最新更新日:2024/06/19 | |
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校長講話(全校参観日) その1お話の概要は次の通りです。 開校42年目を迎えた今年度は21名の1年生を迎え入れ、全校児童168名となりました。 開校当時は児童数が400名を超え、全学年2学級ずつありましたが、平成8年度には全学級単級となってしまいました。その後、宅地造成等のおかげで児童数が増えたものの、令和元年度には再び全学級単級となりました。(「豊科東小学校 児童数の推移」参照) 児童数が少なくなると、「子どもの人間関係が固定されてしまうのでは?」「一度関係がこじれたら修復できないのでは?」と心配される方もいらっしゃるかもしれません。 しかし、子どもたちは、人数の多少によらず豊かな人間関係を築いていく力があるということを、これまでの経験の中で子どもたちから学びました。 「この話で、一番感じたことは、今の自分を受け入れて、個性を大事にしたいなあということです。人間、得意・不得意なんて当然あるに決まっているし、全て完ぺきな天才なんているわけないから!私はよく、忘れ物もするし、勉強苦手な方だけど、たぶん、きっとやさしいから(笑)←(自分で言っちゃった) 長所も短所も、得意・不得意も自分を作った材料?だと思うから・・・個性だから、いいも悪いもないね〜! そうやって考えると、人と比べる必要ないよね!! なんか安心するよね・・・なんか、今、こんな?っていうか、この自分が生きているのがうれしく思ってきちゃったわ!! この自分、大切にしたい。」 これは、クラスで起こった様々な出来事について、一人一人の思いを語り合った日に綴られた日記です。友だちの思いを推し量りながら、今の自分を丸ごと受け入れることの大切さに気づくことができたのでしょう。「長所も短所も、得意・不得意も自分を作った材料」であり、「この自分が生きている」ことそのものの喜びが溢れているように感じます。 人とのかかわりの中でこそ、自分らしさが発揮できる。 友だちとの温かな関係性の中で、新たな自分と出会っていく。 友だちの存在が、自分らしさを活かしてくれる。 子どもたちには、人数の多少によらず、豊かな人間関係を築いていく力があるということを心底信じて、子どもの成長を支えて参りたいと思います。 つづく |
安曇野市立豊科東小学校
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