最新更新日:2024/05/31
本日:count up4
昨日:103
総数:1108431
ようこそ、愛知県知多市立八幡小学校へ  

8/14 日本の一番長い日

画像1 画像1
 戦後70年と言うこともあってか、新聞やテレビでは盛んに戦争のことが報道されています。
 明日は、戦争が終わった日。最近、終戦の詔を録音したレコードが見つかったという報道もありました。今日は、その前日。今、映画で「日本の一番長い日」が放映されています。すでにご覧になった方もあるかもしれません。(私は見ていませんが・・・)
 沖縄が米軍に占領され、原子爆弾も落とされた中でも、本土決戦を叫ぶ軍部。そんな中で終戦を決断するのは容易なことではなかったと思います。自分の命をかけた方も多かったと推察します。けれどもあのとき、終戦という決断をしたからこそ、今があるのです。
 今の平和は、多くの人の命と引き替えに得られたものです。今の平和に慢心することなく、未来永劫平和を続けていくと覚悟が、70年前の戦争で失った命へのせめてもの供養だと思います。

8/13 人には各おの能有り不能有るなり

画像1 画像1
 「人には各おの能有り不能有るなり」(『佐伝』定公五年)

 言い換えると

 「人にはそれぞれ得手、不得手がある。」

 弘前大学教授 山田 史生氏は教職研修8月号で次のように述べています。

 楽しく生きていくためには、自分に向いていることをやるほうがよい。このことに異論のある人はいないだろう。問題は「何が自分に向いているかを、どうやって知るか」ということである。
 自分に向いていることとは、それをやるのが楽しいこと、つまり自分の好きなことである。このことに異論のある人は、いるだろうなぁ。「下手の横好き」って言うじゃないか、と。たしかに「好きこそ物の上手なれ」がつねに通用するってほど、世の中は甘くない。しかし、たとえ下手であっても、そのことをやるのが好きなら、そのことに向いていると思う。(抜粋)

 自分の好きなこと、それなら熱中できるでしょう。では、何が好きなのか、これもまた難しいかもしれませんね。 

8/13 お盆

画像1 画像1
 7月にお盆を行うところもありますが、8月13日から16日までの4日間をお盆としてお墓参りをするところもたくさんあります。

 今日13日は「迎え火」。オガラを燃したその煙に乗って先祖の精霊が家に戻ってくるのを迎えます。
 14日が中日。
 16日には、「送り火」を炊きます。家に迎えた精霊にお墓に帰ってもらうためです。

 15日は何をするのでしょうか。私が昔教えてもらったのは、祖先の霊が買い物に出かけているということでした。昔の記憶なので定かではありません。

 通常は、盆踊りもこの期間に行われます。

8/12 あれから30年

画像1 画像1
 1985年(昭和60年)8月12日18時56分に、東京(羽田)発大阪(伊丹)行日航ジャンボ機が、群馬県上野村の高天原山の尾根(通称「御巣鷹の尾根」)に墜落しました。あれから30年。昨日も、慰霊の登山が行われ、夜は灯籠流しが行われました。
 事故は、大変悲惨なものでした。けれども、4名の方々が助かったという喜びの報道もありました。事故現場の様子を見るに付け、本当によく助かったと、驚きも隠せませんでした。

 520人の命を奪った日航機の墜落事故の遺族たちは毎年のように文集「茜雲」を出しています。
 54歳の夫を奪われた高橋智恵子さんは事故の3年後、「私は時間が欲しくない」と書いた。「昼間は何とか時間が潰せても、残酷です。必ず恐ろしい夜がやって来る」「この時間を潰す人生、あと何年やらなくてはいけないのでしょう」。
 今、高橋さんは80半ばを過ぎました。高橋さんは30年たった今の思いをこう綴っています。「(事故後)主人の大好きなコーヒーを淹れることを決めたのです。ドジな私では満足しないでしょうが淹れました。ひどいコーヒーだったと思います。でも30年続けております」「生ある限りやるしかないと思っています」。
 ささやかな「日常」を奪うのが、戦争や事故、災害。今こそ日常の大切さを守りたい。そんな言葉が「茜雲」の序言には、記されている。(本日の中日春秋より抜粋)

 「日常」の大切さを痛感できる話だと思います。
 (写真は、当時の中日新聞)
画像2 画像2

8/11 夢をのせて

画像1 画像1
 今、宇宙で2つの大きな出来事が起こっています。
 一つは、チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星に接近し、彗星の素顔をとらえた観測船ロゼッタ、そして、彗星に着陸したフィエラです。彗星の素顔を初めて画像としてとらえました。

 もう一つは、冥王星(Pluto)の素顔をとらえたニューホライズンズです。
 冥王星は、1930年、クライド・トンボーによって発見され、太陽系第9惑星となりました。けれども、2006年、惑星から除外されてしまいました。
 写真は、中日新聞のものですが、白いハートが写っていて、有名になりましたね。冥王星は太陽から遠く離れていますので、氷で覆われていると考えられてきました。ところが、実際に画像を見てみると鯨のような形も表れており、必ずしもそうではないと考えられるようになりました。また、地上には富士山と同じ高さの山々も見られました。
 冥王星の不思議な姿が見られ、生命誕生の秘密が明かされるのか夢が広がっています。
 
 明日(12日)〜14日未明にかけては、ペルセウス座流星群が見られます。

 素敵な天体ショー。
 そして、彗星や冥王星の姿。

 今、夢をもって空を見上げるのもいいのではないでしょうか。

8/10 困ったときどうするか

画像1 画像1
 登山家の田部井淳子さんが、インタビューの中で次のように述べています。

 山登りには周到な準備が必要ですが、人間ですから、忘れものはよくあります。そのときに、あんたの担当なのに何で持ってこないの、なんて言っていたら、雰囲気がすごく暗くなってしまうんです。失敗したと思っている人が一番、参ったなあと思っているんですから、責めるのは楽ですよね。でも責めたって解決しないでしょう。やっちゃったものはやっちゃったわけですから、じゃどうするか考えないと、前に進んでいかない。
 困ったときにどうするかと考えられる人が、一緒にいて楽しい人ですよね。責めたり悔やんだりするより、どう解決するか考えることが、何より大事な要素だと思います。「なんとか解決しよう」と考えられる能力が、一番大切なんじゃないかなと思うんです。

 いかがでしょうか。

 もう一つよくあるのは、全体の場で自分の意見を言わず、後になって「私はこう思ったんだ」ということです。結果が出ているにもかかわらず、自己弁護をするような言い方はよくないと思います。困ったときにどうしたらよいかも十分話し合って、話し合ったことには黙って従っていく。そんな姿勢が大切だと感じました。

8/10 行事を設けない期間

画像1 画像1
 何か変わった標題ですが、今週は、「行事を設けない期間」です。
 
 つまり、「学校行事や部活動を行わない」ということです。

 先生たちが夏休みも多忙であり、子どもたちも部活動などで、夏休みも学校に来ているので、連続した休みの日を作ろうというものです。先生たちにも、夏休み(夏季休業)が6日間ありますので、この期間にほとんどの先生が休暇を取っています。

 ただ、当然ですが、市役所と同様に日直の先生は、学校にいます。急用の際はおたずねください。

 天気予報では、今週雨マークもあります。カラカラに乾いた地面にとって、雨が恋しくなっています。
 けれども、今日もまだ暑くなりそうです。熱中症に気をつけてお過ごしください。

8/9 長崎から平和を

画像1 画像1
 長崎では9日、70回目の原爆の日を迎え、爆心地に近い長崎市松山町の平和公園で、長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典が営まれました。
 今日の式典には、過去最多の75カ国が参列しました。米英仏ロ中などの核兵器保有国に加え、開発疑惑が持たれるイランも初めて参加。式典は被爆者でつくる被爆者歌う会「ひまわり」の合唱で始まりました。死没者数は16万8767人。本当に多くの人が亡くなりました。
 
 平和宣言で田上市長は「戦争をしないという平和の理念は永久に変えてはならない原点。悲惨な戦争の記憶を忘れてはならない」と呼び掛けました。

 広島への投下後、長崎は第二目標だった。第一目標が天候不順のため、第二目標だった長崎に投下された。苦すぎる「たまたま」である。どこに投下されようと許されぬ。されど、長崎ではなかったかもしれぬと空想したとき、そこで失われた生命の無念さ、口惜しさが胸に迫る。まして広島への投下後、国が直ちに終戦を決定したら、長崎への投下はあったか。現在、世界には1万6000発以上の核兵器が存在する。生物兵器、化学兵器などは既に禁じられたが、核兵器を禁止する国際法はない。長崎後の核兵器の戦時使用はない。だが、それにも「たまたま」と付け加えてよい理由を小欄は知らぬ。(中日春秋)

 今日という日が、あらためて平和を考える日であってほしいと思います。
 (写真は、長崎市ホームページより)

8/9 長崎

画像1 画像1
 1945年8月9日 午前11時2分、長崎市に原子爆弾が投下されました。広島に投下されてからわずか3日後のことでした。
 今日は、長崎市で慰霊の式典が行われます。
 今日は平和について考える日であってほしいと思います。
 このことについては、後ほどもう一度ホームページにアップしていきます。

 さて、今日も大変暑い日になります。
 愛知県には高温注意情報が出されています。名古屋の最高気温は35度。
熱中症の危険が特に高くなります。
 水分をこまめに補給し汗をたくさんかいたときには塩分も補給しましょう。
 また、冷房を適切に利用し室温に留意しましょう。
 
 夏休みも折り返し地点となりました。くれごれも熱中症に注意して、元気に過ごしてほしいと思います。
 
 (写真は、長崎市ホームページより)

8/8 朝顔

画像1 画像1
 今日の中日春秋に朝顔のことがのっていました。
 
 「朝顔」という名前について、知らなかったことがありましたので、既に読まれた方もみえると思いますが、ここに掲載します。

 朝顔は万葉の昔から、秋の七草のひとつとして歌われ、秋の季語にもなっているが、奈良の昔に歌われた朝顔とは、どうも桔梗(ききょう)のことだったらしい。山本健吉氏の名著『基本季語500選』によれば、平安になって輸入された木槿(むくげ)があまりに美しかったので、桔梗にとってかわり、木槿が「朝顔」と呼ばれるようになった。その後、中国からさらに美しい花が伝わると、今度はそれが朝顔と呼ばれ始め、今に至ったというのだ。
 してみると「朝顔」とは、挑戦者が現れては奪い取る「花の王座」のようなものだったのか。その栄光の座を占め続けてきたのだから、はかなげな風情に見え、したたかなのかもしれぬ。
 それにしても、朝顔はなぜああも朝早くに咲き誇るのか。実はそのつぼみには暗くなってからの時間を計る力が備わっており、暗くなってから10時間で花を咲かせるのだと、田中修氏の近著『植物はすごい 七不思議篇』に教わった。今の季節なら日没が午後7時近くで、日の出は午前5時ごろだから、10時間。そんな高性能の目覚まし時計を使って早寝早起きをし、他の植物に先んじて咲くことで、受粉を助けてくれる虫を呼び込んでいるらしいから、やはりしたたかだ。〈太陽と朝顔を見て旅に出る〉吉田允斗。これは『こども歳時記』にある中学2年生の句。たまには朝顔とともに起きて、遠出するとしようか。

 朝顔は、何とすばらしい時計をもっているのでしょう。
 人間も朝顔に負けず、きちんと時計通り行動できるといいですね。朝顔のしたたかさに負けないように。 

8/7 学は誰のために?

画像1 画像1
 2年前までは、小学校の林間学校もこの時期に行っていました。場所は岩村。岩村の野外教育施設で2泊3日で活動していました。ほとんどの学校が2日目は、岩村の探索を行っていました。そのとき、人家一件一件に佐藤一斎の額が掲げられていました。
 その中の一つを紹介します。

 只(た)だ当(まさ)に学(がく)は己の為にするを知るべし。

 意味は

 まさに学問は他人のためにするのではなく、まずは自らのためにするものであることを深く認識すべきである。このことを知れば、己に対し自らが志をもって修学、修養することの大切さを認識できるからである。何のために学問をするのかを考えないで真に学ぶことはできない。

 夏休みも半ばを過ぎようとしています。夏休みの宿題も順調に進んでいることでしょう。「学ぶことは、自分のため。」当たり前のことですが、忘れがちになってしまいます。この機会に、もう一度考えてみたいですね。

8/6 原爆の日

画像1 画像1
 今日8月6日は、70年前に広島に原爆が投下された「原爆の日」です。

 毎年広島では、午前8時から平和式典が行われています。しかし、戦争を知らない若い世代が多くなった現在、8月6日を知らない人々が増加しています。

 「この日に起こったことを忘れない。」ために、本日マツダスタジアムで行われるプロ野球では、広島選手のユニフォームの背番号はすべて86、胸にはpeaceの文字。

 「過去を忘れたものたちが、もう一度それを繰り返す。」

 この日を忘れない。日本人にとって大切なことだと思います。

 また、今日の中日春秋には次のことが掲載されていました。

 広島生まれの山田みどりさんは、一編の詩を書いた。出版されたばかりの『平和をとわに心に刻む305人詩集』(コールサック社)に収められた「少年」は、こういう物語である▼…13歳の少年は70年前の8月6日、地獄を見た。級友たちと家屋の取り壊しに動員されている時に被爆し、下敷きになった。炎が迫り、友と励まし合いつつ懸命にもがいた。何とか抜け出したその時、炎が級友らをのみ込んでいった▼少年は家に帰ると、目にしたことをひたすら話し続けた。そして3日目の夜に倒れ、生死の境をさまよい続けた。3カ月後に奇跡的に意識を取り戻したものの、生来の陽気さは消えていた。それからは口を一切つぐんでしまった▼「少年」は、こう結ばれる。(2011年3月11日フクシマ/80歳を前に少年は再び悲しみを知ることになった/語ることから逃げてきた自分への責めなのだろうか/閉ざし続けてきた重い口を開いた/あの日少年の見た「地獄」が語られ始めた/それは、級友たちへの祈りのようにもみえた/少年、それは私の兄)▼みどりさんはきょう、広島で祈りを捧げるという。

 平和の尊さを今一度考える日であってほしいと思います。
 (写真は、広島市のホームページより)

8/5 明日に向かって

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 今日、暑い中で小学校球技大会が開催されました。
 練習は時々見に行きましたが、今日が一番上手だったと思います。また、今日の試合の中で、子どもたちが成長していく姿も見ることができました。

 試合は、礼儀正しく、声を出し、チームメートのことを考えてプレーすることが大切です。今日は、そんなプレーができていたと思います。それは、今までの練習の中で、基礎をしっかり鍛えたからだと思います。大変立派でした。

 明日はサッカー部は残念ながら残ることはできませんでしたが、バスケットボール部が準決勝を戦います。予定は以下の通りです。

 女子準決勝 9:30
 男子準決勝 10:30

 ぜひ、応援に来ていただければと思います。

8/5 愛小管夏季セミナー

画像1 画像1
 今日は、愛知県小学校管楽器教育研究会主催の夏季セミナーが、名古屋で開催されました。午前中はカラーガード、午後はドリルフォーメーションの指導をしていただきました。受講者は愛知県の先生方です。秋に運動会が開催され、そこで金管バンドがドリル演奏をするために学習に来ている先生方がたくさんいました。暑い中ですが、少しでも自分の学校のために生かしていこうと、大変意欲的でした。運動会の場で、すばらしい演奏・演技が披露できるといいですね。

8/4 明日は頑張れ!

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 写真は、昨年度の小学校球技大会の様子です。昨年度は、前日に雨天で、朝は少し涼しかったですが、すぐに暑くなってきたように思います。そんな中、子どもたちは、声を出してよく頑張っていました。

 さて、明日は、みんなが練習の成果を見せるときです。
 練習したことをすべてだしきるつもりで、チームプレーに心がけましょう。
 昨年度の子どもたちのように、声を出して、楽しくプレーできるといいですね。
 がんばりましょう。

8/4 学ぶ

画像1 画像1
 夏期休業中は、先生たちも学ぶ場がたくさんあります。
 各教科・領域で学習会が開催されたり、知多市教育委員会主催で研修会が開催されたりしています。また、各学校でも現職教育が盛んに行われています。
 八幡小学校の先生たちも、いろいろな研修会に参加し、学んでいます。二学期からの授業に生かすためです。

 昨日、国語の研修会の後、エピペンの使い方講習会を行いました。講師は、本校の主任養護教諭です。エピペンを使うことがあってはならないことですが、万が一アナフィラキシーショックが起こった場合には、適切に対応しなければなりません。そのための学習会です。緊急時への備え、忘れてはいけません。
画像2 画像2

8/3 国語の勉強をしました

画像1 画像1
 本校の現職教育に合わせて、説明文の指導の仕方を学習しました。講師は、美浜町社会教育指導員 河村恵子先生です。
 河村先生からは、今までの実践を基にした大変わかりやすいお話を伺いました。とくに、教材研究の仕方、ワークシートの工夫、そして、説明文+○○作りの扱いについて詳しく教えていただきました。また、こうすれば学力差がある学級でも、上手に指導することができるというポイントも教えていただきました。現職教育を推進していく中での示唆をいただきましたし、すぐにでも実践に取り入れていくことのできる内容でした。さっそく、二学期からの実践に取り入れていきたいと思います。

8/3 二学期に向けて

画像1 画像1
 教職員は二学期に向けて動き始めています。
 今日は、午前中運営委員会を行いました。二学期最初の活動を検討するためです。二学期最初は、教職員にとっても大切ですが、子どもにとっても大切です。よいスタートが切れるように、教職員もがんばっています。
画像2 画像2

8/2 ぶっつけ本番

画像1 画像1
 時々読む雑誌に、教職研修(教育開発研究所)があります。その中の、「中国古典に学ぶ(弘前大学教授 山田史生 著)があり、毎回興味深く読んでいます。2015年7月号はなかなか面白かったのでここに紹介させていただきます。

 中国の史書「大学」の第5章に次の言葉があります。

 未(いま)だ子を養うことを学んで
 后(のち)に嫁(とつ)ぐ者は有らざるなり。

 わかりやすく訳せば、

 子の育て方を学んでから
 嫁にゆくものなど、
 どこにもいない。

 これに続けて、次のように述べています。

 何事も、いきなりできるようにはならない。まったく練習もしないで自然にできるようになるってことはない。ところが世の中には度しがたい見栄っ張りがいて、たとえば英会話教室に行くとなったら、「できないと恥ずかしいから、できるように下掃(したごしら)えをして、それから教室に行こう」と考えたりする。下掃えの練習と、本格的な練習と、なにが違うというんだろう?
 笑いごとではない。床屋へ行くためにヒゲを剃る。温泉に行くために風呂に入る。そういう見栄っ張りって、けっこういるんじゃないかなあ。
 子育てはどうか。第一子の場合、練習はできない。親と同居していれば助けてもらえるけど、そうでなければ否応なく「ぶっつけ本番」である。子育てに練習と本番との区別はない。しかし、たとえ育児法について無知であっても、親の愛情をもって子に接すれば、とんでもない失敗はしないものである。
 そもそも子育てに成功ということはない。もし成功していると思うようなら、そのこと自体が失敗である。子育てが成功したというのは、親のイメージどおりに子どもが育ったということだろうが、そんなふうに育てられた子どもは悲惨である。
 わたしは子育てに失敗した。わたしは親の意見をハイハイと無批判に聞くような子に育てようとしたが、そこそこ自分の考えを持った人間になった。わたしが子育てに失敗したことを、娘には感謝してほしいと思っている。

 いかがでしたでしょうか。
 子育てはぶっつけ本番。だから不安ですが、本文にあるように、愛情を持って接することが大切なのではないでしょうか。 

8/1 三方よし

画像1 画像1
 「三方よし」とは「売り手よし、買い手よし、世間よし」という、滋賀県の古の近江商人の教えです。

 意味は、「売り手の都合だけで商いをするのではなく、買い手が心の底から満足し、さらに商いを通じて地域社会の発展や福利の増進に貢献しなければならない。」

 教育でいうならば、「子どもたちが知恵を寄せ合って話し合い、自分も、友達も、クラスにとってもよい方法を、折り合いを付けて考え出すこと。」と言えると思います。
 (初等教育資料 2015年6月号より)

 「自分よし、友達よし、クラスよし。」
 こういう心がけで学校生活が過ごせるといいですね。
 
知多市立八幡小学校
〒478-0001
住所:愛知県知多市八幡字里之前84
TEL:0562-32-0079
FAX:0562-33-7288
Copyright © Since 2014 知多市立八幡小学校 All Rights Reserved.
このブログに掲載されている写真・画像・動画・イラスト・文章を無断で使用することを禁じます。