家庭科 味覚記憶

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「おいしい!」という感覚は舌と脳のつながりです。脳が休む睡眠中に舌にアイスクリームが乗っても「おいしい」感覚はありませんね。


さて味覚は15歳(もっと早いとの説も)位までに脳に記憶され,人は15歳までにおいしいと感じた味覚記憶でその後もおいしいと感じるそうです。これは味蕾の発達とも関連します。


これに関するエピソード。昭和46年,日本初の店頭ハンバーガー販売がスタート。場所は銀座。珍しさもあり賑わいましたが,リピーターは子どもや若者が大半でした。よって「ハンバーガーは若いひとの食べ物」という評価に。


しかしそれこそが重要でした。若い世代にヒットすればその後も食べ続けられるからです。科学的実証に基づくこの販売戦略は大当たりしました。




「おいしい」感覚は子ども時代に持たせたい。もちろん「おいしい=必ず高級料理」ではありません。例えば家庭科の授業でつくる「煮干しのだし汁」を子どもは「おいしい!」と目を丸くします。新鮮な野菜も同様。味蕾も発達します。


「おいしい」は「素材のよさ」です。WASYOKUと今や呼ばれるようになった和食は素材重視。そして世界文化遺産です。


食文化,子どもの未来は子どもの味蕾から!


文学的な(?)オヤジギャグでした。【写真は農水省HP食文化紹介】



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