目の教室だより〜授業の様子part2〜

こんにちは、足立小学校 目の教室です。
ジリジリとした暑い日差しが弱まり、過ごしやすい季節になってきました。
こまめに水分をとることは忘れずに、元気に過ごしましょう。


さて、今回は単眼鏡練習についてご紹介します。

単眼鏡とは、遠方が見えにくいときに使われる視覚補助具の1つです。
(写真1枚目:左から4倍、6倍、8倍、10倍)
見えにくさのある子どもが学校内の情報を自由に収集するためには、単眼鏡を使いこなすことが必要になります。
一番の利点は、自分の席から板書をノートに書き写せるようになる、ということです。
他に、教室以外(体育館や校庭等の広い空間)でも、見たいものを自在に見ることができるようになります。

高学年になると、黒板に書く文字が小さめになり、板書視写の困難さが増します。
それまでに単眼鏡を使いこなせるようになるためには、早期から繰り返し使うことが必要です。
まずは、小学校就学前から「単眼鏡を使うと今まで見えなかったものが見える!」という経験を積みます。そして、自分で単眼鏡を持って対象の方に向けたり、自分でピントを合わせてみたり、徐々に難易度を高めていきます。
小学校に入学する前から、単眼鏡に親しむことが大切です。

2枚目の写真では、実際に黒板を使って50〜70文字程度の板書視写を行う練習をしています。
どうしたら正確に、速く書き写せるようになるか、子どもの様子を見ながら助言します。

また、足立小学校では大型ディスプレイを用いた単眼鏡練習も積極的に行っています。
大型ディスプレイでは、子どもたちの好きなものを存分に取り入れて、思わず「何だろう、見たい!」と単眼鏡を構えてしまう教材が豊富です。例えば、子どもたちの大好きな電車が動き、その上に乗っているひらがなを読み取る練習などを行っています(写真3枚目)。
すべてオリジナルの教材ですので、子どもたちの実態に合ったものを提供することができます。


以上、単眼鏡の練習についてでした。
次回の更新をお楽しみに!

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