最新更新日:2024/06/13
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家庭自主学習Update Project

 東中はいわゆる宿題がありません。帰宅後の学習は、自分で考えておこないます。それを東中生では「家庭自主学習」と呼び、毎日、帰りの学活前の10分間、その内容を各自で計画します。

 「家庭自主学習」を充実させるために、1学年で「家庭自主学習ポスターセッション」を行いました。各教科の代表者3名が発表者となり、自分流の学習方法を発表します。学年の生徒は、自分が知りたい教科のブースを訪問。内容や方法、学習時間について質問しました(上段写真)。2年生がオブザーバーで参加。1年間多く経験している家庭自主学習の奥義を伝授しました(中段写真)。そして、なるほどポイントをメモしていきます。(下段写真)

 後半は、元高校教師で現在は松本大学や予備校で指導している方から、「学ぶとは」をテーマに講演を聴きました。「学ぶとは楽しむこと。楽しむには求めて学ばないとダメ。」これって、家庭学習にもつながりますよね。

 さて、来週から始まる冬休み。当然、宿題はありません。年末年始でしかできないことをたくさん経験してください。そして、空いた時間を使って自分で計画した「自主学習」を進めていきましょう。

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受検生の学習は問題集のみにあらず(その弐)

今回は3年生の社会科の授業紹介です。

公民的分野「経済」の学習。「起業しよう」がテーマでした。
あるグループは「古民家を利用した昭和レトロカフェ」を考案。資金調達(自己資金・金融機関からの融資・株式化)、土地や建物の取得、商品開発と原材料の調達、従業員確保(労働時間や賃金、福利厚生の規定など労働条件の規定)、企業の社会的責任などの面から検討していました。

ある日の授業では、「復活! 日本の財政」をテーマに、税制改革について議論していました。超高齢化社会へと進む日本。円高による不景気。伸び悩む賃金。不安定な国際情勢。こうした中で必要な財源を確保するためにはどうすればいいのかを、増税の可否や増税するならどの税率を上げるのかについて、データを基にした活発なやりとりが見られました。

教科書には、考えるために最低限必要な情報しか記されていません。そして、「正解」は示されていません。答えなき問いに向かって、知識を総動員して追究する授業は、やはり盛り上がりますね。


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受検生の学習は問題集のみにあらず(その壱)

 3年生は4回の総合テストを経て、そして今日、保護者懇談会が終わりました。進路選択について、より具体的な話題が交わされたことでしょう。

 そんな3年生の師走。家では、問題集に向かう時間が多くなったことでしょう。その一方で、技能教科では体を使った授業が行われています。
 美術では、「心の中の自分」をテーマした絵を基にアクリル板に鉄筆で描いて版画として作品化しています。完成したら展示されるので、ご来校の際にご覧ください。
 音楽では、「クラシックギターでカントリーロードを奏でよう」が目標です。左手の指で何本を押さえ、ピックを持った右手でどの弦を弾けばいいか。練習を積んできたおかげで、だんだんとメロディになってきました。

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善意に応えよう

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 安曇野市シニアクラブ連合会穂高支部から、会員の皆様が手作りした雑巾を寄付していただきました。清美委員長から、昼の放送で全校にこのことが伝えられました。
 毎年この時期になると来校され、真心こもった雑巾を受け取る度に、師走を実感します。市販のものよりも丈夫で、床の磨きがいがあります。年末大清掃での提供、灯油をタンクに入れる際のふき取り用に使わせていただきます。
 
 「相変わらず、床がきれいですね」 今年もほめていただきました。来年もまたこの言葉が聞けるよう、床磨きを頑張ります。

中村屋のカリー

 今週、給食のメニューの目玉は「新宿中村屋のカリー」(上段写真)。定期的に出ます。ほろ苦く、深みがあり、濃厚。いつものカレーに比べたら何となく大人な味です。新宿店で食べたら高価なカリーを、給食で頂ける。ありがたく食しました。

 
 さて、穂高と「新宿中村屋のカリー」の関係を、1年生が総合的な学習の時間「ふるさと穂高」で調べました。文献や給食センターでの取材をもとにまとめた資料をご覧ください(中・下段写真)。

 ちなみに資料に登場する相馬愛蔵さんは、穂高地域出身の実業家。東中のお隣の美術館に関係する荻原碌山とも親交が深い人物です。

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月曜日の朝

 先週は、1・2年生の2学期末テスト、3年生の第4回総合テストがありました(上段写真)。

 月曜日の朝、換気で窓を開けるために校舎を巡っていました。ある教室に行くと、「ハァ〜、今日はずっとテスト返しですよ〜」と連絡黒板(中段写真)を見ながらぼやく声。結果はどうだったのでしょうか。

 校舎巡回の途中、南北校舎の連絡廊下から西の山を眺めると、朝日を浴びて山頂の雪が真っ白に輝いていました(下段写真)。頑張れ、受検生!!

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深秋の風物詩

 今年の天候の影響か、それとも手入れを欠かさない校用技師Hさんのお陰か、例年にも増して東中の前庭の紅葉が色濃く、背景の空や山々によく映えます。(上段写真)

 同様に、先週まで碌山美術館も色とりどりで、紅葉を楽しんでいる観光客も多くいました。木々が多い分、落ち葉もたくさんです。11月に入ってから増員した3、2年生が清掃の時間に掃き集めています。(中段写真)
 その姿を見た観光客の「中学生が美術館のおそうじをするって素敵ね」という会話が聞こえてきました。お褒(ほ)めの言葉をかけていただいた3年生は、「ずっと前の先輩たちから続けているんです。」と答えると、「なおさら素敵だわ」と返されました。東中生にとっては普通のこと。それを褒めていただけるとうれしいですね。(下段写真は3年生の学級担任メッセージ)

 さて、紅葉。残念ながら、この週末の風雨でずいぶん散ってしまいました。

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日常生活の、こんなところでも使える数学

 中信地区の算数・数学の先生方が来校され、公開授業が行われました。

 この日の授業のお題は、「東中生が集めた紙パックの総数は何枚だろう」

 手間をかけずに、全体で13,356gある紙パックの枚数を知る方法を考えました。多くの班で、紙パック1枚の重さを量り、表やグラフ、式に表すことで答えを導いていきました。計量結果を情報端末に入力してグラフ化することで、紙パックの重さは枚数と比例関係にあるとみなしていきました。

 この授業で学んだ術は、他の生活場面でも使えそうですね。

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分かったことを伝える力 分かるために聞く力(1)

 1年生のしゃくなげタイム(総合的な学習の時間)のテーマは「穂高を知る」です。

 「穂高地域にゆかりのある歴史的な人物やできごと」をテーマに5月、学区内を1日かけて歩き、追究する対象との出会いを楽しみました。そして、【等々力孫一郎(拾ヶ堰開発者)】【井口喜源治(研成義塾主宰)】【相馬愛蔵(実業家 新宿中村屋創業者)】【荻原碌山(明治期の彫刻家)】【深沢勇市(大王わさび農場創業者)】の各グループに分かれて、毎週木曜日の午後、調査や取材活動を進めてきました。

 11月1日は参観日。追究活動の記録を、ご家庭のみなさんや学年の仲間、先生方に発表しました。発表方法はパネルディスカッション方式。聞く側は、発表に対してたくさんの質問や意見を出すことが求められます。だから、よく聞かなければいけません。発表側は多くの人を集めたり、たくさんの質問や意見を得たりするには、伝える方法を工夫しなければなりません。また、質問に答えるだけの情報量が必要です。

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分かったことを伝える力 分かるために聞く力(2)

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 1学年しゃくなげタイム、パネルディスカッション当日の様子です。
 
 拾ヶ堰を開発した等々力孫一郎のグループでは、梓川から取水する際に採用したサイフォン方式について、実物模型を使って説明しました。その他にも、プレゼンテーションソフトで画像や写真を示しながらの説明、絶妙なかけ合いや劇を取り入れた発表、クイズ形式の聴衆参加型発表など、随所で工夫が見られました。

 クイズに答えたり質問したり発表に大きくうなづいたりと、保護者の皆様も参加者の一人として場を支えていただきました。
 
 「小学校時代や家での姿からは想像できません。」「ハキハキとしゃべったり、それをよく聞いたり質問したりとすごいですね。」 
 
 参観された保護者の皆様の感想です。生徒にとってこの上ない評価です。

なめらかに「側方倒立回転」する

 1年生の器械体操。「なめらかに側方倒立回転できるようになりたい」というねがいが、学習の推進力となっています。

 仲間に撮影してもらった自分の試技を動画でふり返ったり、仲間の補助ありで繰り返し練習したりアドバイスし合ったり。腰の位置を高く保つためにゴム紐を使った練習をしたり、姿勢を決める感覚をつかむために壁に向かって倒立したりと、できるようになるための試行錯誤を積み重ねました。

 イメージ通りに回転できた喜びを味わうために、何度も挑戦したりアドバイスしたりする姿がたくさんある1時間でした。

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こうして世代は引き継がれていく

 来年度の生徒会正副会長を決めるための選挙期間に入りました。つい1ヶ月前は、しゃくなげ祭開催に向けて3年生が中心となって進めていた生徒会。いよいよ引き継ぎの時期へと向かっていきます。先日は、2学年内選挙のため、立候補者演説と投票が行われました。

 下段写真は、3年生のある教室の連絡黒板です。3年生は第3回総合テストが終了。今まで以上に、それぞれの進路選択と学習に向き合う時期となりました。

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「かみかみ エブリバディ」

 ご飯の甘さを感じながら食事を楽しんでいますか?

 2年理科では、「ご飯をよく噛むと甘く感じる不思議」を解明しています。ヨウ素液とベネジクト液を使って「だ液が入っている試験管」と「だ液が入っていない試験管」の対照実験をしました。

 だ液を入れたベネジクト液を加熱すればデンプンに変わり、色が変化します。その結果を見て、「ご飯のデンプンがだ液によって糖に変化した」と結論づけるのが王道なのですが、変化しないグループもありました。ここから新たなサイエンスの始まり。謎は深まりますね。

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シャケおにぎり、最高じゃん!

 お弁当のメニュー作りをしている時、班の仲間の考えを聞いた瞬間のひと言です。

 安曇野市の小中学校でおこなっている「手作り弁当の日」に向けて、家庭科の授業で、お弁当の主食・主菜・副菜を考えています。お題は「旬の食材」「『お・い・し・そ・う』の5ポイントを意識する」  情報端末で調べたり、グループ内でアドバイスし合ったりしながら、「私だけのとっておきのお弁当づくり」を進めます。

 その生徒はさらにこう続けました。「まさに秋の旬祭り!」

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地域から見守られている交通安全

「安全な登下校を心がける」
「横断歩道では止まる・見る・待つ」

 学期の始めにこのことを改めて確認するために、交通安全教室を実施。校内放送で交通ルールやマナーの確認後、安曇野警察署や穂高交番、交通安全指導員や登下校見守り隊による街頭指導がありました。

 皆様には、日頃から東中生の安全を守っていただいています。学校職員との情報交換会では、年々登下校の姿が向上しているとほめていただきました。一方で、だからこそ、より一層、気をつけて登下校して欲しいとの願いも聞かれました。

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始業式前の学校

 8月23日。東中は今日から2学期始動。2枚の写真は、始業式前の学校の様子です。
 
 上の写真は校舎脇にあるアルミ缶回収コンテナ。夏は、3週間ほどで満杯になります。生徒会では、昨年度から地域の皆様に回覧板でアルミ缶の提供をお願いしています。今、世の中で盛んに言われているSDGs(持続可能な開発目標)の17の目標に当てはめるならば、『つくる責任 つかう責任』です。
 回収し、専門業者への引き渡し後に得たお金は、学校教育活動にとどまらず、地域のためになる活動の資金として使わせていただいています。多くの皆様のご厚意に感謝です。年間を通しての回収です。引き続き、ご協力をお願い致します。


 下の写真は3年生の教室です。夏休み中に、机と椅子を新品に交換しました。教科書や資料集のサイズが大きくなり、さらに一人一台端末を使っての授業が多くなった令和の時代の学習にあったサイズに、3年計画で入れ替えていきます。
 ちなみに、調べてみると、古い机の中には、新校舎となった昭和57年度の旧穂高中学校時代から使われてきたものもあります。40年間、大切に使い、引き継いできた先輩方に感謝です。

 
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未来型授業

 長野県教育委員会学びの改革支援課主催の「GIGAスクールオンライン研修会in安曇野」にかかわって、東中3年生の英語の授業を県内各地にライブ配信しました。

 ここ数年、各教科の授業で使われているデジタル教科書や情報端末の可能性について、全県に提案する授業でした。紙だった教科書がデジタルに、ノートに書いていたメモがタブレットへの入力へ、先生が聞き取っていたパフォーマンステストが端末に録音へ、発言や話し合いに加えてオンラインでも仲間の考えを知ることができるなど、、、。授業の風景は大きく変化しています。

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地域とともにある学校

 各地区の区長の皆様にお集まりいただき、9月12日実施予定の「地域と連携した防災学習」の打合せ会が行われ、各地区の代表生徒とともに当日の計画を立てました。
 
 事前打合せはするものの、ここ2年間は新型ウイルス感染症対策で残念ながら実施することができませんでした。その間に区長さんは交代し、3年生はこのままだと1度も経験せずに卒業してしまいます。

 打合せ会では、学校の中だけでは分からない、各地区の実情、地域で求められている学校や若者の役割について、たくさんのご意見をお寄せいただきました。各地区の生徒代表者も、活動内容について中学生ならではの感性でアイディアを出していました。当日は、よい活動ができそうです。
 
 この会でも、「地域とともにある学校」「地域の子どもは地域で育てる」「地域を支えるのは若者」ということを実感しました。

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分かったことや疑問を独り占めしない

 理科の授業では、「ふあふあお菓子」に含まれている成分について、見ただけでは見分けにくい粉末状の物質の種類を知る方法を考え、実験して謎を解明していきました。結果をレポートにまとめて相手に分かりやすく説明するために、今まで学習してきた内容を駆使して伝えている様子が印象的でした。

 社会の歴史の授業では、「縄文と弥生の生活 豊かなのはどっち?」をテーマに、立場を分けて討論しました。自分の考えの根拠となる資料を示しながら主張する姿。発表に対して疑問や問題点を指摘した相手に対し、新たな資料を使って応戦するやりとりは見応えがありました。

 いずれも1年生の授業。先生が一方的に教える授業は、はるか昔の光景ですね。

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夏の暑さにも負けぬ丈夫な,,,

 記録的な梅雨明けの早さとか、観測史上最も暑い6月といった話題がニュースから流れる度に暑さの感じ方が増します。

 こうした中、校舎外に目を向けると、陽が強くなる前に緑化委員は、植え付けを待つ花の苗にたっぷりの水を与えています。スタディ・サポート学級の畑では、夏野菜が辛抱強く育ち、収穫の時期を待っています。

 東中では、熱中症対策で「スーパークールビズ・キャンペーン」で半そでとハーフパンツでの登校や生活を推奨しています。教室は、朝からエアコンと扇風機が大活躍です。

 そのような中、3年生は高原の爽やかな風を感じながら北志賀で宿泊行事中です。中学校時代の最初で最後の宿泊学習。その様子は、来週お伝えします。

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