最新更新日:2023/03/31
本日:count up8
昨日:23
総数:218594
令和5年4月1日から、自転車を利用する方のヘルメット着用が努力義務とされます。安全に利用できるよう、声を掛け合っていきましょう!

「大きな夢に向かって!」

画像1 画像1 画像2 画像2
 先日の全校集会でのお話。
 
 校長先生の同級生で、有名な天文学者の先生のお話です。
天文学とは、宇宙や星のことを研究する学問です。
 
 彼が天文学に進んだきっかけは、小学6年生の時に「ジャコビニ流星群」が話題になり、同級生と「観察隊」を結成し、流星の数を記録しようと考えました。そこで、夜、校庭で観測したいと担任の先生に相談したところ、親が付いていればいいというお許しがでました。
 
 しかし、実際その晩は、流星は1個も観測できませんでした。専門家の予想が見事にはずれたのです。このことについて、彼は残念というより、天文学には未知のことがあることに興奮し、天文学者になることを決意したそうです。
 
 彼は、その後、東大で天文学を勉強し、国立東京天文台で研究を続けました。彼が有名になったきっかけは、東京天文台で「広報」という仕事に就いたことです。広報とは、宇宙や星のことをマスコミ(テレビや新聞等)をとおして、お伝えする仕事です。彼は、天文学者でなかったら、漫才師か作家になりたかったそうなので、その分かりやすい話し方が評判で、その後よくテレビに出演するようになりました。
 
 次にクローズアップされたのが、国際天文学連合の「惑星の定義委員会」委員としての活躍です。「惑星」を正式に定義し、冥王星を惑星からの除外を決定した最終メンバーの1人(アジア代表)となりました。

 さて、昨年末もよくマスコミに登場していました。そうです「アイソン彗星」です。年末に地球に近づき、きれいに観測できると世界中で話題になっていたあの彗星です。ところがこれも結果的に消滅してしまいました。このことに彼がショックを受ける様子をテレビ局が取材していて、彗星が筋状の雲になってしまった様子を歌にしたものまでが、7時のニュースに流れたそうです。
  「のぞき込む 画面に映る 筋雲に 思い到らぬ 未知の振る舞い」
 
 これだけ研究していても、まだまだ分からないことが多く、宇宙は謎に満ちていることなんですね。
 
 勉級をすると、もちろん今まで分からなかったことが分かるようになってきたり、また、何が分からないかが分かるようになってくるものです。
 
 もちろん、勉強して将来自立して働くということが一番大事なことですが、世の中をよくしたり、人の役に立つことができるものです。
 
 大きな夢をもって、それに向かって努力を始めることができるのは、やっぱり若いうちだと思います。自分の将来のことも真剣に考えていきましょう。
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
学校行事
1/25 週休日
1/26 週休日
1/27 『鏑木先生による研修会』(11:15〜児童・保護者対象、13:35〜教員対象)
1/28 スポーツタイム、サポートティーチャー来校、ALT来校、全校集会(発表:高学年)
1/29 なかよしタイム(鼓笛練習・パート)、飲料水水質定期検査
1/30 スポーツタイム、サポートティーチャー来校、クラブ活動(1年間の反省)
1/31 創立記念集会、鼓笛練習(朝)
伊達市立石田小学校
〒960-0807
住所:福島県伊達市霊山町石田字的場6
TEL:024-586-1350
FAX:024-586-2024