ようこそ、愛知県知多市立八幡小学校へ  

7/6 けじめをもって

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 今日は、一日雨が降り続き、プールで泳ぐことができませんでした。
 明日は、天気はどうでしょう。
 天気予報は曇りなので、何とかできるのではないでしょうか。

 昨日引用した「校長の覚悟 関根正明著」から、「けじめ」について、述べているところがありましたので紹介します。

「今日、一口に『けじめなき時代』と言われているが、たいていの人は自分の『けじめのなさ』には気づかない。そのくせ他の人たちの『けじめのなさ』はよく目に付いて『ひどい』とか『嘆かわしい』とか言っている。他の人の公私混同を『けしからん』と息巻く人も自分の公私の区別には甘くなりやすい。……というよりも、近頃、おおむね公共心が希薄になった背景にはそういうものがありそうだ。よく例に出される携帯電話だが、その中身はこうなる。かつては家に一台しかなかった電話、それは主に職業上の必要から設置されていた。
 だから家業以外に子どもが電話を使うなど許されなかった。どうしても電話したいときは、『ちょっと電話いい?……・』などと声をかけ承諾を得てから使ったものだ。
 だが、携帯電話になってその気兼ねがなくなった。子どもだけではない。気兼ねなく電話がかけられ便利にはなったが、人々の心には知らず知らずのうちに他の人への気遣いの心が薄れていった。『いつでも、どこでも、すきな時に』とはケータイ電話の商品としての宣伝は魅力だったが、それが現実のものになってくると『いつでも、どこでも、けじめなく』になってしまったようだ。
 大人たちにも、私的なことと公共の場での事の区別、プライベートとパブリックのけじめが、ぼやけてきている。

 いかが思われるでしょうか。
 「子は親を映す鏡」とも言われます。大人である我々が、けじめをもって行動する必要性をあらためて感じさせられました。

7/6 朝会

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 今日の先生の話は、9月1日の防災の日にちなんだ話でした。

 東日本大震災の時に岩手県にいた先生は、震度6強の揺れを感じ、大変怖い思いをしたそうです。
 その経験から、リュックに防災グッズをいれて、置いてあるそうです。中身を少し紹介してくれましたね。覚えていますか。今日聞いた話を家に帰ってからして、夏休みの間に保護者の方と一緒にそろえるのも良いですね。

7/5 ありがとう

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 「ありがとう」
 いい言葉です。
 この言葉を一日に十回言えたら、心が豊かに、暖かくなるのではないでしょうか。

 こんな話があります。

 「A子さんが、教室の真ん中に何か丸まった紙屑に気づいて、それを拾おうと手を伸ばしたのですが、つぎに入ってきたB君が一瞬早くその紙屑を拾うとパッと屑箱に投げ入れたのです。
 するとA子さんは『あ、ありがとう!』とさわやかな声で言ったものです。自分が落とした紙屑ではありません。誰が落としたかわからない紙屑です。それなのに、ごく自然に『ありがとう』という言葉が出てきたのです。私は、この『ありがとう』は素敵な『ありがとう』だと感じました。」(校長の覚悟 関根正明著)

 すばらしいですね。
 「ありがとう」
 この言葉があふれる学校をめざしたいと思います。 

7/4 にんげんだもの

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 相田みつおさんの本が好きで、よく読み返します。
 「にんげんだもの」も彼の代表作です。

 つまづいたって
 いいじゃないか
 にんげんだもの


 ぐちをこぼしたっていいがな
 弱音を吐いたっていいがな
 人間だもの
 たまには涙を見せたっていいがな
 生きているんだもの

 この本の中の一つ一つが心に残ります。
 一度読んでみてはいかがでしょうか。

7/3 「い、き、た、あ、か、し」

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 今日の中日新聞夕刊に掲載された記事なので、もう読まれた方もみえるかもしれません。

 「28年前、甲子園の春夏連覇を成し遂げたPL学園高校の正捕手だった伊藤敬司さんが、野球人生を振り返る著書[PL学園最強世代 あるキャッチャーの人生を追って」(講談社刊)を出版した。野球を離れた後、体を動かす神経が破壊されていく難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)となった伊藤さんの野球にかける思いと、野球で培った忍耐力にこだわる姿が描かれている。」

 彼が、ALSかもしれないと知ったのは2008年3月。それから病状は悪化し、現在、動かせるのは眼球とまぶた、左足の親指。唇も少し動くが声を発することはできません。そんな状態で、本を執筆しようとしたわけは「い、き、た、あ、か、し(生きた証)」です。

 彼は、「病名を知ったときは、『なぜ自分なんだ』と受け止められず、『できることが一つずつなくなっていくことは堪え難いものでした』と述べています。野球を愛し、グラウンドを走り回っていた自分が、動けなくなってしまった。軽々しく言うことではありませんが、彼の悩み、苦しみはさぞ大きかったことでしょう。

 
 教員にとっての「生きた証」は何だろう。
 ふと考えてしまいました。
 教育者である教員にとって、「生きた証」は学校を巣立っていく子どもたちではないかと思いました。子どもたちの成長をしっかりと支えていく教員でありたい、この記事を読んで、こんな思いを強く持ちました。

7/2 名も知れぬ少女の言葉

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「詩人で翻訳家の加島祥造(かじましょうぞう)さんによる『英語名言集』(岩波書店)は、滋味あふれる百の言葉を紹介しているが、冒頭を飾るのは、名も知れぬ少女の言葉である。『これを見つけた人を、誰であれ、わたしは愛します』。
 孤児院にいる少女が、この言葉を紙片に書き付けては、窓から外へ投げる。いく枚も、いく枚も。この少女にとって、誰かに差し出すことができる唯一のものが、『愛』だった…。加島さんはそんなことを米国の友人に聞かされ、心を揺さぶられたという。
 私たちの目に見えないだけで、この国の街角にも、子どもたちの叫びが書かれた無数の紙片が落ちているのかもしれない。最も愛してほしい人に傷つけられてしまう子どもたちの声にならぬ声である。(後略)」(中日新聞 中日春秋より)

 虐待児童の相談件数が増加しています。虐待で亡くなる子どもも後をたちません。悲しい出来事です。虐待の件数が少しでも減少するように、この名も知れぬ少女の言葉を心に刻んでいきたいと思います。

7/1 国民安全の日

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 今日は国民安全の日だということを知っていましたか?
 
 国民安全の日は「日本国民の一人一人が施設や行動面での安全確保に留意し、交通安全、火災等の災害発生の防止を図る国民運動を啓発するための記念日」として制定されました。制定されたのは、1960年(昭和35年)5月6日で、毎年7月1日と定められました。(ウィキペディアより)

 もう制定されてから55年が経過しています。
 最近は、火山の噴火や地震などの自然災害が各地でおこっています。また、減少してきたとはいえ、交通事故もおこっています。今日の日を機会に、自分や家族の安全を考える日にできると良いですね。
 
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