最新更新日:2024/06/21 | |
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4/25 ありがとうございました。PTA総会の冒頭でもお話ししましたが、授業参観のときに、保護者の皆さんに、大変静かに見ていただきました。最近、授業参観や学校公開のとき、保護者の私語がうるさい、という声をよく聞きました。けれども、八幡小学校の保護者の皆さんは本当にすばらしかったです。私が見に回っていると、ほとんどの保護者の方が「こんにちは」と声を掛けてくれましたが、その声も小さく遠慮がちでした。そのため、私も小さい声であいさつをさせていただきました。保護者の皆さんのこのような姿から、学校の先生や子どもたちを、しっかり応援してくれているのだと感じました。 PTA総会での私の話ですが、途中で慌ててしまいました。 本当は次のような話をするつもりでした。少し長いですが掲載します。 本年度も学校としての大きな目標は「授業を基盤とした学校づくり」で、昨年度と変更はありません。 今まで実践してきたことをまとめて、具体的に3つの柱をつくりました。 1 授業のユニバーサルデザイン化 2 現職教育の推進 3 地域への積極的な情報発信 です。 まず、授業のユニバーサルデザイン化です。 学校は、集団でお互いが高めあって学びを深めていく場です。そこで、誰にでもわかりやすく、優しい視点を大切にするために、授業のユニバーサルデザイン化に取り組んでいます。 子どもたちに話しているのは、「授業中の机の上をきれいにしよう」です。要は、授業に必要のないものはしまうことです。いろいろなものが出ていると授業に集中できず、学習内容の定着にも支障を来してしまいます。そこで、この点をまず徹底しようと考えています。また、先生たちには、同じ理由で、「前面黒板には授業に関係のないことは書かない」ことを話しています。また、「めあてをしっかり書き、子どもたちのノートに書かせる」ことも、引き続き取り組んでいます。「めあて」がはっきりしていると言うことは授業のゴールがはっきりしているということです。これは、子どもたちにとっても大変有効だと思います。本年度は、「まとめ」をしっかり行うことを進めていきたいと思っています。 子ども同士の関わり合いをしっかりさせるために、「発表している子どもに顔を向ける」また、「先生が話しているときは、先生の顔をしっかり見る」ことも進めています。アクティブラーニングという言葉をよく聞くようになりました。能動的・協働的な学習のことです。協働的な学習を進めるには、子ども自身がしっかりした自分の考えをもち、その考えを子ども同士でつなげていくことが大切です。そんな授業もめざしていきたいと思います。 次に、現職教育の推進についてです。 お手元の12ページ、(3)アの最初に、テーマ「読みを深め、自分の考えを表現する児童の育成」を載せておきました。国語科の説明文を中心に研究を始めて本年度で3年目となります。昨年度、1月に授業研究発表会を開催し、多くの先生方に参加していただき、授業について協議をしていただきました。その協議から、進んでいる方向に間違いがないことを確信しました。本年度は、10月に授業研究発表会を開催し、取り組んできたことの検証をしていきたいと思っています。 最後に、地域への積極的な情報発信についてです。 私自身が知多市教育委員会に勤務していたとき、「保育園は送り迎えがあって、先生たちと直接話す機会があるし、園で何をしているのかがよくわかる。けれども、小学校に入ると何をしているのかがよくわからない。」という保護者の声を多々聞きました。これを何とかしようと、様々な方々に聞きました。その方たちの話の中で、ホームページの活用が一番いいのではと考え、取り組んでいきました。 おかげさまで、保護者の皆さんの評判も良く、続けることができています。本年度も積極的に配信していきますので、ぜひご覧ください。 子どもたちには、始業式のときに、「授業に真剣に取り組むこと」「あいさつをしっかりすること」「たくさんの人が集まったら静かにすること」の三つを話しました。「あいさつをしっかりすること」は人間関係をつくるための第一歩です。子どもたちの「心」を育てていくことは大変難しいことです。「子供は親の心を写す鏡」といわれます。親が楽しければ子供も楽しい。親が不安であるなら子供も不安です。「心」を育てていくのは、とても学校だけではできません。学校・家庭・地域がそれぞれの役目を果たし、真の連携をとっていかなければなりません。そのために、ぜひ地域の皆様にもお力を貸していただければと思います。 後は、お話しした内容ですので省略します。 1年間よろしくお願いします。 4/25 朝会その後、知多市優良児童の表彰を行いました。6年生から選ばれた2人でしたね。これからも、心身ともに健康で、学校のリーダーとして頑張ってほしいと思います。 先生からの話は、「信頼」でした。先生ご自身の勤務経験から始まり、今の学級での生活について話がありました。信頼することはとても大切なことです。お互いが少しずつ気遣いをすることで、信頼できる優しい学級ができます。そんな学級をめざしてがんばっていきましょう。 4/24 明日は授業参観、PTA総会、学級懇談会明日は、授業参観、PTA総会、学級懇談会です。 「八幡の杜」にも書きましたが、本年度も、「授業を基盤とした学校づくり」に取り組んでいます。今回の授業参観は、保護者の皆様に、学校としての取り組みを見ていただくよい機会です。 取り組んでいることは昨年度と同様です。 まず、子どもたちの机上は整理されているか、ロッカーの中の整頓はいいかをぜひご覧ください。4月最初ですので、このような基本的なことは大切です。そして、めあてを黒板に書き、それをノートに書いているか、子どもたちの発表の様子はどうか、などを見ていただきたいと思います。授業参観の後は、アンケートにもご協力いただきたいと思います。 明日の日程は以下のようです。 13:30〜14:15 授業参観 14:25〜15:05 PTA総会 15:20〜16:00 学級懇談会 ご来校をお待ちしています。 4/22 やる気「何かに挑戦したら確実に報われるのであれば、誰でも必ず挑戦するだろう。報われないかもしれないところで、同じ情熱、気力、モチベーションをもって継続しているのは非常に大変なことであり、私は、それこそが才能だと思っている。」 やれば、必ずできるようになることは、あまりないかもしれません。けれども、やってみなければ、永久にできるようにはなりません。挑戦し続けることができるか、それこそが大切なんですね。 4/21 七冠達成!(引用) 囲碁棋士の井山裕太さん(26)が、プロになりたいと思ったのは、プロになりそこねた、まさにその時だったという。 小学5年の井山少年は、史上最年少でのプロ入りを目前にしながら、大一番で負けた。対局室から出た瞬間にわっと泣きだし、何時間も泣き続けた。5歳で囲碁を覚えて以来、ただただ楽しく打っていたが、初めて本当の悔しさを味わった。 この黒星が、少年をプロに変えた。その一年後にプロ入りを決めると、驚異的な勢いで勝ち進み、名人や天元などを史上最年少で獲得していった。 この天才の師匠が、石井邦生さん(74)だ。小学1年の井山少年を弟子にしてから、千回にも及ぶ対局で鍛えた。「とにかく、好きな所に打て」と盤上では自由にさせたが、礼儀は厳しく教えた。教えるといっても言葉ではなく、自分が碁盤に向かう姿で示した。とりわけ負けた時の姿勢を、弟子は師匠から学んだという。 井山さんはきのう、七大タイトルの同時制覇という囲碁界で初の快挙を成し遂げた。だが、師匠も負けてはいない。石井さんは今年、通算千勝を達成した。千勝は史上21人目だが、74歳3カ月での達成は、史上最年長。タイトル獲得の経験がない棋士による千勝は、史上初である。 ゆっくりと、しかし、倦(う)まず弛(たゆ)まず歩む。そういう師がいればこそ、井山さんは七冠という未踏峰を登り切ったのだろう。 (引用終わり) この話からは様々なことを学ぶことができます。 人は失敗(負け)から学ぶことが大きいこと、大切なことは礼儀であること、そして、たゆまぬ努力。七冠達成を陰で支えた力の大きさを、考えていきたいですね。(画像は、中日新聞より) 4/20 全国学力学習状況調査全国学力学習状況調査というと、各都道府県の結果が、新聞紙上に大きく報道され、学力テストの順位ばかりに目がいっている現状があります。けれども、この調査は、国語・算数(数学)の学力テストの他に、「児童・生徒質問紙」があります。この質問紙には、「学習意欲」「学習方法」「学習環境」「生活の諸側面」等に関する質問が含まれています。 また、同時に「学校質問紙」もあり、この二つの「質問紙」から、学力との相関関係を分析することができます。 例えば、朝食を毎朝食べてくる児童と、食べていない児童との比較ができたり、携帯やスマホをしている時間と学力との相関などが、具体的数値として表されてきます。だから、この「分析」こそが、この調査の重要なところなのです。 今年度の傾向として、学校生活など身近な題材から考えさせる問題が多く出題されました。 例えば、小学校の国語では、全校集会、遠足、学級活動など、学校生活を基にした問題が多く出題されました。 小学校の算数はグラフの対比から、情報を読み取り、数を使って記述することが問われました。 国語や算数のB問題は、今後、子どもたちに付けていくべき力、「思考力・判断力・表現力」がどれくらいついているかを調査するものです。大学入試もこれまでの「知識量」を問うものから「思考力・判断力・表現力」を問うものに変わってきます。 当然、小学校でも、「思考力・判断力・表現力」の力をつけるようにしていかなければなりません。そのためには、今以上に授業を充実していく必要があります。今後も、「授業を基盤にした学校づくり」を推進し、子どもたちに、「思考力・判断力・表現力」を付けていきたいと思っています。 全国学力学習状況調査の問題はこちらから 4/19 体を鍛える寒暖の差が激しいですが、過ごしやすい季節ですね。 こういうときは、運動場で元気に運動をしたり、遊んだりして、体を鍛えましょう。小中陸上大会の練習も始まっています。また、5月に入ってすぐ、体力テストも行われます。時期的にも、体を鍛えるのに、最適です。 外で遊ぶのもいいですね。朝登校してすぐに、外でドッジボールやドッジビーを行っている子を見かけます。友達同士で行っていますね。今、みんなで遊ぶことも少なくなってきたと言われています。八幡小学校の子どもは、よく異学年の子ども同士でも一緒になって遊んでいます。すばらしいことですね。 昔から、「健全なる精神は健全なる身体に宿る」と言われています。身体を鍛えることは、心を鍛えることにもつながります。今のよい時期に、体をしっかり鍛えましょう。 4/18 努力6年生は明日、全国学力学習状況調査です。 皆さんは、勉強が分からないときにどうしますか。 分からないところを、下の学年に戻って復習していくのは、大変勇気のいることです。でも、その勇気が自分の力となってかえってくるのです。 株式会社幻冬舎代表取締役社長などを歴任した見城徹さんは、次のように言っています。 「人はみんな『運がいいよね、うまくいっちゃって』って言うけれども、冗談じゃないよ。俺はあなたの100倍血のにじむような努力をしてるんだって。」 いかがでしょうか。 見習いたいものですね。 4/18 朝会その後、委員会と学級委員の任命を行いました。学校や学級のために一生懸命取り組んでくれる子どもたちです。みんなで協力して、良い学校や学級をつくっていきましょう。 私からは、忘れ物の話をしました。 学校は頭と心と体を鍛えるところです。 ですので、忘れ物をしてしまうと、授業などで困ってしまいますね。体育の授業があるのに、体操服を忘れる。国語の授業があるのに、教科書を忘れてしまう。宿題があったのに、やってくるのを忘れてしまう。それでは、授業で困ってしまいますね。 また、給食当番なのに、マスクを忘れてしまう。これも、学級生活をしていく上で困ってしまいますね。 忘れ物をしないように、前の日にしっかり準備をして、登校するようにしましょう。 4/17 授業の準備を授業内容をしっかり定着させるためには、忘れものがないようにしなくてはいけません。今日の内に、授業の準備をしっかりしておきましょう。 ・必要な教科書・ノートは入っていますか。 ・下敷き、筆箱は入っていますか。また、鉛筆は削ってありますか。 ・教科書・ノート以外で持って行くものはありませんか。 ・宿題はきちんとやってありますか。 スタートでつまずいてしまうと、1年間大変になります。 最初が肝心です。 もう一度確認して、明日は元気に登校しましょう。 4/16 絆天気が下り坂になる今、避難している方々の苦労は並大抵のものではありません。そんな中、給水車が到着したり、支援物資も到着したりしています。炊き出しも始まり、避難所の運営も始まってきました。 東日本大震災の時に盛んに言われた、「絆」が今も発揮されようとしています。 絆について、マザーテレサは次の言葉を残しています。 「大切なのは、どれだけ沢山のことをしたかではなく、どれだけ心を込めたかです。」 「やさしい言葉は、たとえ簡単な言葉であっても、ずっとずっと心にこだまする。」 まだまだ、大変な状況だと思います。 常と変わらぬ日常が、早く戻ってくることを祈っています。 4/16 相次ぐ地震九州地方では、地震が相次いでいます。 16日午前1時25分ごろ、熊本県熊本地方を震源とするマグニチュード(M)は7.3(暫定値)の地震があり、熊本市や同県菊池市などで震度6強の揺れを観測しました。 この地震は、M6.5だった14日の震度7の地震より大きく、福岡県で震度5強、愛媛県では5弱を観測するなど、九州から中・四国地方の広い範囲で強い揺れがありました。気象庁は14日の震度7の地震が前震で、16日のM7.3の地震が本震との見解を示しています。 この後も、震度3〜5の地震が多数発生しています。 地震が絶え間なく続く中、不安な思いを抱いている方々の気持ちを考える、大変つらい思いです。 昨日のニュースで、このような直下型の地震は日本のどこで起きてもおかしくないと専門家が言っていました。自然の力には、抗うことはできませんが、できる限りの備えが必要だと改めて思いました。 4/15 熊本で地震夜が明けて、被害の状況が徐々に明らかになってきました。倒壊した家屋も多数あり、道路には亀裂が走り、九州新幹線も脱線したそうです。また、停電や断水をしている地区もあるそうです。 午前6時現在で、同県益城町内を中心に9人の死亡と多数の負傷者がいるとのことです。死因は倒壊家屋の下敷きになった窒息死だったケースが多いそうです。 突然の大きな地震と繰り返す余震で、不安な一夜を過ごしたことでしょう。被害に遭われた地区の一日も早い復興を祈念しています。 また、愛知県も、大きな地震がいつ起きても不思議ではない状況です。地震への備えを今一度確認しておきましょう。 4/14 明日は離任式
春は出会いと別れの季節。
7日の日には、「出会い」の赴任式を行いました。 明日は、「別れ」の離任式です。 3月31日で、八幡小学校を去られた先生たちは、知っていますね。今日の学校だよりでもお知らせしました。八幡小学校を去られた先生方は、学校のために大活躍された方々です。精一杯の気持ちを込めて、お出迎えをして、そして、お送りしましょう。 八幡っ子のことをいつまでも忘れないように。 (下の写真は、昨年度の離任式です。) 4/13 思いやり(引用) 「駅をお下りになって一本道を突き当たりまでいらっしゃると、白い大きな家が見えますから、そこを右に曲がって頂くと、うちは右側の2軒目です。」 とくに問題のない説明にも感じます。 けれども、家を建てたくても建てられない人、かつて大きな白い家に住んでいたがそれを売るような運命にあってしまった人、小さなアパートで姑と顔をつきあわせて、いつもいらいらしている人には、やり切れない一言でしょう。 (引用終わり) いかがでしょうか。 コミュニケーションは、相手の話を聞くことが第一歩です。けれども、その人の表情や思い、さらに、背景まで考えなければコミュニケーションを深めることはできないのではないでしょうか。 一方的なコミュニケーションではなく、双方向でのコミュニケーション、相手の背景まで思いやったコミュニケーションに心がけて頂けたらと思います。 このような話をしました。 けれども、先ほど引用した話には続きがあります。 (引用) 「○○さんとこ、よかったわね。ご主人は部長におなりになるし、下の男のお子さん、今度、ABC幼稚園にお入りになれたんですって」 人の不幸を喜ぶより、幸福を祝福し合う方が、どれだけ気持ちのいいことかしれない。しかし、夫が部長になれず、子どもがABC幼稚園を実は秘かに受けていて落ちた子の母がこれを聞いたら、殺してやりたいような思いになるかもしれません。事実、こういうことで起きる殺人が、多くはないにしても、時々世間にはあるものである。 実に私たちは、人を傷つけないで生きることなどできない。(中略)私たちは、何をしても人を傷つけるということを承認し、それゆえに、なまなかなことでは自分も、子どもたちも、家族も傷つかないような強靱な精神を持つことの方が先決問題である。 (引用終わり) 人の生まれ、育ちの背景はなかなか分からないものです。いろいろ気をつけていても、どこかで、その人が傷つくようなことを言っているのかもしれません。そういうことでいちいち傷つかない心のありようが大切かもしれませんね。 4/12 継続すること有名な2人のアスリートの言葉を紹介します。 「小さいことを重ねることが、とんでもないところに行くただ一つの道だ。」(イチロー選手) 「途中でへばってしまう。でも一段ずつ確実に上がっていけば、時間はかかっても頂上まで上がることができる。」(高橋尚子さん) 有名な選手の言葉は、心に響くのではないでしょうか。 4/11 使い捨てからリサイクルへロケットも、使い捨てから再利用の時代に突入しようとしています。実は、この技術は、日本でも開発を進めています。日本は、打ち上げたところに戻ってくることを構想しているそうです。 こんな技術が開発されるなんて、すごいですね。 スペースXは今月末にもファルコン9ロケットを打ち上げるそうです。今度はそのロケットには、通信衛星も含まれているそうです。次の打ち上げはどんな形になるのか…いまから楽しみですね。 (画像は、スペースX社のものではありません。) 4/11 朝会今日は運動場で行いました。 表彰もありましたね。よく活躍していますね。 教頭先生から、次の話がありました。 題は「お願いです。」 「みなさんにとって、八幡小学校はどんなところですか?」 「たのしいところ」「おもしろいところ」などなど、みんなの心の声がたくさん聞こえてきました。教頭先生の今日の答えは、「とってもわくわくするところ」です。 教頭先生が、1年間、ずっとわくわくしていられるように、二つのお願いをします。 一つ目は、「毎日楽しみをもって学校に来てください。」 楽しみといってもいろいろありますね。遊ぶことばかりではないですね。「授業」や「友達関係」で、できないことができるようになる、わからないことがわかるようになる、大変なことを乗り越える、など、いろいろな楽しみがありますね。 二つ目は、本当に困ったことがあったら、早めに担任の先生に教えてください。また、周りで誰かが本当に困っているときも、担任の先生に教えてください。 みんなで、素晴らしい八幡小学校をつくりましょう。 4/10 明日は学校授業への取り組みも最初が肝心です。 まずは、忘れものをしないこと。 忘れものがないか、今日の内にきちんと整える習慣をつくりましょう。 忘れものをすると、授業への取り組みが悪くなってしまいますね。 授業に真剣に取り組むためにも、忘れものをしないことが大切です。明日の持ち物を、もう一度、確認しましょう。 授業に真剣に取り組まないと、学習内容がだんだん分からなくなってきてしまいます。そうなると、中学校に行って苦労してしまいます。明日から、授業にしっかりとした態度で臨み、学習内容を確実に定着させるようにしていきましょう。 朝のホームページでも紹介しましたが、今は、春の交通安全運動中です。明日の登校の時も、交通安全に気をつけて登校しましょう。 4/9 二十一世紀に生きる君たちへ君たちは、いつの時代でもそうであったように、自己を確立せねばならない。 ー自分にきびしく、相手にはやさしく。 という自己を。 そして、すなおでかしこい自己を。 二十一世紀においては、特にそのことが重要である。 二十一世紀にあっては、科学と技術がもっと発達するだろう。科学・技術が、こう水のように人間をのみこんでしまってはならない。川の水を正しく流すように、君たちのしっかりした自己が、科学と技術を支配し、よい方向に持っていってほしいのである。 右において、私は「自己」ということをしきりに言った。自己といっても、自己中心におちいってはならない。 人間は、助け合って生きているのである。 私は、人という文字を見るとき、しばしば感動する。ななめの画がたがいに支え合って、構成されているのである。 そのことでも分かるように、人間は、社会をつくって生きている。社会とは、支え合う仕組みということである。 (中略) このため、助け合う、ということが、人間にとって、大きな道徳になっている。 助け合うという気持ちや行動のもとのもとは、いたわりという感情である。 他人の痛みを感じることと言ってもいい。 やさしさと言いかえてもいい。 「いたわり」 「他人の痛みを感じること」 「やさしさ」 みな似たような言葉である。 この三つの言葉は、もともと一つの根から出ているのである。 根といっても、本能ではない。だから、私たちは訓練をしてそれを身につけねばならないのである。 その訓練とは、簡単なことである。例えば、友達がころぶ。ああ痛かったろうな、と感じる気持ちを、そのつど自分の中でつくりあげていきさえすればよい。 この根っこの感情が、自己の中でしっかり根付いていけば、他民族へのいたわりという気持ちもわき出てくる。 君たちさえ、そういう自己をつくっていけば、二十一世紀は人類が仲よしでくらせる時代になるのにちがいない。 (引用終わり) いかがでしょうか。 現在でも十分に感じることの多い話だと思います。ぜひ、全文をお読みください。 (司馬遼太郎著 「十六の話」に収録されています。) |
知多市立八幡小学校
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