最新更新日:2024/07/05
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ようこそ、愛知県知多市立八幡小学校へ  

虫の声

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○総務委員会
 八幡小学校マスコットデザイン募集

○ZOOM朝会校長講話

本棚を整理していたら、こんな本が出てきました。33年も前に先生が3年生の担任の時にクラスのみんなと作った本です。「わいわいこん虫記」
今朝は、大雨になってしまいましたが、9月になって、暑さも少し和らぎ、八幡っ子のみんなも元気です。他にもこの季節、元気になるのが、虫たちです。1年生や3年生は、虫取りの学習が始まっていますね

画面を切り替えますよ
さて、八幡小学校の校歌。初めは、「あーきつしまねのまほろばの」ですね
「秋津(あきつ)」というのは、実は、トンボのことです。トンボの島、あきつしまは、日本の昔の言い方なんだよ
さて、トンボも秋の虫の代表選手。秋は、いろんな虫たちが元気です

今日は、虫のクイズです
さあ、1番。これは、なんという虫の鳴き声でしょう。これは、コオロギ
2番。これは、マツムシです
3番。これは、わかった人が多いかな。スズムシ

2年生の音楽で「虫のこえ」という曲がありますね
ここでは、
マツムシは「ちんちろちんちろ、ちんちろりん」
スズムシは「りんりんりんりん、りいんりん」と鳴いています

1300年ほど昔の歌の本、万葉集の中に
「夕月夜心もしのに白露の置くこの庭にこおろぎ鳴くも」
とあります
古から日本人は秋の夜長に虫の声を聞き入っていたんだね

脳を研究している人たちによれば、これは日本人、日本語を話す人に特徴的なことなんだって。人間の頭の中の脳は、この図みたいに左と右で役割が分かれている
左、左脳はね、「聞く話す」。国算社理の脳…そんな感じ
右、右脳は、「ひらめきイメージ」。図工や音楽の脳の感じ
多くの外国の人は、右脳で虫を聞くんだ。だから、虫の「音」。ただの音だから、車が通り過ぎる音とかお皿が割れる音と同じように聞こえる。雑音だね
でも、ある研究では多くの日本人とポリネシア人だけが「左脳」で聞く。「音」じゃなくて、「言葉」「声」として聞く。だから、秋の虫の鳴き声から秋を感じる…
(参考 日本人の脳機能のユニークさと文化 東京医科歯科大学 角田 忠信氏)

興味深い話でしょう。虫たちの「声」、聞いてみてくださいね
あと、虫たちの命は、短い。オオクワガタは、7年くらいと言われますが、多くの虫は、数週間から長くて1年。虫だって、懸命に生きています。仲よく、大切に扱ってください今日は、虫の声のお話。楽しい秋を過ごしましょう

 
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