最新更新日:2024/05/02
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ようこそ、愛知県知多市立八幡小学校へ  

3/23 明日は修了式

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 明日は修了式ですね。
 3学期の末を修了式というのはどうしてでしょうか。
 一般的には、修了式は、学校等で、学業の修了にあたって行う式典のことです。日本の小学校、中学校、高等学校では、学年の終わり、すなわち一般的に年度の終わりに行われます。ですので、各学年の最終学期の終わりには終業式は置かれていません。

 では、終業式はどうなのでしょう。
 終業式は、学校などにおいて、学業の終業にあたって行う式典です。日本の小学校、中学校、高等学校では、一般にそれぞれの学期の終了日に行わます。また、学校の卒業にあたっては卒業式を行うので、該当の学期の終業式や学年の修了式は行われません。

 調べてみると、以上のようでした。
 ただ、修了には、あらかじめ定められている教育・訓練・研修などを完了し終えることという意味があります。つまり、それぞれの学年での必要な学習や普段の生活、心の教育などを完了したということですね。だから、「修了証」がもらえるのですね。

 明日は修了式です。
 今の学年を「修了」するという態度で、修了証をもらってほしいですね。

3/22 甲子園のドラマ

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 甲子園では、様々なドラマが生まれています。
 20日に21世紀枠で出場した多治見高校。この試合のことが今日の中日春秋に掲載されていました。紹介します。

(引用)
 その町にある高校が春夏を通じて甲子園に出場したのは1958年が最後というから、およそ60年ぶりのことである。待ちに待った地元はどんなに喜んだことか。岐阜県立多治見高校。残念ながら、21世紀枠出場でつかんだ甲子園での夢の時間はほろ苦く終わったか。

 一回戦、報徳学園を相手に21対0。被安打21。21世紀枠出場校の最大得点差での敗戦。試合終了は2時10分。相手の報徳学園は選抜出場21回目。やけに「21」という数字がまとわりついているが、その試合には、別の数字も隠れている。そしてうなだれる多治見高はその数字を誇り、顔を上げるべきであろう。その数字とは、「8」である。

 試合記録を見る。多治見高は八つの三振を奪われた。うつむいてくれるな。傷口に塩を塗るつもりはない。注目すべきは三振の中身。八つはいずれも空振り三振である。見逃し三振は一つもない。

 想像する。初出場の緊張を。古豪の圧力を。無情な展開の切なさを。それでも選手は縮こまらず、なんとかするんだと力を込めてバットを振った。

 すべて空を切った。されどその空振りに選手の信じる心と明日を見る。「バットは振らなきゃ当たらない」。分かっていてもそれが難しい人の世である。

 ナイスファイト。次の夏を待つとする。なんといっても全国最高気温をかつて記録した多治見の球児たちでもある。
(引用終わり)

 「バットは振らなきゃ当たらない」。
 確かにその通りですが、それが難しい。

 勉強にしても運動にしても、やってみなければ成果が出ません。「やってみる」とまず思って、「実際に実行してみる」。難しいことかもしれませんが、やってみることに価値があると思います。
 そのことを、多治見高校の球児たちから、教えてもらったような気がします。

(画像は中日新聞より 高岡商―盛岡大付の試合の様子です、)

3/21 「聖徳太子」一転復活へ

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 今日の中日新聞朝刊に、標題の見出しが出ていました。気がつかれた方も多いかと思います。前回出されたときは、「聖徳太子」を「厩戸王」とする案が出されていましたが、パブリックコメントの批判を受け、変更したようです。

 以下、中日新聞の記事を紹介します。
(引用)
 文部科学省が2月に公表した次期学習指導要領改定案で、小学校の社会で「聖徳太子(厩戸王)」、中学校で「厩戸王(聖徳太子)」とした表記について、同省が小中学校とも現行指導要領と同じ「聖徳太子」の表記に戻すことを視野に検討していることが、関係者への取材で分かった。

 改定案は、歴史学で一般的に「厩戸王」と呼ぶことを考慮しつつ、小学校では伝記を読む機会が多いことや、中学校では新たに史実をより深く学ぶことを踏まえて、表記を変更した。

 しかし、今月15日まで実施したパブリックコメント(意見公募)で、同じ人物の表記が小中学校で違うと教えづらいなどといった意見が多く寄せられたという。文科省は最終調整を進めており、月内に指導要領を告示する。

 社会の改定案では他に、江戸幕府の対外政策「鎖国」が消えるなど、社会の歴史上の人物や出来事の表記が変更されたが、文科省はこれらの扱いも併せて検討するとみられる。
(引用終わり)

 今まで慣れ親しんできた表記を変えることは難しいですね。ただ、小学校から変える必要があるのかは疑問の残るところですね。

3/20 明日は学校

 3連休はどのように過ごしたでしょうか。
 天気もよかったので、楽しく過ごせたのではないでしょうか。
 残念ながら明日は雨の予報です。そして、寒気が入り込んでくるので、日中も気温が上がらないようです。寒暖の差が激しそうですね。

 さて、3学期も残すところ4日となりました。
 もう残り少なくなりましたね。
 残り少ない3学期を有意義に過ごすために、どんなことをしたらよいでしょうか。一つは、最初に決めた学級の目標をもう一度思い出して、達成できたかをしっかり検証しましょう。後は、今の学級、今の学年でやり残したことはないか考えてみましょう。これは、一人一人違いますね。やり残したことを次の学年にまわすのではなく、今のうちに取り組むようにしましょう。
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3/20 春分の日

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 おはようございます。
 昨日は、暖かい日になりました。
 今日も最高気温18度と、昨日と同じような陽気になりそうです。けれども、天気は西から下り坂です。東海地方は何とか日中はこのまま天気はもちそうです。
 春は、たくさんの花が咲きます。我が家も水仙やムスカリ、フリージアなどが咲いています。これから、チューリップやラナンキュラスも咲き始めます。花が多いのはいいですね。

 さて、今日は春分の日で祝日です。「春分の日」の趣旨は、「自然をたたえ、生物をいつくしむ。」ことです。これから、桜も咲き生き物も冬眠から目覚めるので、自然の息吹を感じる季節ですね。
 ご存じのように、「春分」は二十四節気の一つです。昼と夜の長さがほぼ等しくなります。この日を境に、夏至まで、昼がだんだん長くなり、夜が短くなります。
 また、春分の3日前から3日後までが「春の彼岸」で、今日「春分」が「彼岸の中日」と言います。今日お墓参りに出かけるところも多いかと思います。私も今日はお墓参りに出かけます。

 「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉があるように、春分を境に、冬の寒さは和らぎ、過ごしやすい季節になります。花粉症はまだまだ続きますが・・・。

3/19 激闘! 甲子園

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 今日、開会式が行われた春の選抜高校野球大会。
 開会式後、最初の試合が地元愛知の至学館高校と広島県の呉高校の対戦でした。1試合目から延長戦という素晴らしい試合でした。
 ドラマは延長12回におこりました。
 両校同点で迎えた12回呉高校の攻撃。呉高校は1死2,3塁から捕手の悪送球で勝ち越すと、スクイズで1点を加えました。それでもあきらめない至学館高校は、2点を追う12回に1点を返す粘りを見せましたが、その後は続かず、6−5で惜しくも敗れてしまいました。けれども、最後まであきらめずに追い上げたのはさすがです。健闘をたたえたいと思います。

 2試合目は、昨秋の明治神宮大会覇者の履正社(大阪)が登場し、日大三に12−5で勝ちました。
 3試合目は、史上3校目の春連覇に挑む智弁学園(奈良)は熊本工(熊本)と、対戦し、9―0で完封勝利を飾りました。

 いよいよ始まった春の選抜高校野球大会。今年も様々なドラマが生まれることでしょう。熱戦を期待しています。
(写真は中日新聞より)

3/18 発明

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 少し以前の中日春秋(3月14日)に、おもしろい記事が掲載されていました。すでに読まれた方も多いかと思います。なかなか掲載する機会がありませんでしたので、少し遅くなってしまいましたが、紹介します。

(引用)
 カタツムリの殻は、いつもピカピカしている。じめじめした場所で暮らしているのに、実に清潔である。

 カタツムリの殻の表面には、とてつもなく細かい凹凸がある。だから油汚れが付いても油と殻の表面の間に水が入り込んで、油を浮かせてしまう。そんなカタツムリの殻の構造から、汚れにくく掃除のしやすいタイルが生まれたそうだ。

 大きな羽音を立てずに飛び、獲物を仕留めるフクロウの羽を参考にしたら、新幹線のパンタグラフの騒音が、三割以上も減った。先端にギザギザがある蚊の針をまねたら、刺す痛みが少ない注射針が生まれた(石田秀輝ほか著『地球が教える奇跡の技術』)。

 そういう「自然の造形の妙」から教わった発明品の中でも、これは歴史的傑作の一つだろう。このほど日本化学会の化学遺産に指定された、おなじみの蚊取り線香である。

 上山英一郎(1862〜1943年)が最初に作った蚊取り線香は細い棒だった。40分ほどしか持たないから、安眠などできぬ。苦心する英一郎に「渦巻き型なら:」と勧めたのは、妻ゆき。蛇がとぐろを巻いているのを見て、形を思いついたと伝えられる。

 物理学者・寺田寅彦は<科学者になるには自然を恋人としなければならない。自然はやはりその恋人にのみ真心を打明けるものである>と説いたが、あの絶妙な渦巻きもまた、自然の真心の形なのだろう。
(引用終わり)

 自然物から、人は多くの発明をしているのですね。そのためには、「自然を恋人」とする気持ちで見ていかないといけないのですね。真摯な目で自然を眺めること、大切なことかもしれませんね。

3/17 はるかな未来へ

 卒業式で、卒業生が歌った「はるかな未来へ」
 本校卒業生の作詞・作曲です。
 素敵な歌なので、歌詞を紹介します。


 あたたかい光輝く あの日から
 仲間と共に 歩んできた日々
 6年間 支えてくれた 先生と
 見守ってくれた家族に ありがとう

 明日へのドアを開けば 新しい世界があるから
 今 前へ進もう はるかな未来 目指して


 いつまでも いつまでも友達を 忘れずに
 明日の自分 信じ続けて
 なつかしい あの思い出を ずっと胸に
 夢に向かって 明日へ一歩 ふみ出そう

 夢のドアを開けば 新しい世界があるから
 今 前へ進もう 希望の光 追いかけ

 今 前へ進もう はるかな未来 目指して


 「夢のドアを開けば 新しい世界があるから」確かにその通りです。ドアを開けなければ、新しいことはできません。ドアを開ける勇気を持って中学校入学式までの日々を、有意義に過ごしてほしいと思います。
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3/16 卒業式を終えて

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 保護者の皆様、そして、来賓の皆様、本日はご参列いただきありがとうございました。天気にも恵まれ、本日の卒業式が、滞りなくなく挙行でき、無事卒業生を送り出せましたこと、心より感謝いたします。
 卒業した子どもたちも含めて、これからも八幡小学校の子どもたちが健やかに成長しますように、教職員一同、力を合わせて取り組んでいきます。
 本日は、誠にありがとうございました。
 
 本日の私の式辞を掲載させていただきます。
(式辞)
 厳しかった今年の冬の寒さも峠を越し、春の暖かさが感じられるようになりました。校庭の桜のつぼみも少しずつ膨らんできたように思います。このような早春の良き日に平成28年度八幡小学校卒業証書授与式を挙行しましたところ、知多市教育委員会代表様、校区市議会議員の皆様、そして地域関係諸団体の皆様にご臨席を賜りました。高い所からではありますが、教職員、児童を代表し、心より感謝申し上げます。誠にありがとうございます。
 また、保護者の皆様、お子様のご卒業誠におめでとうございます。小学校六年間で子どもたちは大きく成長しました。本日の子どもたちの晴れ姿をご覧になると、八幡小学校で過ごした日々を思い出し、感慨もひとしおかと思います。お喜び申し上げます。

 さて、156名の卒業生の皆さん。卒業おめでとうございます。三年間皆さんと、学校生活を共にして、感じたことが二つあります。一つ目は、低学年の子どもの面倒をよく見ること。もう一つは、男女を限らず仲がよいということです。そのような姿から、皆さんの「優しさ」を感じました。この優しさは授業や学校行事でよくみることができました。授業の中でのペアやグループ学習がきちんとできること、すもう大会の団体戦では、みんな必死になって学級の応援をしていたこと、修学旅行の班行動では、自分勝手なことをせず、最後まで班として行動していたことなど、まだまだたくさんあります。「人に優しくできるのは、自分に厳しい人だけ」ということをよく聞きます。まさにそうだと思います。自分に甘い人は、人に甘くすることができても、本当の意味での優しさを表すことができません。自分というものをしっかり持っているからこそ、人をよく見て、困っていることや悩んでいることが把握でき、優しさを表すことができるのです。これから皆さんがすすむ中学校生活は小学校とは違って、生活リズムが速く感じると思います。慌ただしく感じるかもしれません。部活動がはじまればなおさらです。きっと、困っている子や悩んでいる子がでてくることでしょう。そんなときに、すっと手を差し伸べる優しさが大切です。三年間見てきた皆さんなら、そんな優しさを発揮できると思っています。卒業する皆さんすべてが、楽しく、有意義な中学校生活を送るためにも、お互いを気遣う優しさをこれからも発揮してほしいと思います。

 もう一つ話をします。先日朝会の時に、ABCDの法則の話をしました。A 当たり前のことを B 馬鹿にしないで C ちゃんとやれる人が D できる人 でした。では、当たり前のことはどんなことでしょうか。朝会のときは六つ話をしました。「授業に真剣に取り組むこと」「あいさつをしっかりすること」「集まったときは静かにすること」「靴箱の靴の整頓をすること」「ロッカーの中を整頓すること」「係の仕事を協力してすること」でした。自分自身で振り返ってみてどうでしょうか。当たり前のことは継続してこそ、本当の自分の力になります。けれども、継続していくことはなかなか大変です。また、何が当たり前のことかは人によって違います。ある人にとっては当たり前のことであっても、別の人にとっては違う場合があります。人と人との関係の難しさです。実は、こんなところからも人間関係の軋轢が生まれます。それを解決するには、心を開いて話し合うしかありません。中学校では、つつじが丘小学校や新知小学校の子どもたちと一緒になります。その子どもたちと新しい人間関係をつくっていくことになります。ぜひ、心を開いてコミュニケーションをし、新しい人間関係をつくってほしいと思います。それが、自分の成長につながると思うからです。

 さて、中学校に進む皆さんは、今、大きな夢をもっていると思います。そして、夢の実現のために努力を積み重ねていくことでしょう。そのときに、忘れてほしくないのは「感謝」です。ここまで皆さんの成長を見守ってきた保護者の皆さん、また、皆さんの近くで手を差し伸べてくれた友達や先生に感謝の気持ちをもってほしい。そして、今日、そういう人たちに「ありがとう」の一言をかけてほしいと思います。

 さて、なごりはつきませんが、皆さんの進む中学校生活が充実したものであることを祈念して式辞といたします。

3/15 明日は卒業式

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 明日は卒業式です。
 天気は晴れの予報です。風はあるそうですが、まずまずの日和になりそうです。見送りも運動場でできそうです。

 準備は万端整いました。
 後は、主役を待つばかりです。
 小学校生活6年間の思い出を胸に、新たな世界に飛び立っていく卒業生の皆さん。みんなで力を合わせて、感動的な卒業式にしましょう。先生たちも力一杯バックアップしますよ。
 また、保健室の前の掲示板に、養護教諭の先生からのメッセージが掲示されています。「健康第一」です。学校に来たら、ぜひ、自分の目で見てほしいと思います。

 明日の予定については、学年だより等で既にご存じかと思いますが、次のようです。

卒業生登校  8:30〜 8:45
  (3階廊下で胸花を付けてもらい教室へ)
保護者受付  8:50〜 9:05
  (体育館内…下駄箱は運動場側を使用)
卒業生入場  9:25
卒業式開始  9:30
卒業生退場 10:55
保護者 「6年間の思い出」上映 大ホール
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3/14 お見事! 卒業式総練習

 今日は卒業生入場から退場まで通して行いました。
 在校生も卒業生も大変立派でした。

 卒業証書を受け取る卒業生の返事、態度、共に立派でした。そのときの在校生の様子を見ていましたが、ほとんど上体が動くこともなく大変立派な態度でした。素晴らしかったです。

 また、お互いの呼びかけも、言葉がはっきりしているし、歌声も素晴らしかったです。細かいところは、練習の後指摘されたと思いますが、全体としてはほぼ完成ですね。

 ただ、今日の練習は、私の話や教育委員会告示、来賓あいさつなど、話をする部分をすべて省略をしました。6年生の子どもの人数が多いので、入場開始から卒業生が退場し終わるまで65分かかりました。この中に話が入ると、85分ぐらいかかるのではないでしょうか。時間が長いので、体調を崩さないかが一番心配です。今日、話をしましたが、立っていて調子が悪くなったら座ることをしっかり覚えておいてほしいと思います。早めに自分で対処してください。皆さんが主役だからです。
 
 明日は卒業式の準備、そして、明後日が本番です。
 皆さんの力で、素晴らしい卒業式にしましょう。
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3/13 支える

 卒業式に在校生として唯一出席するのが5年生です。いわば、5年生が在校生の代表として、6年生を支えていく立場です。ですので、5年生の役割は大変重要です。

 じっと座っている時間が長いです。
 しかも周りには6年生の保護者席があります。
 今は、体育館にも余裕がありますが、すべての座席が並ぶと体育館がいっぱいになります。威圧感があります。
 そのような状況の中で、呼びかけや歌は式の最後になるのです。緊張しますね。みんなが一番力を発揮するのはこのときです。

 6年生をしっかり支え、感動を持って見送ってあげる。それが、5年生の役目です。

 卒業式まで後3日。
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3/12 木曜日が卒業式

 早いもので、今週木曜日(16日)が卒業式です。
 後4日ですね。
 練習も着々と進んでいます。もうほぼ完成ですね。
 14日(火)が総練習、そして、15日(水)が準備です。
 6年生にとっては残り少ない小学校生活となります。
 小学校にたくさんの思い出ができたことでしょう。
 すばらしい卒業式にするために、後少し、がんばりましょう。
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3/11 自分だからできる語り部

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 児童74人と教職員10人が亡くなった大川小学校。
 教員の遺族と児童の遺族との交流の記事が、今日の中日新聞夕刊に掲載されています。紹介します。

(引用)
 「自分が語っていいのだろうか。」震災を語り継ぐ大学の団体に所属し、大川小を訪れるとき、ずっと後ろめたさを感じていた。震災当時、佐々木さんは同県南三陸町志津川中の3年生。必死に生徒を誘導した先生の姿が目に焼き付いている。一時は教員を目指した。だからこそ、児童を守れなかった教員の遺族に語る資格があるのか、悩んだ。
 昨年5月、大川小で3男の雄樹君(当時6年生)を亡くした佐藤和隆さんからフェイスブックの「友達申請」が来た。同小から見た夕日の写真を掲載したすぐ後だった。佐藤さんは、児童の父母らが県と市の責任を問う損害賠償訴訟の原告。佐々木さんはそのことを知っていた。
 教員の遺族だと打ち明けると返信があった。「最初は先生たちのことも恨みました。でも、いろいろと分かり始めて、先生たちも同じ被害者だと思えるようになりました。機会があれば来てください。」
 (中略)
 やり残したことがあると思った。原告の遺族と直接会って胸の内を聞くことだ。同9月、佐藤さんに電話して「会いたい」と伝えた。
 佐藤さんが震災後に始めた農場の事務所を訪れた。「子どもを守らなければいけなかったのは、お父さんだったと思うよ。」最初に言われたが、つらくはなかった。「父を思うと残念ですが、自分も先生が子どもを守るべきだったと思います。」素直に言葉が出た。
 1時間ほど話した後、脇にあったパソコンの画面に目が行った。休止状態になった画面は、運動会や学芸会での雄樹君を映し出していた。父が亡くなってからずっと泣くことのできなかったその目から涙があふれ、止まらなかった。帰り際「またな」と声を掛けられた。
 昨年12月には2人で大川小に立ち、語り部をした。立ち場は違っても、それを超える何かが見えた気がする。
 この3月、語り部などとして、スケジュール帳はびっしり埋まっている。「自分だから語れることがある」。思い切り涙を流したあの日から、そう信じられるようになった。
(引用終わり)

 大川小学校の出来事。私たち教員にとっては決して忘れることのできない出来事です。この出来事をいつまでも忘れない、そして、どうしたらよかったのかを考え続けなければなりません。
(写真は中日新聞より)

3/11 3・11の命 1年生に

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 おはようございます。

 2011年(平成23年)3月11日に発生した東日本大震災から6年が経過しました。今日の中日新聞朝刊の1面には、「3・11の命 1年生に」という見出しが出ていました。東日本大震災のとき、お母さんは陣痛室にいて、避難したお父さんの車の中で生まれた命。その命が今年1年生になります。祖父母からランドセルをプレゼントされ、4月の入学式を楽しみにしているそうです。東日本大震災の話題と言えば、悲しい話題が多い中で、この記事は心を温かくしてくれます。

 けれども、現実はまだまだ厳しいものがあります。復興は行われているものの、なかなか進まない現状もあるようです。また、全都道府県で依然、約12万3千人が避難生活を送り、岩手、宮城、福島の被災3県の計約3万3千人がプレハブ仮設住宅に暮らしています。
 今日は全国各地で慰霊行事も行われ、地震が発生した午後2時46分には、犠牲者への鎮魂の祈りがささげられます。

3/10 今、わたしたちにできることを

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 校内の掲示板に、青少年赤十字の関係のものが貼ってあります。テーマは、「今、わたしたちにできることを」です。各学校で行っていることが、8つ紹介されています。

 「あいさついっぱい高棚っ子」
 「身近なところから」
 「助け合うことの大切さ」
 「私たちにもできること」
 「地域を明るくするために」
 「自転車事故ZERO運動」
 「地域の人たちとのふれあい」
 「続けることの大切さ」
 この8つです。

 どの活動も決して目新しいものではありません。けれども、一つ一つのことを丁寧に実践を積み重ねています。素晴らしいことだと思います。記事の中にも「続けることの大切さ」があります。学級代表として毎朝、自主的にあいさつ運動をしている生徒のものです。続けることによって、確実に変化し、あいさつを返してくれる生徒が増えてきたということです。途中であきらめたらそこで終わってしまいます。続けることは難しいことですが、続けてこそ意味があると思います。

 明日で、東日本大震災から6年となります。東北地方をおそった大地震からの復興がなかなか進んでいない現状があります。あきらめるのではなく、根気よく続けていく。そして、「今、私たちにできること」を、もう一度考えていくことが大切かも知れませんね。

3/9 卒業までの奇跡

 6年生のある教室に、「卒業まで後○日」という日めくりがあります。日めくりはめくってしまうと、普通は捨てられてしまうのですが、この学級は掲示がしてありました。「卒業まで後36日」からはじまり、今日は「卒業まで後5日」となっていました。本当に短くなってしまいましたね。

 この日めくりには、それぞれに言葉が書いてあります。
 「卒業まで後1ヶ月。やり残したことをやりきろう。」
 「あともう少しで卒業だね。中学生になってもがんばろう。」
 「残りの小学校生活を楽しもう。」
 「卒業まで2週間を切ったよ。今までありがとう。」
 「卒業式まで約1週間!小学校のいろんな思い出を大切にしましょう。」
 などなど。

 この言葉を書いた子どもたちは、どんな気持ちで書いたのでしょうか。
 卒業式の練習も行われています。様々な思いを持って練習にのぞんでいることでしょう。小学校生活も後少し。子どもたちの言葉ではありませんが、小学校での思い出を大切にし、感謝の気持ちを持って巣立っていってほしいと思います。
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3/7 興味深い記事が

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 突然ですが、アルフレッド・ウェゲナーを知っていますか。
 大陸移動説を唱えた学者です。
 彼のことが、5日の中日春秋に書かれていました。興味深く読んだのですが、紹介できなかったので、遅くなりましたが紹介させていただきます。

(引用)
 ドイツの科学者アルフレッド・ウェゲナー(1880〜1930年)は、天文学者を志していたが、20代半ばで道を変えた。天文学では、おもしろそうな発見はできそうにないと考えたからという。

 彼の名が歴史に刻まれることになったのは、世界地図のおかげだ。地図を見ていて、南米の東海岸とアフリカ大陸の西海岸が似ていることに気づいた。化石などを調べると、大陸のつながりが見えてきた。

 そうして30代で世に問うたのが、もともと大陸は一つで分裂、移動したという「大陸移動説」。「そんな、ばかな!」と冷笑されたこの仮説は、半世紀もたってから常識となった。

 こういう地図があったならば、ウェゲナーは天文学に打ち込み続け、宇宙の謎解きで歴史に名を残していたかもしれぬ。そんな想像を誘うのは、国立天文台などがつくっている「宇宙地図」だ。

 ハワイのすばる望遠鏡に日本の光学技術の粋を集めた高性能カメラをとりつけた。視野が極めて広く、しかも120億光年先まで写すこの眼を使えば、7億もの銀河の詳細な分布図ができる。銀河の生々流転の陰の主役ながら姿が見えぬ謎の物質ダークマター。そのありかをも浮かび上がらせる画期的な地図である。

 かつてウェゲナーの大陸移動説がそうしたように、宇宙地図はいつかきっと、私たちに「そんな、ばかな!」と言わせてくれるはずだ。
(引用終わり)

 様々な新しい発見は、最初はなかなか受け入れられません。大陸移動説などまさしくそうですね。けれども、今では常識になっています。宇宙の神秘もそうです。ダークマターやダークエネルギーも「正体はこれだ!」ということが、そろそろ分かるかもしれません。科学への興味は、いつまでも尽きませんね。

3/6 昆虫はすごい

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 今日の夕刊のコラム、夕歩道は、昆虫の話題でした。
 ちょうど、読んだ本のことなので、興味を持って読みました。
 昨日が啓蟄だったので、紹介します。

(引用)
 中南米に生息するハキリアリというアリは、その名の通り、葉を切り取って運ぶ習性を持つ。彼らは切り取った葉を地中の巣に持ち帰り、何と、そこに菌を植え付けてキノコを育てているそうな。

 それだけではない。彼らの体内に共生するバクテリアが抗生物質を分泌し、余計な雑菌の成長を抑える。つまり、除草剤までまいているのだ、と昆虫学者丸山宗利さんの著書『昆虫はすごい』に。

 いわば虫たちは、われら人類よりもはるかに昔から農業を営んでいたらしい。暦は啓蟄(けいちつ)に進み、地中の虫も出てくる時季という。自然の摂理とは何ぞ。農業の大先輩に聞いてみなくてはなるまい。
(引用終わり)

 科学文明を発達させた人間ですが、昆虫にも勝てない部分がいろいろとあります。地球上にすむ動植物すべてが優れた才能を持っているのです。「人間だ」といって、威張っていては昆虫に笑われますね。

3/6 朝会

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 今日の表彰は、バスケットボール、ダンス、イラストコンテストでした。よく頑張りましたね。おめでとう。

 今日は私からABCDの法則の話をしました。
 A・・・あたりまえのことを
 B・・・ばかにしないで
 C・・・ちゃんとやれる人が
 D・・・できる人
 です。ホームページでも一度紹介しましたね。

 では、あたりまえのこととは何でしょう。きっといろいろありますね。私からは、いつもいっている3つのことと、担任の先生に言われていることをまずはなします。

 1 授業に真剣に取り組むこと
 2 あいさつをしっかりすること
 3 みんなが集まったときは静かにすること
 これが、私がいつも言っていることです。担任の先生からは、
 4 靴箱のくつを整頓すること をいわれていますね。

 今日は、後2つ話します。
 5 ロッカーの中を整頓すること
  ロッカーの前に、カバンが落ちている子もいますね。自分のロッカーです。しっかり整頓しておきましょう。
 6 学級の係の仕事をしっかりしましょう
  係の仕事は、友達と一緒にする係もありますね。お互い協力して、最後までしっかり行いましょう。

 1〜5年生までは後3週間、6年生は後2週間です。最後まで、気を緩めることなくしっかり取り組んでいきましょう。
 
知多市立八幡小学校
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