最新更新日:2024/06/11
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学校教育目標 かがやく生命(いのち) ひろがる笑顔

天蚕のコサージュ

 穂高北小学校の卒業生は、「天蚕のコサージュ」を作るのが伝統になっています。子どもたちが3・4年のときに育てた天蚕の繭を使い、卒業式で使うコサージュを作ります。(育てた分では足りないのでいくつか天蚕センターから購入し、一人2個の繭を使います)
 卒業式で自分たちがつけるのではなく、なんとお家の方へのプレゼントとなります。ということで、子どもたちは心を込めて丁寧に仕上げようと、がんばりました。
 あらかじめ、各クラスで花の形に作っておき、5日に講師の先生に教えていただき、付属品をつけて仕上げました。なんといっても、繭を3つに切り分け、そっとはがし、花びらの形にするまでが大変でした。ゆっくりと丁寧にはがさないと切れてしまいそうで、慎重にやりました。また、繭からさなぎになった茶色い天蚕が出てきたのには覚悟をしていましたが、驚きでした。自分たちで育てたあのかわいい緑色をした天蚕とはちがう姿になっていたのでびっくりしましたが、さすが北小の子どもたちは騒がずに冷静でした。逆に、こんなに丈夫できれいな繭を頑張って作ったねと天蚕を慈しむ姿もありました。
 みんな同じように作ったのですが、それぞれ違う色合いや違う形の花になりました。6年生とも成るとみんな器用に作れていて感心しました。さらに付属の装飾品を取り付けると、一人一人の個性が出て素敵なコサージュに仕上がりました。近々お家の方の手元に渡ることになります。楽しみにしていてくださいね。
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碌山から学ぶ

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 今週火曜日に、安曇野出身の先輩である荻原碌山について碌山美術館の方を招き学習をしました。碌山の生い立ちや、作品の持つメッセージ、そして給食でおなじみの中村屋との関係にいたるまで細かく教えていただきました。子どもたちは、碌山が始めてロダンの『考える人』を鑑賞したときに「自分の存在感が消えてしまうほどの存在感だ」ともらしたこと、碌山の『女』という作品から「手を後ろで組んでいることで、苦しさを表現し、それでいて上を見上げていることから向上心などを表している。」など、なかなか素人では考え付かないような発想を聞いて「そんな意味があるんだ。」「形から、色々な意味が感じられる。」「存在感というものに驚いていたけど、ぼくにはまだわからない。」とそれぞれが色々なことを考え、感じることで美術作品を鑑賞する下地ができたと思います
 また、碌山が西洋の彫刻(写実的な作品が多い)でなく、エジプトの彫刻(形が悪い)を愛したことから、「形でなく、心が大事である。」ということや、人体を描くために解剖学まで学んだこと、基礎基本がしっかりしていてもわざと荒い作品を作ったことなど、碌山の生き方に触れることによって、「碌山は勉強をしながら切り詰めた生活をおくっていた。でも、それだけ一つのことに没頭できる碌山はとてもすごいと思った。」「芸術の道はとても奥深いことがわかった。」など、碌山の生き方に感銘を受けた子も多かったように思えます。
 この活動がこれっきりで終わってしまうのでなく、是非自分で美術館に足を運んで本物を体験してほしいと思います。

児童会選挙がありました

 先週木曜日に児童会選挙がありました。1年前、6年生も同じことをやったなぁと、時の過ぎる早さを感じました。新しい児童会長候補の5年生は、とても緊張した様子ではありましたが、自分の意見をしっかりと話せていて、一生懸命、来年度に向けての主張を行っていました。その演説を見て、6年生は真剣に聞き、1年前を思い返している様子でした。みんな真剣に考えた「清き一票」を投票箱に入れました。
 児童会選挙は、今までの6年生としての生活を振り返るいい機会にもなったのではないかと思います。委員会活動や背番号6、普段の行動など、このまとめの時期に考えられたことは、卒業に向けて大きなことだと思います。
 残りわずかの小学校生活で、これから最後のまとめ、そして引き継ぎを行っていきます。来週からはもう2月です。卒業式の日が、日々近づいていますね。

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