最新更新日:2024/07/05
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8/12 あれから30年

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 1985年(昭和60年)8月12日18時56分に、東京(羽田)発大阪(伊丹)行日航ジャンボ機が、群馬県上野村の高天原山の尾根(通称「御巣鷹の尾根」)に墜落しました。あれから30年。昨日も、慰霊の登山が行われ、夜は灯籠流しが行われました。
 事故は、大変悲惨なものでした。けれども、4名の方々が助かったという喜びの報道もありました。事故現場の様子を見るに付け、本当によく助かったと、驚きも隠せませんでした。

 520人の命を奪った日航機の墜落事故の遺族たちは毎年のように文集「茜雲」を出しています。
 54歳の夫を奪われた高橋智恵子さんは事故の3年後、「私は時間が欲しくない」と書いた。「昼間は何とか時間が潰せても、残酷です。必ず恐ろしい夜がやって来る」「この時間を潰す人生、あと何年やらなくてはいけないのでしょう」。
 今、高橋さんは80半ばを過ぎました。高橋さんは30年たった今の思いをこう綴っています。「(事故後)主人の大好きなコーヒーを淹れることを決めたのです。ドジな私では満足しないでしょうが淹れました。ひどいコーヒーだったと思います。でも30年続けております」「生ある限りやるしかないと思っています」。
 ささやかな「日常」を奪うのが、戦争や事故、災害。今こそ日常の大切さを守りたい。そんな言葉が「茜雲」の序言には、記されている。(本日の中日春秋より抜粋)

 「日常」の大切さを痛感できる話だと思います。
 (写真は、当時の中日新聞)
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