最新更新日:2024/06/29
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ようこそ、愛知県知多市立八幡小学校へ  

3/12 令和元年度卒業証書授与式について

 6年生の保護者の皆様

 新型コロナウイルス感染症の流行による臨時休校が始まって、10日が過ぎました。19日の卒業式を目前にして、学校から具体的な内容を示されず、不安な思いだけが募る毎日だったと思います。国や県からの要請等への対応に追われ、いちばん大切な八幡小児童や保護者の皆様の心に寄り添うことができない自分を情けなく感じています。
 これまでの間、PTA総務部の皆さんや6年生保護者有志の方々のご尽力により、卒業式に向けての保護者としての思いをたくさん知ることができました。本当にありがとうございました。お一人お一人のメッセージから、手塩にかけて育ててきた我が子のたった1度しかない小学校卒業式への熱い思いを知ることができました。同時に、当たり前の卒業式を実施できないもどかしさを強く感じています。
 新型コロナウイルス感染は、日本だけでなく、今や全世界に広がり、終息を見通せない状況となっています。知多半島内の公共施設も次々に閉鎖となり、他人事ではなく、我が事として考えざるを得なくなっています。
 私自身、この10日間、考え抜いてきたこと、それは、緊急事態の中で臨時休校という選択がされた意味の重さ、その中にあって開催する卒業式という特別な行事の重みについてです。私たち大人は、何をいちばん大切にすべきかを考えなければなりません。そして、八幡小を卒業する145人が自信をもって巣立っていくことのできる卒業式のあり方を検討してきました。すべての可能性を排除することなく、時間をかけて考え得る課題を一つずつつぶしてきました。
 私がぶれない軸として置いたのは、「八幡っ子の安全を守る」「集団感染のリスクを最小限にする」という二つです。
 本日、令和元年度卒業証書授与式の実施方法について記した文書を、6年生の各家庭に郵送します。
 お手元に文書が届きましたら、お子さんと一緒に目を通してください。
 心に残る卒業式を一緒につくっていきましょう。
 

3/11 八幡っ子のみなさんへ(校長先生のお話)

 八幡っ子のみなさん、元気ですか。風邪をひいたりしていませんか。
 さて、本当はみなさんに直接伝えたかったのですが、今はできないので、ホームページを通してお話します。

 皆さんは、東日本大震災という大地震を知っていますか。
 今日は、東日本大震災からちょうど9年経った日です。
 東日本大震災とは、平成23年3月11日、午後2時46分に東北地方で起こった大地震のことを言います。地震の強さは、マグニチュード9.0で、これまでに日本で起こった地震の中でいちばん規模の大きいものでした。
 この地震では、大津波も発生し、その影響で福島第一原子力発電所で事故が起こり、今も放射能の影響で自分の家に戻れない人がたくさんいます。
 東日本大震災で命を失った人、行方がまだわからない人、合わせて約18,000人です。なんだかピンとこないほどたくさんの尊い命が失われたのですね。
 校長先生は、宮城県陸前高田というところにボランティアでお手伝いに行ったことがあります。その当時、50年生きてきて初めて地震・津波の怖さを知りました。今まで当たり前にあったものすべてが壊れたり、流されてなくなっている様子を見て、涙がこぼれてきたことを覚えています。
 ガレキを片付けている途中、泥の中から何枚かの写真を見つけました。確かに、ここで人が幸せに暮らしていたんだなあと思うと、胸が張り裂けそうな思いになりました。
 皆さんが暮らしているこの知多市でも、近い将来、大地震がくると言われています。東日本大震災から9年という今日、家族と一緒に自分の命を守るにはどうしたらよいかを考え、話し合ってほしいと思います。
 これで校長先生のお話を終わります。

 保護者の皆様へ
 子どもでは読めないと思いますので、ぜひ読んで聞かせてやってください。そして、この機会に、いざというときに我が家はどのようにするのかをお子さんと一緒に考えていただければ幸いです。
 

3/6 みんな元気ですか

 新型コロナウイルス感染症の流行防止のための臨時休校から1週間が経ちました。私にとって、突然八幡っ子が学校にいない1週間は、1ヶ月ぐらいに感じました。きっと、八幡っ子にとっても保護者の方々にとっても同様だと思います。
 臨時休校の間も、新型コロナウイルス感染症の罹患者は増え続け、身近なところでも感染者が出る事態となっています。まだまだ予断を許さない日々が続きます。卒業式のあり方を決断する期限も迫ってきています。
 今日は、昼頃に自転車で校区内巡回をしました。「校長先生!こんにちは!」と、何人かの八幡っ子があいさつしてくれました。八幡っ子の笑顔を見ると、なんだか泣けてきます。この事態が終束して、早く八幡っ子の笑顔が戻ってくることを願っています。
 とにかく、外から帰ったら、丁寧に手洗いをしましょう。
 八幡っ子みんなが健康でいてくれますように。

3/4 八幡小保護者の皆様へ

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 臨時休校3日目を迎えました。お子様の体調はいかがでしょうか。本日付の新聞報道で、新型コロナウイルスの検査で陽性反応を示した人が知多管内の施設を利用していたという記事が出たことを知り、いよいよ他人事では済まない段階に入ったことを実感しました。
 さて、28日に臨時休校のお知らせをして以来、文書やメルマガ、ホームページでどうしてもその時々にお知らせすべき内容に限って発信してきました。保護者の皆様に何の事前連絡もせずに、決定した内容だけをお伝えしてきたことを心苦しく思っています。とりわけ、6年生の保護者の皆様には、卒業式がどのように行われるのか十分な情報も提供できないままになっていて、本当に申し訳なく思っています。ただ、今朝の新聞報道のように、日々刻々と事態が揺れ動いていて、現時点で具体的な内容をお伝えできないことをご理解いただければ幸いです。
 一昨日には、PTAの塩出会長が、今朝は来年度会長をお願いする松田さんが私を訪ねてきてくださいました。お二人と話をする中で、お二人の八幡小への深い愛情、熱い思いを知ることができました。私にとって、本当にありがたい、勇気をもらえた貴重な時間でした。
 卒業式を含め、今後のことについては、考え得るすべての可能性を排除せず、熟慮の上で決定していきます。私の判断基準は、「八幡っ子一人一人を幸せにする、安全を守ることができるかどうか」です。様々なお考えがあることは承知していますが、どうかご理解をお願いします。
 手洗い、咳エチケット、不要不急の外出を控えることなどを守って、八幡っ子全員が今日も健康で、安全でいてくれることを願っています。

お詫び
 本稿を朝の段階で掲載した際に、知多半島に在住の人が新型コロナウイルスに感染したと誤解を招く表現をしてしまいました。誰もが過敏になっているこの時期に軽率だったと反省しています。謹んでお詫びし、訂正します。

3/2 臨時休校の朝

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 おはようございます。
 普段であれば、八幡っ子の元気な「おはようございます!」が響く体育館に、主役の姿はありません。八幡っ子の笑顔と歓声があふれる教室にも…。
 27日に国及び県からの要請があり、今日から市内すべての学校が臨時休校となりました。28日に開かれた臨時校長会議において、臨時休校と卒業式の持ち方について知多市としての方針が示されました。学校に戻る車中で思わず涙が出ました。特に、知らせを受けた後の6年生やその保護者の皆さんの胸中を察すると、胸が締め付けられる思いがわいてきたのです。
 しかし、冷静に現状を考えると、新型コロナウイルスに感染した人は世界60カ国、8万人以上にのぼり、愛知県内でも32人が感染し、感染ルートが不明の人もいるのです。今や傍観者ではいられない緊急事態です。
 また、昨日、大村知事から「自主登校教室」の要請が出ました。知多市では、本日臨時校長会議が開かれ、知多市としての対応について何らかの方向が示されると思います。今後、学校メルマガ等の情報にご留意ください。
 今、私にできることは、目の前の八幡っ子一人一人を幸せにする(安全を守る)ために最善を尽くすことです。ぜひ、この緊急事態をご理解いただき、八幡っ子の安全を守るためにご協力をお願いします。
 
 
 
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