最新更新日:2024/04/26
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ようこそ、愛知県知多市立八幡小学校へ  

3/30 春は出会いと別れの季節

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 桜の花が咲く春は、出会いと別れの季節でもあります。

 もう既にご存じのように、本日(30日付)の新聞で、教職員の異動が発表されました。新聞で発表されたのは、私を含めて退職が2名、異動者が4名でした。実は、新聞に出ない方もみえます。本校では、事務長さんが退職ですので、退職者は3名です。その他に、臨時的任用教員(育休や休職補充の先生)、養護教諭、事務職員、生活指導員、再任用教員、用務員さんなど、すべてひっくるめると、16名の先生方が代わられます。八幡小学校にとっては結構たくさんの方々の異動となりました。
 いずれの先生方も本校の教育に尽力していただいた方々ばかりですが、一つの学校に在籍できる期間が限られているため、やむおえないことです。きっと、次の学校や職場で、十分な力を発揮してくれると思います。

 代わりに、新聞発表では、校長先生の他に、3名の先生の異動が発表されていました。新聞には載っていませんでしたが、事務長さん、新任教員が2名、他に臨時的任用教員、養護教諭、再任用教員、用務員さんなど、14名の先生方が八幡小学校で新たに勤められます。本校にとっては比較的大きな異動となります。新しく来られる先生方も早く学校に慣れ、八幡小学校の伝統を引き継いでいってほしいと思います。

 なお、異動につきましては、再度、新年度の「八幡の杜」でお知らせしたいと思います。

3/29 楼蘭の美女

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 皆さんは「楼蘭(ろうらん)の美女」を知っていますか?

 NHKで放映された「シルクロード」にも出てきたので、知っている方も見えると思います。「楼蘭の美女」の話をするためには、まずは「楼蘭」という都市を知っている必要があります。

 「楼蘭」という都市が文献史料に登場するのは、『史記』匈奴列伝に収録された手紙の中で触れられているのが最初(紀元前2世紀)です。残念ながらそれ以前の歴史は空白です。場所は、中央アジア、タリム盆地のタクラマカン砂漠北東部(現在の中国・新疆ウイグル自治区チャルクリク)です。歴史の好きな方は、「さまよえる湖 ロプノール」をきいたことがあるかもしれません。そのロプノールの西岸に位置しており、シルクロードが西域南道と天山南路に分岐する要衝にあるため、交易により栄えました。そして、4世紀頃からロプノールが干上がるのとほぼ時を同じくして国力も衰え、やがて砂漠に呑み込まれしまいました。その後、失われた都市「楼蘭」は、1900年にスウェーデンの探検家ヘディンによって発見されました。

 話が長くなってしまいましたが、「楼蘭の美女」は、楼蘭の遺跡付近でミイラとして出土しました。中国で発見されたミイラで最も古い3800年も前のミイラでした。
 実はこのミイラは、中国人というより北ヨーロッパの女性という感じの顔立ちで、鷹の羽の飾りが付いたおしゃれなフェルトの白い帽子を被っていました。
 またこの女性は、落ち窪んだ眼を縁取るフサフサとした睫が完璧に残っているのが確認でき、ウェーブのかかった長い髪は赤っぽい茶色でした。このような姿から、コーカソイド(白人)ではないかと言われ、実際DNA検査をしたところ、コーカソイドであることが明らかになりました。3800年前、今の中国・新疆ウイグル地区にはコーカソイドが住んでいたのです。びっくりですね。

 写真は、このミイラの復元図です。きれいな顔立ちをしていますね。まさに、「楼蘭の美女」にふさわしいと思います。

 ところで、なぜ突然こんな話題にしたのか。
 実は、先ほど紹介したヘディンが、楼蘭を発見したのが、3月28日で、それを記念して昨日が「シルクロードの日」となっているからです。
 中国大陸は様々な民族が入り乱れて、壮大な歴史を刻んでいます。今日もNHKBSで秦の始皇帝のことを放映しています。ときには、雄大な中国大陸に思いをはせるのもいいことかもしれませんね。
(写真はウィキペディアより)

3/28 名古屋で桜が開花

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 名古屋地方気象台は28日、名古屋市の桜が開花したと発表しました。昨年より9日、平年より2日遅い開花となります。

 同市千種区の気象台敷地内にあるソメイヨシノの標本木で午前10時すぎ、5輪以上が開花しているのを職員が確認しました。

 気象台によりますと、名古屋市では3月に入り、寒い時期があったことから開花が遅れていましたが、28日は朝から気温が上昇し、つぼみが一気に膨らみました。

 今後1週間の天気は安定し、気温も平年並みで推移しそうなため順調に開花が進み、4月上旬には見ごろを迎えそうだということです。

 入学式・始業式は満開の桜の花の中で行うことができそうですね。
(画像は中日新聞より)

3/27 ViVa! 音楽

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 今日、大府市立共長小学校で愛知県小学校管楽器研究会の春季セミナーが開催されました。
 午前中は、共長小学校金管バンド部がモデルバンドとなって、管楽器の合奏指導をしていただきました。曲はテーマ曲の「マーチ・アラカルト」です。この曲を作り上げるのに、注意するところはどこかを、そして、どのように指導するとよいかを丁寧に教えていただきました。指導を受けて、徐々に変わっていく様子を見ると、指導の大切さを痛感することができました。また、子どもたちの反応も大変素晴らしいものがありました。「下手に吹いて」と言われると、ちゃんと反応できる。今まで、練習してきたからこそ、上手にも吹けるし、下手にも吹くことができるのです。共長小学校の子どもたちのがんばりにはびっくりしました。

 また、その後のソワレアンサンブルのミニコンサートも素晴らしかったです。子どもたちも、素敵な音色にうっとりしたのではないでしょうか。上手な演奏を聴くのは大変よいことです。音色や技術を学ぶことができ、目指す音色もきいて分かるからです。その点、子どもたちにとってはよき学びになったと思います。

 残念ながら私自身は午後から別の会があって、出席できませんでしたが、午後は5つの講座に分かれての研修会がありました。春に運動会があることころが多いのか、マーチングとカラーガードの参加者が多かったです。運動会に向けてよい学びになったことでしょう。

 共長小学校の子どもたちの演奏、そして、ソワレアンサンブルの方たちの素晴らしい演奏を聴くことができて、大変よかったです。ありがとうございました。

3/26 稀勢の里 涙の連覇!

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 今日の大相撲は感動しました。
 左腕を痛めて、昨日あっさり負けてしまった稀勢の里。
 どうなるか心配していましたが、大関照ノ富士を本割・優勝決定戦とまさかの連破。
 逆転で2場所連続優勝を果たしました。新横綱での優勝は貴乃花(95年初場所)以来、約22年ぶりです。表彰式では君が代斉唱の段階から人目をはばかることなく涙を流しました。

 優勝インタビューでは「本当にこの応援と支えてくれた人たちのおかげ」と大声援に感謝した稀勢の里。涙についても聞かれたが「今回は泣かないと決めていたのですが…」と先場所に続いての男泣きをしました。

 左上腕には青紫色のあざが広がっており、相撲を取るのも難しいと考えられていましたが、照ノ富士に奇跡の連勝。土俵へ向かう心境を「気持ちだけぶつけようと思った」と振り返り、「自分の力以上のものが出た。あきらめないで最後まで力を出して良かったです」と語りました。今日の相撲を見ると、まさに気持ちをぶつけた相撲でした。
 ただ、優勝杯を持ったとき、左腕がきちんと使えませんでした。それぐらい痛めていた左腕です。左肩から腕の状態が気になります。「しっかり治して5月場所に元気な姿を見せられるように明日から治療したい」と来場所への闘志も見せていました。ゆっくりとはしていられないかもしれませんが、次の場所に向けてしっかり治してほしいと思います。そして、5月場所でも気持ちのこもった、素晴らしい相撲が見られることを強く願っています。
(画像は、中日新聞より)

3/25 春のスイッチ

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 今朝の中日春秋は、春にちなんだ話題でしたね。
 紹介します。

(引用)
 詩人・高階杞一(たかしなきいち)さんに、「春のスイッチ」という詩がある。<春になったら/花が/いっせいにひらく/どこかで/誰かが ポンと/スイッチを入れたみたいに/ぼくにも/こんなスイッチ あるのかなあ>。

 どうも鳥には、そんなスイッチがあるらしい。春、つまり恋の季節の訪れは、日照時間が長くなることで分かる。「光の変化を感じ取るのは、目」と思っていたが、鳥たちは、脳の中に「第二の目」を持っているというのだ。

 名古屋大学の吉村崇(たかし)教授の研究によると、鳥の脳の奥にあって食や睡眠を司(つかさど)る視床下部に、「オプシン5」という光に反応するタンパク質がある。これが日が長くなったことを感じ取ると、「恋のホルモン」の分泌が始まる。そうすれば、ウグイスならホーホケキョと鳴き始めるというから、まさに「春のスイッチ」ではないか。

 オプシン5は、人間の目では見ることができない紫外線を、よく感知するそうだ。このタンパク質は、我々の目の中にもあるそうだから、目には見えない春の訪れを、きちんと感じ取れる「春のスイッチ」が、私たちにもあるのだろうか。

 高階さんの詩は、こう結ばれている。<長い冬が過ぎ/いっせいに/ぼくのひらくような日が/いつか/ぼくにも/くるのかなあ>。

 うつむかず、青空に向かって目を閉じれば、春のスイッチがそっと入る音が聞こえるかもしれない。

 春のスイッチがそっと入る音が聞こえたら素敵ですね。

3/24 平成28年度を終えて

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 今日修了式が終わったので、平成28年度、子どもたちが学校に来るのは今日で終わりとなります。1年間で子どもたちはどのように成長したでしょうか。

 今までできなかったことができるようになった。
 家で勉強をするようになった。
 お手伝いをよくしてくれるようになった。
 自分で計画を立てて実行できるようになった。
などなど、成長したことを、実感できることが多々あるかと思います。

 また反対に、「文句ばかり言うようになった。」「親の言うことをきかなくなった。」「学校でのことをあまりしゃべらなくなった。」など、困る場面が出てきた子もいるかもしれません。

 小学校6年間には大きな壁が2回あります。よく言われる第一反抗期と第二反抗期です。第一反抗期はほとんど小学校時代におきます。ただ、第二反抗期は中学校になってからの子もいるかと思います。いわゆる思春期ですね。どちらも、子どもが成長して大人になっていくためには、避けて通れないものです。二つの壁を正常に乗り越えてこそ、子どもたちは真に成長していくのです。
 教師は、子どもたちの状態を見ながら、ときには手放し、ときには褒め、ときには叱って、子どもたちの自立への歩みを応援しています。明日からの春休み、子どもたちにとっては楽しい日々が続きます。保護者の皆様と過ごす時間も増えると思います。ぜひ、この期間、先ほど述べました教師の思いを少し意識して、子どもたちの自立への歩みを応援していただければと思います。

3/24 修了式

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 修了式の最初に、修了証書授与を行いました。どの学年も大きな声で返事をして、起立できましたね。また、5年生の代表児童は素晴らしい態度でした。最高学年になる心構えがしっかりできていますね。

 修了式では、「修了」の言葉を使って話をしました。
 「修了」には、「あらかじめ決められた教育を完了し、終えること」という意味があります。3年生以上はわかるかと思いますが、1,2年生は難しいですね。例えば、2年生でかけ算を学習しました。また、新しい漢字もたくさん出てきましたね。それらを覚えているでしょうか。1年生では、たし算、ひき算を学習しました。ひらがな、カタカナ、漢字もたくさん覚えましたね。できているでしょうか。
 少し時間をとりますので、できるようになったことを思い出してみましょう。
 5つぐらい見つけられましたか。
 今は学習内容だけを例に挙げましたが、完了するのは学習内容だけではありませんね。いつもいっている3つのことに当てはめれば、学習内容については、「授業に真剣に取り組むこと」にあたります。その他に「あいさつをしっかりすること」「集まったときは静かにすること」の2つもできるようになったでしょうか。自分自身でふり返ってみましょう。
 さて、今の教室に入るのも、今日で最後です。みんなが登校する4月7日の始業式には新しい教室に入ります。5年生は、最高学年として6日の入学式にも参加しますし、5日の入学式準備にも来ますね。
 明日から春休みになります。事件、事故に巻き込まれることのないよう、自分の命を大切にして、4月7日の始業式に、全員がそろって出席できることを楽しみにしています。
 
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3/23 明日は修了式

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 明日は修了式ですね。
 3学期の末を修了式というのはどうしてでしょうか。
 一般的には、修了式は、学校等で、学業の修了にあたって行う式典のことです。日本の小学校、中学校、高等学校では、学年の終わり、すなわち一般的に年度の終わりに行われます。ですので、各学年の最終学期の終わりには終業式は置かれていません。

 では、終業式はどうなのでしょう。
 終業式は、学校などにおいて、学業の終業にあたって行う式典です。日本の小学校、中学校、高等学校では、一般にそれぞれの学期の終了日に行わます。また、学校の卒業にあたっては卒業式を行うので、該当の学期の終業式や学年の修了式は行われません。

 調べてみると、以上のようでした。
 ただ、修了には、あらかじめ定められている教育・訓練・研修などを完了し終えることという意味があります。つまり、それぞれの学年での必要な学習や普段の生活、心の教育などを完了したということですね。だから、「修了証」がもらえるのですね。

 明日は修了式です。
 今の学年を「修了」するという態度で、修了証をもらってほしいですね。

3/22 甲子園のドラマ

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 甲子園では、様々なドラマが生まれています。
 20日に21世紀枠で出場した多治見高校。この試合のことが今日の中日春秋に掲載されていました。紹介します。

(引用)
 その町にある高校が春夏を通じて甲子園に出場したのは1958年が最後というから、およそ60年ぶりのことである。待ちに待った地元はどんなに喜んだことか。岐阜県立多治見高校。残念ながら、21世紀枠出場でつかんだ甲子園での夢の時間はほろ苦く終わったか。

 一回戦、報徳学園を相手に21対0。被安打21。21世紀枠出場校の最大得点差での敗戦。試合終了は2時10分。相手の報徳学園は選抜出場21回目。やけに「21」という数字がまとわりついているが、その試合には、別の数字も隠れている。そしてうなだれる多治見高はその数字を誇り、顔を上げるべきであろう。その数字とは、「8」である。

 試合記録を見る。多治見高は八つの三振を奪われた。うつむいてくれるな。傷口に塩を塗るつもりはない。注目すべきは三振の中身。八つはいずれも空振り三振である。見逃し三振は一つもない。

 想像する。初出場の緊張を。古豪の圧力を。無情な展開の切なさを。それでも選手は縮こまらず、なんとかするんだと力を込めてバットを振った。

 すべて空を切った。されどその空振りに選手の信じる心と明日を見る。「バットは振らなきゃ当たらない」。分かっていてもそれが難しい人の世である。

 ナイスファイト。次の夏を待つとする。なんといっても全国最高気温をかつて記録した多治見の球児たちでもある。
(引用終わり)

 「バットは振らなきゃ当たらない」。
 確かにその通りですが、それが難しい。

 勉強にしても運動にしても、やってみなければ成果が出ません。「やってみる」とまず思って、「実際に実行してみる」。難しいことかもしれませんが、やってみることに価値があると思います。
 そのことを、多治見高校の球児たちから、教えてもらったような気がします。

(画像は中日新聞より 高岡商―盛岡大付の試合の様子です、)

3/21 「聖徳太子」一転復活へ

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 今日の中日新聞朝刊に、標題の見出しが出ていました。気がつかれた方も多いかと思います。前回出されたときは、「聖徳太子」を「厩戸王」とする案が出されていましたが、パブリックコメントの批判を受け、変更したようです。

 以下、中日新聞の記事を紹介します。
(引用)
 文部科学省が2月に公表した次期学習指導要領改定案で、小学校の社会で「聖徳太子(厩戸王)」、中学校で「厩戸王(聖徳太子)」とした表記について、同省が小中学校とも現行指導要領と同じ「聖徳太子」の表記に戻すことを視野に検討していることが、関係者への取材で分かった。

 改定案は、歴史学で一般的に「厩戸王」と呼ぶことを考慮しつつ、小学校では伝記を読む機会が多いことや、中学校では新たに史実をより深く学ぶことを踏まえて、表記を変更した。

 しかし、今月15日まで実施したパブリックコメント(意見公募)で、同じ人物の表記が小中学校で違うと教えづらいなどといった意見が多く寄せられたという。文科省は最終調整を進めており、月内に指導要領を告示する。

 社会の改定案では他に、江戸幕府の対外政策「鎖国」が消えるなど、社会の歴史上の人物や出来事の表記が変更されたが、文科省はこれらの扱いも併せて検討するとみられる。
(引用終わり)

 今まで慣れ親しんできた表記を変えることは難しいですね。ただ、小学校から変える必要があるのかは疑問の残るところですね。

3/20 明日は学校

 3連休はどのように過ごしたでしょうか。
 天気もよかったので、楽しく過ごせたのではないでしょうか。
 残念ながら明日は雨の予報です。そして、寒気が入り込んでくるので、日中も気温が上がらないようです。寒暖の差が激しそうですね。

 さて、3学期も残すところ4日となりました。
 もう残り少なくなりましたね。
 残り少ない3学期を有意義に過ごすために、どんなことをしたらよいでしょうか。一つは、最初に決めた学級の目標をもう一度思い出して、達成できたかをしっかり検証しましょう。後は、今の学級、今の学年でやり残したことはないか考えてみましょう。これは、一人一人違いますね。やり残したことを次の学年にまわすのではなく、今のうちに取り組むようにしましょう。
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3/20 春分の日

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 おはようございます。
 昨日は、暖かい日になりました。
 今日も最高気温18度と、昨日と同じような陽気になりそうです。けれども、天気は西から下り坂です。東海地方は何とか日中はこのまま天気はもちそうです。
 春は、たくさんの花が咲きます。我が家も水仙やムスカリ、フリージアなどが咲いています。これから、チューリップやラナンキュラスも咲き始めます。花が多いのはいいですね。

 さて、今日は春分の日で祝日です。「春分の日」の趣旨は、「自然をたたえ、生物をいつくしむ。」ことです。これから、桜も咲き生き物も冬眠から目覚めるので、自然の息吹を感じる季節ですね。
 ご存じのように、「春分」は二十四節気の一つです。昼と夜の長さがほぼ等しくなります。この日を境に、夏至まで、昼がだんだん長くなり、夜が短くなります。
 また、春分の3日前から3日後までが「春の彼岸」で、今日「春分」が「彼岸の中日」と言います。今日お墓参りに出かけるところも多いかと思います。私も今日はお墓参りに出かけます。

 「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉があるように、春分を境に、冬の寒さは和らぎ、過ごしやすい季節になります。花粉症はまだまだ続きますが・・・。

3/19 激闘! 甲子園

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 今日、開会式が行われた春の選抜高校野球大会。
 開会式後、最初の試合が地元愛知の至学館高校と広島県の呉高校の対戦でした。1試合目から延長戦という素晴らしい試合でした。
 ドラマは延長12回におこりました。
 両校同点で迎えた12回呉高校の攻撃。呉高校は1死2,3塁から捕手の悪送球で勝ち越すと、スクイズで1点を加えました。それでもあきらめない至学館高校は、2点を追う12回に1点を返す粘りを見せましたが、その後は続かず、6−5で惜しくも敗れてしまいました。けれども、最後まであきらめずに追い上げたのはさすがです。健闘をたたえたいと思います。

 2試合目は、昨秋の明治神宮大会覇者の履正社(大阪)が登場し、日大三に12−5で勝ちました。
 3試合目は、史上3校目の春連覇に挑む智弁学園(奈良)は熊本工(熊本)と、対戦し、9―0で完封勝利を飾りました。

 いよいよ始まった春の選抜高校野球大会。今年も様々なドラマが生まれることでしょう。熱戦を期待しています。
(写真は中日新聞より)

3/18 発明

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 少し以前の中日春秋(3月14日)に、おもしろい記事が掲載されていました。すでに読まれた方も多いかと思います。なかなか掲載する機会がありませんでしたので、少し遅くなってしまいましたが、紹介します。

(引用)
 カタツムリの殻は、いつもピカピカしている。じめじめした場所で暮らしているのに、実に清潔である。

 カタツムリの殻の表面には、とてつもなく細かい凹凸がある。だから油汚れが付いても油と殻の表面の間に水が入り込んで、油を浮かせてしまう。そんなカタツムリの殻の構造から、汚れにくく掃除のしやすいタイルが生まれたそうだ。

 大きな羽音を立てずに飛び、獲物を仕留めるフクロウの羽を参考にしたら、新幹線のパンタグラフの騒音が、三割以上も減った。先端にギザギザがある蚊の針をまねたら、刺す痛みが少ない注射針が生まれた(石田秀輝ほか著『地球が教える奇跡の技術』)。

 そういう「自然の造形の妙」から教わった発明品の中でも、これは歴史的傑作の一つだろう。このほど日本化学会の化学遺産に指定された、おなじみの蚊取り線香である。

 上山英一郎(1862〜1943年)が最初に作った蚊取り線香は細い棒だった。40分ほどしか持たないから、安眠などできぬ。苦心する英一郎に「渦巻き型なら:」と勧めたのは、妻ゆき。蛇がとぐろを巻いているのを見て、形を思いついたと伝えられる。

 物理学者・寺田寅彦は<科学者になるには自然を恋人としなければならない。自然はやはりその恋人にのみ真心を打明けるものである>と説いたが、あの絶妙な渦巻きもまた、自然の真心の形なのだろう。
(引用終わり)

 自然物から、人は多くの発明をしているのですね。そのためには、「自然を恋人」とする気持ちで見ていかないといけないのですね。真摯な目で自然を眺めること、大切なことかもしれませんね。

3/17 はるかな未来へ

 卒業式で、卒業生が歌った「はるかな未来へ」
 本校卒業生の作詞・作曲です。
 素敵な歌なので、歌詞を紹介します。


 あたたかい光輝く あの日から
 仲間と共に 歩んできた日々
 6年間 支えてくれた 先生と
 見守ってくれた家族に ありがとう

 明日へのドアを開けば 新しい世界があるから
 今 前へ進もう はるかな未来 目指して


 いつまでも いつまでも友達を 忘れずに
 明日の自分 信じ続けて
 なつかしい あの思い出を ずっと胸に
 夢に向かって 明日へ一歩 ふみ出そう

 夢のドアを開けば 新しい世界があるから
 今 前へ進もう 希望の光 追いかけ

 今 前へ進もう はるかな未来 目指して


 「夢のドアを開けば 新しい世界があるから」確かにその通りです。ドアを開けなければ、新しいことはできません。ドアを開ける勇気を持って中学校入学式までの日々を、有意義に過ごしてほしいと思います。
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3/16 卒業式を終えて

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 保護者の皆様、そして、来賓の皆様、本日はご参列いただきありがとうございました。天気にも恵まれ、本日の卒業式が、滞りなくなく挙行でき、無事卒業生を送り出せましたこと、心より感謝いたします。
 卒業した子どもたちも含めて、これからも八幡小学校の子どもたちが健やかに成長しますように、教職員一同、力を合わせて取り組んでいきます。
 本日は、誠にありがとうございました。
 
 本日の私の式辞を掲載させていただきます。
(式辞)
 厳しかった今年の冬の寒さも峠を越し、春の暖かさが感じられるようになりました。校庭の桜のつぼみも少しずつ膨らんできたように思います。このような早春の良き日に平成28年度八幡小学校卒業証書授与式を挙行しましたところ、知多市教育委員会代表様、校区市議会議員の皆様、そして地域関係諸団体の皆様にご臨席を賜りました。高い所からではありますが、教職員、児童を代表し、心より感謝申し上げます。誠にありがとうございます。
 また、保護者の皆様、お子様のご卒業誠におめでとうございます。小学校六年間で子どもたちは大きく成長しました。本日の子どもたちの晴れ姿をご覧になると、八幡小学校で過ごした日々を思い出し、感慨もひとしおかと思います。お喜び申し上げます。

 さて、156名の卒業生の皆さん。卒業おめでとうございます。三年間皆さんと、学校生活を共にして、感じたことが二つあります。一つ目は、低学年の子どもの面倒をよく見ること。もう一つは、男女を限らず仲がよいということです。そのような姿から、皆さんの「優しさ」を感じました。この優しさは授業や学校行事でよくみることができました。授業の中でのペアやグループ学習がきちんとできること、すもう大会の団体戦では、みんな必死になって学級の応援をしていたこと、修学旅行の班行動では、自分勝手なことをせず、最後まで班として行動していたことなど、まだまだたくさんあります。「人に優しくできるのは、自分に厳しい人だけ」ということをよく聞きます。まさにそうだと思います。自分に甘い人は、人に甘くすることができても、本当の意味での優しさを表すことができません。自分というものをしっかり持っているからこそ、人をよく見て、困っていることや悩んでいることが把握でき、優しさを表すことができるのです。これから皆さんがすすむ中学校生活は小学校とは違って、生活リズムが速く感じると思います。慌ただしく感じるかもしれません。部活動がはじまればなおさらです。きっと、困っている子や悩んでいる子がでてくることでしょう。そんなときに、すっと手を差し伸べる優しさが大切です。三年間見てきた皆さんなら、そんな優しさを発揮できると思っています。卒業する皆さんすべてが、楽しく、有意義な中学校生活を送るためにも、お互いを気遣う優しさをこれからも発揮してほしいと思います。

 もう一つ話をします。先日朝会の時に、ABCDの法則の話をしました。A 当たり前のことを B 馬鹿にしないで C ちゃんとやれる人が D できる人 でした。では、当たり前のことはどんなことでしょうか。朝会のときは六つ話をしました。「授業に真剣に取り組むこと」「あいさつをしっかりすること」「集まったときは静かにすること」「靴箱の靴の整頓をすること」「ロッカーの中を整頓すること」「係の仕事を協力してすること」でした。自分自身で振り返ってみてどうでしょうか。当たり前のことは継続してこそ、本当の自分の力になります。けれども、継続していくことはなかなか大変です。また、何が当たり前のことかは人によって違います。ある人にとっては当たり前のことであっても、別の人にとっては違う場合があります。人と人との関係の難しさです。実は、こんなところからも人間関係の軋轢が生まれます。それを解決するには、心を開いて話し合うしかありません。中学校では、つつじが丘小学校や新知小学校の子どもたちと一緒になります。その子どもたちと新しい人間関係をつくっていくことになります。ぜひ、心を開いてコミュニケーションをし、新しい人間関係をつくってほしいと思います。それが、自分の成長につながると思うからです。

 さて、中学校に進む皆さんは、今、大きな夢をもっていると思います。そして、夢の実現のために努力を積み重ねていくことでしょう。そのときに、忘れてほしくないのは「感謝」です。ここまで皆さんの成長を見守ってきた保護者の皆さん、また、皆さんの近くで手を差し伸べてくれた友達や先生に感謝の気持ちをもってほしい。そして、今日、そういう人たちに「ありがとう」の一言をかけてほしいと思います。

 さて、なごりはつきませんが、皆さんの進む中学校生活が充実したものであることを祈念して式辞といたします。

3/15 明日は卒業式

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 明日は卒業式です。
 天気は晴れの予報です。風はあるそうですが、まずまずの日和になりそうです。見送りも運動場でできそうです。

 準備は万端整いました。
 後は、主役を待つばかりです。
 小学校生活6年間の思い出を胸に、新たな世界に飛び立っていく卒業生の皆さん。みんなで力を合わせて、感動的な卒業式にしましょう。先生たちも力一杯バックアップしますよ。
 また、保健室の前の掲示板に、養護教諭の先生からのメッセージが掲示されています。「健康第一」です。学校に来たら、ぜひ、自分の目で見てほしいと思います。

 明日の予定については、学年だより等で既にご存じかと思いますが、次のようです。

卒業生登校  8:30〜 8:45
  (3階廊下で胸花を付けてもらい教室へ)
保護者受付  8:50〜 9:05
  (体育館内…下駄箱は運動場側を使用)
卒業生入場  9:25
卒業式開始  9:30
卒業生退場 10:55
保護者 「6年間の思い出」上映 大ホール
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3/14 お見事! 卒業式総練習

 今日は卒業生入場から退場まで通して行いました。
 在校生も卒業生も大変立派でした。

 卒業証書を受け取る卒業生の返事、態度、共に立派でした。そのときの在校生の様子を見ていましたが、ほとんど上体が動くこともなく大変立派な態度でした。素晴らしかったです。

 また、お互いの呼びかけも、言葉がはっきりしているし、歌声も素晴らしかったです。細かいところは、練習の後指摘されたと思いますが、全体としてはほぼ完成ですね。

 ただ、今日の練習は、私の話や教育委員会告示、来賓あいさつなど、話をする部分をすべて省略をしました。6年生の子どもの人数が多いので、入場開始から卒業生が退場し終わるまで65分かかりました。この中に話が入ると、85分ぐらいかかるのではないでしょうか。時間が長いので、体調を崩さないかが一番心配です。今日、話をしましたが、立っていて調子が悪くなったら座ることをしっかり覚えておいてほしいと思います。早めに自分で対処してください。皆さんが主役だからです。
 
 明日は卒業式の準備、そして、明後日が本番です。
 皆さんの力で、素晴らしい卒業式にしましょう。
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3/13 支える

 卒業式に在校生として唯一出席するのが5年生です。いわば、5年生が在校生の代表として、6年生を支えていく立場です。ですので、5年生の役割は大変重要です。

 じっと座っている時間が長いです。
 しかも周りには6年生の保護者席があります。
 今は、体育館にも余裕がありますが、すべての座席が並ぶと体育館がいっぱいになります。威圧感があります。
 そのような状況の中で、呼びかけや歌は式の最後になるのです。緊張しますね。みんなが一番力を発揮するのはこのときです。

 6年生をしっかり支え、感動を持って見送ってあげる。それが、5年生の役目です。

 卒業式まで後3日。
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知多市立八幡小学校
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