最新更新日:2024/06/07
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校訓:かしこく/創造 なかよく/共生 たくましく/自立   新学期がはじまりました みんなで力を合わせて、「多様な個性が響き合う学校」「豊かな未来が生まれ来る学校」「違いを繋ぎ育ち合う学校」を創っていきましょう。

東日本大震災追悼集会

 あれから12年を迎えます。本校でも毎年この時期に、東日本大震災追悼集会を行い、この日を大切にしております。
 今年は昨日、体育館で行いました。昨年は各教室でのオンラインでしたが、今年は、全校生で集まって黙祷を捧げることができました。
 校長先生からは、以下のような内容でお話がありました。

「・・・震災当時、みなさんはまだ生まれる前、もしくは生まれて間もない頃で、記憶の全くない人がほとんどだと思います。ここ伊達市でも、たくさんの被害がありました。震災直後、水や食料、ガソリンの不足に加えてガスや電気もない生活に私たちは混乱し、前の日まで一緒に遊んでいた友達との突然の別れがあったり、毎日通った校舎の一部が崩れて使用できなくなって他の学校を借りて授業を行ったりなど、それは大変な状況でした。放射線への不安もずっと続き、外での活動や口にする食べ物、飲み物にも気を遣って生活するほどでした。
 しかし、そこには確かな光もありました。困難を乗り越え、前向きに進もうとする私たちみんなの姿です。その光こそが、この12年間の復興を強く後押しし、一歩一歩震災前の姿に今ようやく近づいてきました。・・・皆さんにも、福島の新しい復興の光となって今何が大切なのか、これから何ができるのかを共に考えてほしいと思います。
 震災の記憶を繋ぎ、福島の未来を創造していくことが私たちの使命です。福島の未来を担うみなさんだからこそ、3月11日という日を大切にしてください。そして、震災で失われたたくさんの尊い命を思い、犠牲になった方々全てのご冥福をお祈りする日であることも忘れないでほしいと思います。
 
 最後に、「群青」という曲を聴いてください。「群青」という色は小高中学校の校歌の一節にも歌われ、震災後の離ればなれになった生徒たちの心をずっとつなぎ止めている色なんだそうです。・・・中学生の、自分の知らない遠くの地でがんばっている友へのあふれる想い、「当たり前」がどんなに幸せなことだったのかというどうしようもない胸のうち、それでも「希望が光ってる」と絶望では終わらないという心の強さが伝わってきませんか。この曲を聴いて、みなさんが感じたこと、思ったことを、どうか大事にしてほしいと思います。・・・」

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