写真：左から、「校長講話」「生徒指導主事からの話」「人権作文の表彰」
　平成30年度最後の修了式は、１・２年生だけで少し寂しく感じられました。
　学校教育目標『未来を切り開く心豊かな生徒』にどれだけ進められたでしょうか。「未来を切り開く」とは、これからの困難を乗り越えるために、授業・学級活動・行事等で知識と様々な考え方を学び、積極性・ガッツと目標・夢を持つということ。「心豊か」とは、思いやる気持ちが必要であることを分かった上で、周りの人に優しい気持ちで接し、感謝の心を表すことです。心は脳が制御しているので、気持ちを制御できるように日々努力しよう。
　新年度には、気持ちを新たにより一層がんばってくれることを期待しています。

　式後はテニスコートでお別れの場を持ち、クラスで写真を撮りました。卒業生は、笑顔で巣立っていきました。
　教室には担任の描いた卒業を祝う黒板の絵だけが、残されていました。

　早朝は春の嵐でしたが、生徒が登校する頃には明るい光が差す晴天となりました。第７１回卒業式が、厳かな中で始まり、「流れゆく雲を見つめて」を合唱して終わりました。

　卒業式を明日に控え、本日３・４時間目に生徒会主催の卒業生を送る会を行いました。　１年生は合唱「エール」の中で、「行事では、私たちを引っ張ってくれて心強かったです。３年生の真剣な姿はかっこよかったです。先輩と過ごした時間は、大切な思い出です。次の１年生を引っ張れるように、忠中を盛り上げていきます。３年生の皆さんも新しい進路でがんばってください。」
　２年生は合唱「ベストフレンド」の中で、「先輩方にはクラブ活動や学校行事などを通して、たくさんのことを学ばせていただきました。先輩方の笑顔に何度も助けられました。これからは、私たち７２期生に任せてください。４月から新しい場所で素敵に輝いてください。」と、３年生への思いを伝えました。
　３年生は合唱「チェリー」の中で、「１年生、２年生の皆さん、私たちが卒業したあとは、この素晴らしい忠岡中学校を笑顔あふれる学校にし新たな時代を皆さんで切り開いてください。忠中最高！」と後輩へバトンを渡しました。
　中学校生活最後の心のこもった行事でした。