 今回受賞したのは、東京工業大栄誉教授の大隅良典氏(71)です。部門は、ノーベル医学生理学賞です。これで日本のノーベル賞受賞は、14年に物理学賞を受賞した赤崎勇氏、天野浩氏、中村修二氏の3氏と15年の大村智氏(医学生理学賞)と梶田隆章氏(物理学賞)に続き3年連続の快挙となりました。すばらしいですね。
 ただ、研究内容については、難しいので、毎日新聞記事から引用します。

(引用)
 大隅氏は生物が細胞内でたんぱく質を分解して再利用する「オートファジー(自食作用)」と呼ばれる現象を分子レベルで解明。この働きに不可欠な遺伝子を酵母で特定し、生命活動を支える最も基本的な仕組みを明らかにした。近年、オートファジーがヒトのがんや老化の抑制にも関係していることが判明しており、疾患の原因解明や治療などの医学的な研究につなげた功績が高く評価された。
 生物は飢餓状態になると、自らの細胞を作り替えたり休眠状態になったりして乗り切ろうとする。このことは、哺乳類の冬眠や、粘菌がアメーバ状態から胞子を形成することなどを通じて古くから知られていた。細胞の内部で自らのたんぱく質を分解する仕組みがあることは1960年代に、ベルギーのドデューブ(74年ノーベル医学生理学賞)がマウスの臓器で見つけ、オートファジーと名付けていたが、分子レベルでは未解明のままだった。
 大隅氏は93年、飢餓状態にしてもオートファジーを起こさない酵母を14種類見つけ、正常な酵母と比較することで、オートファジーを起こす遺伝子を突き止めた。この遺伝子は酵母以外の動植物の細胞でも相次いで見つかり、この分野の研究は大きく進展した。
 オートファジーは酵母のような単細胞生物からヒトなどの高等生物に至るまで共通して持っており、生物が生き延びるための基本戦略となっている。近年はパーキンソン病やアルツハイマー病などに共通する、神経細胞での異常なたんぱく質の蓄積を防ぐ働きをしていることが分かってきたほか、がん細胞の増加や老化の抑制にも関与していると考えられている。
(引用終わり)

 大隅氏の研究により、現在の病気であるがんやアルツハイマー病などに効果がある薬が開発されるかもしれません。日本のすばらしい頭脳がまた快挙を成し遂げました。おめでとうございます。
(写真は、中日新聞より)

10/3 朝会

 おはようございます。
 今朝はあいにくの天気となり、体育館での朝会でした。

 表彰のあと、養護教諭の先生から話がありました。
 10月に入り、秋らしくなってくる季節。気持ちのよい季節で、いろいろな活動がしやすくなってきます。たくさんの栄養をとることも大事なこと。そしてパワーをたくさん蓄えて、勉強や運動をがんばってほしいといった内容でした。養護教諭の先生らしい、あたたかい励ましのお話でしたね。
 その後、今日から三日間、保健師実習をされる先生からあいさつがありました。将来、保健師になることをめざしている人は、免許をとるために学校での実習も必要なんですね。主に保健室で三日間過ごすことになりますのでよろしくお願いします。

 さあ、新しい一週間の始まりです。
 みんな元気にがんばりましょう!
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10/2 明日は学校

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 子どもたちは2日間のお休みをどのように過ごしたでしょうか。2日間とも、朝は雨が降りましたが、その後は天気が回復しました。外で元気に遊んだ子もいたのではないでしょうか。

 明日は、10月になって最初の登校となります。以前は、10月1日が衣替えで、中学生や高校生の服装も一気に替わりましたが、今ではそんなこともなく、期間を設けて変わっていくようです。社会も、「クールビズ」といって、ネクタイ、上着なしで夏を過ごす習慣が定着してきました。この期間も、10月半ばぐらいまで続くようになってきました。社会も変化してきましたね。

 子どもたちが育てていたヘチマも大きくなってきました。秋本番という感じです。季節もよくなってきました。明日は元気に登校し、勉強に運動にがんばりましょう。先生たちも待っています。

10/2 共同募金週間

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 おはようございます。
 朝は、雨が降りましたが、今は曇り空になっています。知多市はどうでしょうか。少し明るくなってきたので、蒸し暑さも感じるようになりました。

 さて、10月1日〜12月31日までは共同募金週間です。赤い羽根共同募金としてよく知っていますね。
 共同募金は、都道府県ごとに行われています。災害の時などの例外を除き、集まった募金はその県内で使いみちが決められます。つまり、寄付した皆さんの地域で役立てられている募金です。高齢者や障がい者、児童・青少年のためにも、多く使われています。
 これから学校でも行われると思います。そのときには、ご協力をよろしくお願いします。

10/1 マッチ

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 皆さんは、マッチをすったことがありますか?
 子どもたちは、チャッカマンで火を付けることはあっても、マッチで付けることはほとんどなくなってしまいました。
 そのマッチについて、今日の中日春秋に次の記事が掲載されていました。紹介します。

(引用)
 <マチすりて淋(さび)しき心なぐさめぬ慰めかねし秋のたそがれ>と前田夕暮(ゆうぐれ)はうたい、富沢赤黄男(かきお)は<一本のマッチをすれば湖(うみ)は霧>と詠んだ。

 ぱっと燃え、すっと消える。風があれば、手のひらで包むように守ってやらねばならぬ。マッチのはかない火には、ライターにはない情感がある。

 だが、どうもマッチそのものが、はかなげな存在になりつつあるようだ。かつて日本は米国、スウェーデンと並ぶ「マッチの三大王国」で、最盛期には小箱で50億個分以上のマッチが出荷されていたが、昨今は1億箱分に満たず、国内最大手メーカーも最近、製造をやめることを決めた。

 ある調査によれば、マッチを使える小学生は20年前には5人に3人だったのに今や5人に1人。小学生を持つお母さんの7割近くが「子どもにマッチで火をつけさせたことがない」というから、家庭から急速に消えているのだ。

 火がつかなくなっても捨てるのが厄介なプラスチック製のライターと違い、マッチはきれいに灰になる素材でできている。使い切れば、紙の小箱が残るのみ。消し去るには惜しい立派なエコ商品だ。

 ドイツ文学者の池内紀(おさむ)さんは『燐寸文学全集(まっちのぶんがくぜんしゅう)』で<マッチ箱には火がつまっている。これは炎のカケラの貯金箱だ>と書いた。その貯金箱から親子で小さな火を取りだし、ロウソクに移してみる。そんな秋の夜のひとときも、いい。
(引用終わり)

 ものの大きさを表現するのに、「マッチ箱の大きさ」という表現がありました。生活の中からマッチ箱が消えている現実を考えると、この言葉も死語になりつつあるように思えます。私たちの世代にとっては、何となく寂しい思いがします。
 
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