最新更新日:2024/06/11 | |
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地区子ども会・なかよし集会
夏本番という暑さになってきましたね。6年生の過ごす新北校舎は、学校の校舎の中でも特に暑い場所のひとつ。室内でも30度を越える過酷な中ですが、一学期の終わりに向かって、学習、またその他の活動もがんばっています。
地区子ども会がありました。夏休み中の地区行事やラジオ体操、水泳の参加の仕方について、確認や話し合いがありました。また、終了後は地区毎集団でまとまって下校となりました。各地区担当の先生方に聞くと、多くの地区で、三役を中心とした6年生のリーダー性が発揮されていた、ということです。計画だけでなく、行事や体操の実施においても、6年生の力が頼りです。これからもお願いします。 2回目のなかよし集会。縦割り班で「人間知恵の輪」をして楽しみました。集合する場面、班を二つに分けて知恵の輪を作る場面、そしてその知恵の輪をといていく場面、班長・副班長が下級生をリードしていく姿を見ることができました。児童会スローガンに向かって、6年生の力で、全校の仲間の輪がさらに広がっていくことを期待しています。 実力の片鱗を見せた音楽会
「もっと上手に演奏したい。」
「もっとうまく歌いたい。」 「もっともっとみんなに感動を届けたい。」 「もっともっともっと6年生の心をひとつにしたい。」 こうした多くの子ども達の願いを十分に叶えてあげることができずに臨んだ本番。そのことを、担任として本当に申し訳ない気持ちでいっぱいである。 子ども達は、どんな思いで本番に臨み、本番を終えて何を思ったのだろうか。 練習段階で、なかなか6年生120名の心がひとつになることができず、練習が始められなかったり中断したりすることもしばしば見られた。そんな状況を好ましく思っている子ども達はおらず、決して態度には表さなかったけれども、イライラを募らせたり不安になったりしていた。 そんな状態がなかなか改善されずに何日も続き、いつの間にか前日になっていた。このまま本番に突入するのかと危惧しながら体育館に集まると、この日は今までと雰囲気が全く違っていた。私語がほとんど聞こえないのだ。静寂な雰囲気を維持したまま合唱・合奏の練習が行われた。終わった後そこにいらした先生方が拍手をしてくださったが、決してお世辞ではない心からの拍手であった。それだけの手応えがあったのだ。前日にして一筋の光明を見いだした思いであった。 前日の希望を胸に臨んだ本番。 合唱が始まった。ソプラノの声がびんびん響いてくる。主旋律の部分のアルトの声も助っ人の力を借りてはいるもののしっかり聞こえてくる。ソプラノの高い声が天井にこだまする。私は、子ども達の席で写真を撮っていたが、冷静でいられるのはここまでだった。カメラを持つ手が震え、目頭が熱くなってきてしまったのだ。それくらい感動を与えてくれる歌声であった。1番と2番の終わりに7拍も音を伸ばすのは、津波の引いていく様子だったのだろうか。それとも、これからも続く未来への希望の道の長さだったのだろうか。いずれにしても、十二分過ぎるほどの余韻に浸ることができた。 続いて合奏が始まった。120名が揃った演奏は迫力が違っていた。ダンスミュージックだからとノリノリの気分になるほどのゆとりはなかったが、とても誇らしい気分で聞き入ることができた。 今回の音楽会は結果オーライと言えるだろう。けれども、子ども達はきっと、もっと上を目指したかったに違いない。もっと真剣にやりたかったに違いない。「終わり良ければ全て良し」なんて絶対言いたくない。次は、組立体操。結果も大事だが、過程を大事にしたい。 |
安曇野市立穂高北小学校
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