最新更新日:2024/06/11
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ようこそ、愛知県知多市立八幡小学校へ  

8/20 こうのとり打ち上げ成功

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 日本の宇宙輸送船「こうのとり」の5号機が、鹿児島県種子島宇宙センターから打ち上上げられ、宇宙へ旅立ちました。

 「こうのとり」は、平成21年9月18日に第1号機が打ち上げられてから、今回で5回目の打ち上げです。この後ドッキングをして物資をISSに届けます。

 「こうのとり」打ち上げについては、「コズミック・フロント」でも放映されていましたが、様々なドラマがありました。ISSは秒速何キロというものすごいスピードで動いています。そのISSに接近してアームを使ってドッキングさせることは、不可能だと思われていました。万が一、「こうのとり」とISSが接触してしまえば、それこそ大惨事となってしまうからです。けれども、日本の科学者やJAXAは決して諦めませんでした。そして、平成21年、見事に成功させて見せたのです。日本の科学力の素晴らしさを全世界に知らしめることになりました。

 今回は、米民間企業が運用する「シグナス」「ドラゴン」、ロシアの「プログレス」が立て続けに失敗し、ISSへの物資補給機は昨年10月以降途絶えてしまった中での打ち上げでした。全世界の注目が集まっている中での成功に心が躍る思いがしました。

 特に今回は、滞在中の宇宙飛行士のための水を作る装置が搭載されていました。水がなければ、人は生きていけません。そのためにも、今回の打ち上げには、期待が寄せられていました。

 私たち日本人の優れた科学力に自信を持つとともに、大きな夢と希望を与えてくれた打ち上げ成功だと思います。

 (写真上は、今回の打ち上げの中日新聞HPより、下の写真は平成21年打ち上げの時の中日新聞より)
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8/20 雨の朝

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 今日は朝から雨。
 雨量も多くなり、玄関前には大きな水たまりができています。
 
 昨年の今日、広島では2時間に200ミリを越える豪雨によって、土砂災害が起き、75名の方が亡くなられました。この他にも、全壊・半壊した家屋、床上浸水・床下浸水をした家屋もたくさんあり、現在でも避難生活をしている方々もいます。

 沖永良部島の噴火、箱根山・桜島の小噴火などもおこっています。自然の威力の前には、人間の力は本当にちっぽけなものです。昔の人々は、自然界の力を神の力だと考えて、畏敬の念を持っていました。現在は、科学が発展し、いろいろなものが予測できるようになってきました。けれども、地震や噴火、局地的豪雨など、まだまだ予測が十分にできていないものもあります。人間は昔のように、自然に対して畏敬の念を持つとともに、自然の力と仲良くつきあっていくことが大切だと思います。
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8/19 継続すること

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 昨年度の入学式にこのホームページを立ち上げ、今日まで、1年5ヶ月。今まで毎日更新をしてきました。おかげで、このホームページも保護者の方々に大変よく見ていただいています。ありがとうございます。

 今までで135000件を超えるアクセスがありました。先週は、ほとんどのところがお盆休みのため、見ることはないだろうと思っていましたが、毎日たくさんのアクセスがありました。皆さんに見ていただいているので、毎日更新する楽しみも出てきます。

 まもなく林間学校もあります。林間学校の様子は、現地から順次このホームページにアップしていく予定です。

 これからも、情報発信に心がけ、八幡小学校の教育がよく分かるようにしていきたいと思いますので、今後もぜひご覧ください。 

8/19 学びの夏

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 子どもたちは夏休み、宿題に取り組んでいますね。先生たちも、夏休みは様々な場所で研修会が開催されていますので、そちらに積極的に参加しています。

 本日、本校で特別支援教育夏季研修会が開催されました。
 内容は、横須賀にある国立特別支援教育研究所で2ヶ月間学んだ本校の教員と、特別支援教育コーディネーター研修会で学んできた旭北小学校の先生からの報告会でした。
 特別支援教育についての最新の情報が得られ、自分自身も知らない内容も含まれていましたので、大変参考になりました。二学期からの実践に生かせる内容もありました。

 学んだことを実際の指導に生かすことは大切です。いろいろな実践で学んだことを「まねる」、それが「まなぶ」ことの第一歩だと思います。
 たくさんの研修会に参加した先生たちが、二学期からの授業にどう生かしていくのか、今から楽しみです。
 
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8/18 初対面で「友達申請」

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 この標題の意味がおわかりでしょうか。

 長澤弘子先生(浜松子どもメディアリテラシー研究所理事長)が、日本教育新聞に書いていた記事です。

 内容は、情報モラル講座で訪れた小学校でのこと。
(抜粋)
 講座終了後、その男子が駆け寄ってきて、「フレンド申請してよ」といきなりお願いされ、正直驚いた。「おばさんよく分かんないんだ」とひるむ私に「ID覚えてるから」と何桁もの数字を言い始めた。「ちょちょっ、待ってよ。覚えられないし」。さらにうろたえる私に「じゃ、書くから。名前も」とファイルにメモしてくれた。すると、隣にいた男子も「俺も!」と言って、何やら長い数字と、何とか男爵(?)という名前を書いて「ぜってー申請してよ」とますますニコニコ顔で2人は教室に戻っていった。
(中略)
 今回もまさに「区別がない」状況をリアルで体験したのだが、どうもふに落ちない。私は彼とお友達でもないし、講師と言っても彼にとっては全く知らない「大人」のはず。もしかして、誰彼構わずお願いしているのかと思ったら怖くなった。

 皆さんはどうお考えでしょうか。
 「小学生らしい」と言ってしまえばそれまでですが、こんな気軽な状態はやはり危険だと思います。今、ネットを関した犯罪が増加しています。「小学生らしい」と片付けてしまわずに、注意していくことが私たち大人の責任だと感じました。 

8/17 少くして学べば・・・

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 以前ホームページで紹介した佐藤一斎の言葉に、次のような言葉があります。

 少(わか)くして学べば、則ち壮にして為すあり。壮にして学べば、則ち老いて衰えず、老いて学べば、則ち死すとも朽ちず。

 学ぶことは、生涯を通じて行うこと。それぞれの段階で学ぶことに、意味もあること。そんなことをこの言葉は教えてくれます。
 今、生涯学習が盛んに言われていますが、その考えは、ずっと以前からあったのですね。

8/16 ときぐすり

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 NHK木曜時代劇で、「まんまこと」が始まりました。作者は、畠中恵です。畠中恵は「しゃばけ」シリーズの作者としても有名です。そして、「まんまこと」も、「こいしり」「こいわすれ」「ときぐすり」と続くシリーズ作品となっています。

 登場人物として、町名主の跡取り息子「高橋麻之助」、幼馴染みで悪友の町名主「八木清十郎」、見回り同心「相馬吉五郎」の3人がいます。この3人が様々な事件?を解決していきます。その中の、「ときぐすり」にこんな場面があります。

 「時薬(じやく)」は、お坊さんに許されてる食べ物の内、午前中に食べていいもののことをいうそうです。
 けれども、盗賊の下っ端の滝助は「時薬」を「ときぐすり」と読んで、
 
 「『おらぁ、時は薬になるんだって思っちまった。で、凄く嬉しかったんです。』
 歳月を過ごしていくと、そのことが心を癒やしてくれる。時そのものが、一種の薬となる。」
 
 盗賊から逃げて下町にやってきた滝助はそう信じていた。
 けれども、盗賊の一味は滝助を探し出した。そして、仲間に引き戻そうとした。そのとき、麻之助たち3人の機転で滝助を助ける。
 そのとき、麻之助は、

 「『私は……私には、以前苦しかった時(妻を亡くした時)、清十郎がいた。吉五郎もいた。』己の気持ちが辛さに包まれた時、そのことがとてもとてもありがたかった。」

 「生きていくと時に、とんでもなく大変に思えることが、あったりするからだ。一人だと、折れそうになる。そんなとき、情けない者でもいいと受け止めて貰えたら救われる。潰れずに済む。」

 歳月が心を癒やしてくれる、そして、そんな自分を支えてくれる友がいること。
 
 ほんわかした語り口の中で語られるこのシリーズ。一度読んでみてはいかがでしょうか。

8/15 平和を考える

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 今日は70回目の終戦記念日。
 テレビや新聞でも多くの報道がなされています。

 その中に、「最年少3歳へ語り継ぐ」という記事がありました。(ニュースでも流れていましたが・・・。)今日の、全国戦没者追悼式典に参列した戦没者遺族のうち、最年少の子どもです。この子どもの祖父は「何があっても二度と『戦没者の子や孫』をつくってはいけないことを、小さいときから少しずつ語り継いでいきたい」と思いを述べています。

 そのとき、ふと思い出したのが、以前中日新聞に掲載された「へいわってすてきだね」という詩です。作者は安里有生(あさと ゆうき)君(6才)です。長いですが紹介します。

へいわってすてきだね

へいわってなにかな。
ぼくは、かんがえたよ。
おともだちとなかよし。
かぞくが、げんき。
えがおであそぶ。
ねこがわらう。
おなかがいっぱい。
やぎがのんびりあるいてる。
けんかしてもすぐなかなおり。
ちょうめいそうがたくさんはえ、
よなぐにうまが、ヒヒーンとなく。
みなとには、フェリーがとまっていて、
うみには、かめやかじきがおよいでる。
やさしいこころがにじになる。
へいわっていいね。へいわってうれしいね。
みんなのこころから、
へいわがうまれるんだね。

せんそうは、おそろしい。
「ドドーン、ドカーン。」
ぱくだんがおちてくるこわいおと。
おなかがすいて、くるしむこども。
かぞくがしんでしまってなくひとたち。

ああ、ぼくは、へいわなときにうまれてよかったよ。
このへいわが、ずっとつづいてほしい。
みんなのえがおが、ずっとつづいてほしい。
へいわなかぞく、
へいわながっこう、
へいわなよなぐにじま、
へいわなおきなわ、
へいわなせかい、
へいわってすてきだね。
これからも、ずっとへいわがつづくように
ぼくも、ぼくのできることからがんばるよ。

 みんなの笑顔がいつまでも続くように、平和のありがたさを感じる日としたいと思います。

8/14 日本の一番長い日

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 戦後70年と言うこともあってか、新聞やテレビでは盛んに戦争のことが報道されています。
 明日は、戦争が終わった日。最近、終戦の詔を録音したレコードが見つかったという報道もありました。今日は、その前日。今、映画で「日本の一番長い日」が放映されています。すでにご覧になった方もあるかもしれません。(私は見ていませんが・・・)
 沖縄が米軍に占領され、原子爆弾も落とされた中でも、本土決戦を叫ぶ軍部。そんな中で終戦を決断するのは容易なことではなかったと思います。自分の命をかけた方も多かったと推察します。けれどもあのとき、終戦という決断をしたからこそ、今があるのです。
 今の平和は、多くの人の命と引き替えに得られたものです。今の平和に慢心することなく、未来永劫平和を続けていくと覚悟が、70年前の戦争で失った命へのせめてもの供養だと思います。

8/13 人には各おの能有り不能有るなり

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 「人には各おの能有り不能有るなり」(『佐伝』定公五年)

 言い換えると

 「人にはそれぞれ得手、不得手がある。」

 弘前大学教授 山田 史生氏は教職研修8月号で次のように述べています。

 楽しく生きていくためには、自分に向いていることをやるほうがよい。このことに異論のある人はいないだろう。問題は「何が自分に向いているかを、どうやって知るか」ということである。
 自分に向いていることとは、それをやるのが楽しいこと、つまり自分の好きなことである。このことに異論のある人は、いるだろうなぁ。「下手の横好き」って言うじゃないか、と。たしかに「好きこそ物の上手なれ」がつねに通用するってほど、世の中は甘くない。しかし、たとえ下手であっても、そのことをやるのが好きなら、そのことに向いていると思う。(抜粋)

 自分の好きなこと、それなら熱中できるでしょう。では、何が好きなのか、これもまた難しいかもしれませんね。 

8/13 お盆

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 7月にお盆を行うところもありますが、8月13日から16日までの4日間をお盆としてお墓参りをするところもたくさんあります。

 今日13日は「迎え火」。オガラを燃したその煙に乗って先祖の精霊が家に戻ってくるのを迎えます。
 14日が中日。
 16日には、「送り火」を炊きます。家に迎えた精霊にお墓に帰ってもらうためです。

 15日は何をするのでしょうか。私が昔教えてもらったのは、祖先の霊が買い物に出かけているということでした。昔の記憶なので定かではありません。

 通常は、盆踊りもこの期間に行われます。

8/12 あれから30年

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 1985年(昭和60年)8月12日18時56分に、東京(羽田)発大阪(伊丹)行日航ジャンボ機が、群馬県上野村の高天原山の尾根(通称「御巣鷹の尾根」)に墜落しました。あれから30年。昨日も、慰霊の登山が行われ、夜は灯籠流しが行われました。
 事故は、大変悲惨なものでした。けれども、4名の方々が助かったという喜びの報道もありました。事故現場の様子を見るに付け、本当によく助かったと、驚きも隠せませんでした。

 520人の命を奪った日航機の墜落事故の遺族たちは毎年のように文集「茜雲」を出しています。
 54歳の夫を奪われた高橋智恵子さんは事故の3年後、「私は時間が欲しくない」と書いた。「昼間は何とか時間が潰せても、残酷です。必ず恐ろしい夜がやって来る」「この時間を潰す人生、あと何年やらなくてはいけないのでしょう」。
 今、高橋さんは80半ばを過ぎました。高橋さんは30年たった今の思いをこう綴っています。「(事故後)主人の大好きなコーヒーを淹れることを決めたのです。ドジな私では満足しないでしょうが淹れました。ひどいコーヒーだったと思います。でも30年続けております」「生ある限りやるしかないと思っています」。
 ささやかな「日常」を奪うのが、戦争や事故、災害。今こそ日常の大切さを守りたい。そんな言葉が「茜雲」の序言には、記されている。(本日の中日春秋より抜粋)

 「日常」の大切さを痛感できる話だと思います。
 (写真は、当時の中日新聞)
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8/11 夢をのせて

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 今、宇宙で2つの大きな出来事が起こっています。
 一つは、チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星に接近し、彗星の素顔をとらえた観測船ロゼッタ、そして、彗星に着陸したフィエラです。彗星の素顔を初めて画像としてとらえました。

 もう一つは、冥王星(Pluto)の素顔をとらえたニューホライズンズです。
 冥王星は、1930年、クライド・トンボーによって発見され、太陽系第9惑星となりました。けれども、2006年、惑星から除外されてしまいました。
 写真は、中日新聞のものですが、白いハートが写っていて、有名になりましたね。冥王星は太陽から遠く離れていますので、氷で覆われていると考えられてきました。ところが、実際に画像を見てみると鯨のような形も表れており、必ずしもそうではないと考えられるようになりました。また、地上には富士山と同じ高さの山々も見られました。
 冥王星の不思議な姿が見られ、生命誕生の秘密が明かされるのか夢が広がっています。
 
 明日(12日)〜14日未明にかけては、ペルセウス座流星群が見られます。

 素敵な天体ショー。
 そして、彗星や冥王星の姿。

 今、夢をもって空を見上げるのもいいのではないでしょうか。

8/10 困ったときどうするか

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 登山家の田部井淳子さんが、インタビューの中で次のように述べています。

 山登りには周到な準備が必要ですが、人間ですから、忘れものはよくあります。そのときに、あんたの担当なのに何で持ってこないの、なんて言っていたら、雰囲気がすごく暗くなってしまうんです。失敗したと思っている人が一番、参ったなあと思っているんですから、責めるのは楽ですよね。でも責めたって解決しないでしょう。やっちゃったものはやっちゃったわけですから、じゃどうするか考えないと、前に進んでいかない。
 困ったときにどうするかと考えられる人が、一緒にいて楽しい人ですよね。責めたり悔やんだりするより、どう解決するか考えることが、何より大事な要素だと思います。「なんとか解決しよう」と考えられる能力が、一番大切なんじゃないかなと思うんです。

 いかがでしょうか。

 もう一つよくあるのは、全体の場で自分の意見を言わず、後になって「私はこう思ったんだ」ということです。結果が出ているにもかかわらず、自己弁護をするような言い方はよくないと思います。困ったときにどうしたらよいかも十分話し合って、話し合ったことには黙って従っていく。そんな姿勢が大切だと感じました。

8/10 行事を設けない期間

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 何か変わった標題ですが、今週は、「行事を設けない期間」です。
 
 つまり、「学校行事や部活動を行わない」ということです。

 先生たちが夏休みも多忙であり、子どもたちも部活動などで、夏休みも学校に来ているので、連続した休みの日を作ろうというものです。先生たちにも、夏休み(夏季休業)が6日間ありますので、この期間にほとんどの先生が休暇を取っています。

 ただ、当然ですが、市役所と同様に日直の先生は、学校にいます。急用の際はおたずねください。

 天気予報では、今週雨マークもあります。カラカラに乾いた地面にとって、雨が恋しくなっています。
 けれども、今日もまだ暑くなりそうです。熱中症に気をつけてお過ごしください。

8/9 長崎から平和を

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 長崎では9日、70回目の原爆の日を迎え、爆心地に近い長崎市松山町の平和公園で、長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典が営まれました。
 今日の式典には、過去最多の75カ国が参列しました。米英仏ロ中などの核兵器保有国に加え、開発疑惑が持たれるイランも初めて参加。式典は被爆者でつくる被爆者歌う会「ひまわり」の合唱で始まりました。死没者数は16万8767人。本当に多くの人が亡くなりました。
 
 平和宣言で田上市長は「戦争をしないという平和の理念は永久に変えてはならない原点。悲惨な戦争の記憶を忘れてはならない」と呼び掛けました。

 広島への投下後、長崎は第二目標だった。第一目標が天候不順のため、第二目標だった長崎に投下された。苦すぎる「たまたま」である。どこに投下されようと許されぬ。されど、長崎ではなかったかもしれぬと空想したとき、そこで失われた生命の無念さ、口惜しさが胸に迫る。まして広島への投下後、国が直ちに終戦を決定したら、長崎への投下はあったか。現在、世界には1万6000発以上の核兵器が存在する。生物兵器、化学兵器などは既に禁じられたが、核兵器を禁止する国際法はない。長崎後の核兵器の戦時使用はない。だが、それにも「たまたま」と付け加えてよい理由を小欄は知らぬ。(中日春秋)

 今日という日が、あらためて平和を考える日であってほしいと思います。
 (写真は、長崎市ホームページより)

8/9 長崎

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 1945年8月9日 午前11時2分、長崎市に原子爆弾が投下されました。広島に投下されてからわずか3日後のことでした。
 今日は、長崎市で慰霊の式典が行われます。
 今日は平和について考える日であってほしいと思います。
 このことについては、後ほどもう一度ホームページにアップしていきます。

 さて、今日も大変暑い日になります。
 愛知県には高温注意情報が出されています。名古屋の最高気温は35度。
熱中症の危険が特に高くなります。
 水分をこまめに補給し汗をたくさんかいたときには塩分も補給しましょう。
 また、冷房を適切に利用し室温に留意しましょう。
 
 夏休みも折り返し地点となりました。くれごれも熱中症に注意して、元気に過ごしてほしいと思います。
 
 (写真は、長崎市ホームページより)

8/8 朝顔

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 今日の中日春秋に朝顔のことがのっていました。
 
 「朝顔」という名前について、知らなかったことがありましたので、既に読まれた方もみえると思いますが、ここに掲載します。

 朝顔は万葉の昔から、秋の七草のひとつとして歌われ、秋の季語にもなっているが、奈良の昔に歌われた朝顔とは、どうも桔梗(ききょう)のことだったらしい。山本健吉氏の名著『基本季語500選』によれば、平安になって輸入された木槿(むくげ)があまりに美しかったので、桔梗にとってかわり、木槿が「朝顔」と呼ばれるようになった。その後、中国からさらに美しい花が伝わると、今度はそれが朝顔と呼ばれ始め、今に至ったというのだ。
 してみると「朝顔」とは、挑戦者が現れては奪い取る「花の王座」のようなものだったのか。その栄光の座を占め続けてきたのだから、はかなげな風情に見え、したたかなのかもしれぬ。
 それにしても、朝顔はなぜああも朝早くに咲き誇るのか。実はそのつぼみには暗くなってからの時間を計る力が備わっており、暗くなってから10時間で花を咲かせるのだと、田中修氏の近著『植物はすごい 七不思議篇』に教わった。今の季節なら日没が午後7時近くで、日の出は午前5時ごろだから、10時間。そんな高性能の目覚まし時計を使って早寝早起きをし、他の植物に先んじて咲くことで、受粉を助けてくれる虫を呼び込んでいるらしいから、やはりしたたかだ。〈太陽と朝顔を見て旅に出る〉吉田允斗。これは『こども歳時記』にある中学2年生の句。たまには朝顔とともに起きて、遠出するとしようか。

 朝顔は、何とすばらしい時計をもっているのでしょう。
 人間も朝顔に負けず、きちんと時計通り行動できるといいですね。朝顔のしたたかさに負けないように。 

8/7 学は誰のために?

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 2年前までは、小学校の林間学校もこの時期に行っていました。場所は岩村。岩村の野外教育施設で2泊3日で活動していました。ほとんどの学校が2日目は、岩村の探索を行っていました。そのとき、人家一件一件に佐藤一斎の額が掲げられていました。
 その中の一つを紹介します。

 只(た)だ当(まさ)に学(がく)は己の為にするを知るべし。

 意味は

 まさに学問は他人のためにするのではなく、まずは自らのためにするものであることを深く認識すべきである。このことを知れば、己に対し自らが志をもって修学、修養することの大切さを認識できるからである。何のために学問をするのかを考えないで真に学ぶことはできない。

 夏休みも半ばを過ぎようとしています。夏休みの宿題も順調に進んでいることでしょう。「学ぶことは、自分のため。」当たり前のことですが、忘れがちになってしまいます。この機会に、もう一度考えてみたいですね。

8/6 原爆の日

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 今日8月6日は、70年前に広島に原爆が投下された「原爆の日」です。

 毎年広島では、午前8時から平和式典が行われています。しかし、戦争を知らない若い世代が多くなった現在、8月6日を知らない人々が増加しています。

 「この日に起こったことを忘れない。」ために、本日マツダスタジアムで行われるプロ野球では、広島選手のユニフォームの背番号はすべて86、胸にはpeaceの文字。

 「過去を忘れたものたちが、もう一度それを繰り返す。」

 この日を忘れない。日本人にとって大切なことだと思います。

 また、今日の中日春秋には次のことが掲載されていました。

 広島生まれの山田みどりさんは、一編の詩を書いた。出版されたばかりの『平和をとわに心に刻む305人詩集』(コールサック社)に収められた「少年」は、こういう物語である▼…13歳の少年は70年前の8月6日、地獄を見た。級友たちと家屋の取り壊しに動員されている時に被爆し、下敷きになった。炎が迫り、友と励まし合いつつ懸命にもがいた。何とか抜け出したその時、炎が級友らをのみ込んでいった▼少年は家に帰ると、目にしたことをひたすら話し続けた。そして3日目の夜に倒れ、生死の境をさまよい続けた。3カ月後に奇跡的に意識を取り戻したものの、生来の陽気さは消えていた。それからは口を一切つぐんでしまった▼「少年」は、こう結ばれる。(2011年3月11日フクシマ/80歳を前に少年は再び悲しみを知ることになった/語ることから逃げてきた自分への責めなのだろうか/閉ざし続けてきた重い口を開いた/あの日少年の見た「地獄」が語られ始めた/それは、級友たちへの祈りのようにもみえた/少年、それは私の兄)▼みどりさんはきょう、広島で祈りを捧げるという。

 平和の尊さを今一度考える日であってほしいと思います。
 (写真は、広島市のホームページより)
 
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